〔コース〕 「秋の日に松戸宿として栄えた歴史ある松戸の街を巡る」(約6.5km)」
松戸駅 平潟神社(水神宮)来迎寺 松戸探検隊ひみつ堂松戸神社松龍寺小山樋門浅間神社神明神社国指定重要文化財・名勝・戸定邸・庭園松戸駅
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(松戸はJR駅ハイや新京成ウォークで、何度も歩いていて、良く知っています)
11/14(日)は小春日和。3年ぶりとなる松戸駅ハイに急遽、出かけました。松戸駅へは新京成線を利用して9時12分着。JR改札口が隣接。駅通路が改装中。中央改札口臨時の東西通路でスタート受付。期間設定の最終日と都心から近いこともあって、ハイカーは多数。
マップを見ながら、西口からペデストリアンデッキ中央の階段を下ります。下りると地面のマンホールのデザインは、矢切の渡し。何度も来た道ですが記憶を紐解きながら、コンビニ横の直線道路をまっすぐ進むと、左側角に松戸市民会館の建物。
さらに坂川に架かる一平橋を渡って、先の路地を右に入ると、
来迎寺〔浄土宗:1609(慶長14)年、本河岸に創建された松戸宿で最も古い寺。本堂は東日本大震災後に再建されたが、箱型のようで見栄えがしません。右側に六角灯籠型六地蔵があります。傍に水神
宮の鳥居と本堂。
その左側には江戸のライフラインとして水運の関わりが深い平潟神社があります。間の道を先に進むと、車の走る道路と手動式信号。
信号を渡って、江戸川土手に上がると、サイクリングロード。市川や柴又へも
通じています。眼下の河川敷は広くて、川がゆったりと流れていて、遠方には高速道路の長い高架が見えます。ときおり、サイクリングやウォーキング、ジョギングをしている人とすれ違います。土手の景色は開放感に浸れます。
しばらく景色を眺めた後は、元の道を戻って一平橋を渡り次の信号を右折。道路が広い割には車の量が少ない。途中、松戸探検隊ひみつ堂(古民家を利用した観光案内所)がありましたが、戸が閉ざされたまま。素通りして先を急ぎました。
間もなく春雨橋の先に見慣れた広場とカーブした遊歩道に沿って、細い坂川のほとりに。風情のある
道で、市民が進んで川の浄化に協力しています。しかし、以前来た時より水が汚くなっていて、水鳥の姿も見えません。川沿いの風景を見ながら狭い道を進み、小さな鳥居の先に赤い宮前橋の欄干が見え、橋の左手に見慣れた社の、松戸神社へ。
ちょうど明日が15日で前日の日曜ということもあり、かわいい着物やびしっとした正装の家族連れの姿をみかけました。「七五三」の幟がかかっている前に受付がありました。
松戸神社〔1626(寛永3)年に創建。日本武尊(やまとたけるのみこと)がこの地で臣下と待ち合わせたことから「待つさと」=「待つ土(松戸)」の地名由来になったといわれる。境内に社殿、神楽殿のほかに、厳島神社や秋葉神社、金比羅神社などもあります。境内のカエデは少し紅葉していました。
写真撮影や参拝後、多くのウォーカーの後に続いて、坂川を上ります。途中、左手に入ったところに松龍寺〔浄土宗:1613(慶長18)年創建。境内の観音像は「子育て観音」と呼ばれている)へ。
参拝後は元の遊歩道を少し上っていくと、「小山樋
門橋」(愛称:メガネ橋、レンガ橋)の3連アーチのレンガ造水門が見えます。以前あった達筆の「メガネ橋」の看板は無くなっていました。
コースは少し上った横断歩道を右折しますが、以前行った
ポイントであったので、水門から坂川の向こう岸の道を戻ることに。春雨橋手前の川のほとりに、紫の朝顔が鮮やかに咲いていたのが印象的。
その後、10時開店と書かれてあったのを思い出し、松戸探検隊ひみつ堂へ。時間を過ぎても空いていなかったので、隣りのサンドウィッチ屋さんに聞くと、「休みは不定休で、本日はわかりません」の返事。ウォーカーが店頭で待っていたので、教えてあげました。それならば、マップにポイントとして掲載しない方が良かったと思いました。
駅に向かう途中、以前、伊勢丹があった場所は大型ショッピングセンターに変わっていました。センター前の広場はそのまま。途中、スタート間もないウォーカーと出会いました。歩行者用階段を上って松戸駅西口へ。受付で資料が足りなかったのでもらおうとすると、品切れ。本日の参加者の多さを痛感しました。
帰路も新京成線と京成線を利用して最寄りの京成大久保駅へ。
歩行距離約3.5㎞、1時間の松戸市街のんびり散策でしたが、久しぶりに、水と緑と歴史の街「松戸」を垣間見れました。