2011年11月アーカイブ

天候が心配された11月最終30日(水)、「JR 駅からウォーキング」で 千葉県佐倉の城下町を散策(11km)に行って来ました。

9時15分にJR佐倉」駅に到着。駅前の観光情報センターで受付。カード読み取り機が無く、会員番号と名前を記載してスタート。いかにも、ローカルな雰囲気で、名簿もハトちゃんが6番目。

まず、駅前のロータリーから城南橋に向かう道に、彫刻が。ここは彫刻通り(9:17)と呼ばれて、女 DSC05580.JPG DSC05577.JPG性像が多い。橋を渡ると高崎川の土手沿いに進む。竜灯橋手前で右折し、佐倉八景園を回り込む。すると、城南堤が右側に続いていて、道路に比べて3mぐらい高くなっていて、約2kmほど。左側は田園風景で、見晴らしが良い。やっと、先行のウォーカーの姿が...。佐倉城址公園の入口(9:30)になっている山道で追いつき、挨拶しました。

公園内は広くて、出丸跡、天主台跡、大きな夫婦モッコクの樹、そしてハトちゃんの前を女性ウォーカ DSC05525.JPG DSC05534.JPGーが結構速いペースで歩いて DSC05530.JPGいました。一の門~三の門跡、堀田正睦公像、そして楓の紅葉が美しい茶室三逕亭などを観て、くらしの植物苑(9:45)の前を通って大手門(追手門)前で抜きました。

しかし、駐車場脇で、ハトちゃんが道に迷っている間に、前方に。坂を下って行くときに抜いて広い道に出ました。ハトちゃんは気がつかず、先を急いだのですが、その女性が付いて来ません。おかしいので、通行中の老人に聞くと、行き過ぎて元に戻ることに。帰宅後、マップを見ると、何と朝、歩いて来た城南堤の道でした。

女性ウォーカーは、気がつき、引き返したのでしょう。ハトちゃんは、慌てて、坂をジョギングぐらいのスピードで登って行くと、細い山道(土の階段)の入口に、武家屋敷方面と案内板がありました。サムライの古径 ひよどり坂(9:57)で、竹林に囲まれた坂道は、武骨なサムライの雰囲 DSC05537.JPG気。

注意して見ていないと、80%見落とします。

階段を上がった先は、平地になっていて、以前、見たことのある風景。京成さわやかウォークで歩いた場所でした。前方に小さく女性ウォーカー。ハトちゃんもスピードを上げました。

武家屋敷(10:00)が続く道で、旧但馬家住宅旧武居家住宅旧河原家住宅など武家屋敷が道なりに点在していて、昔の面影が残っています。

DSC05539.JPG DSC05541.JPG武家屋敷群を抜けると、左折しジグザグに左折、右折すると正面に麻賀多神社〔佐倉藩の総鎮守で古くから「まかたさま」と親しまれている〕 DSC05544.JPG(10:06)。手前には、佐倉養生所跡の石碑が。

そこから、佐倉市街の通りに。佐倉市立美術館〔佐倉・房総ゆかりの作家作品を中心に収蔵・展示〕に入館するも、特別展示の入替日で、建物の外装工事中。100m先の佐倉一里塚(町並み情報館)は、明治時代の商家造りで呉服店「駿河屋」を利用し、まちづくりの情報発信・交流場所〕(10:16)。声をかけると、男性が現れ「今日の一番です」と。てっきり、前を歩いていた女性が先に来ていたと思っていましたが、キョトン状態。寄らないで、先に行ってしまったようです。ハトちゃんは、オリジナルカードをもらいラッキー。

通りに面して、手づくり工房さくらは、旧商家を利用し、お休み処、地元工芸作家の作品展示・販売。体験教室も有。 次に訪れたのが、「歴史生活資料館」〔商家や民家の懐かしい小道具や家具、城下町佐倉の歴史や生活、佐倉城に関する写真、資料など展示〕(10:20)。 DSC05554.JPG中に入り、ひととおり見学。トイレを借り、ストーブの前で、お茶を一杯いただき、ボランティアの人と話しました。

休憩して元気を取り戻したハトちゃんは、蘭学通り(約2km)をひた進み、本町交差点右前にある、佐倉順天堂記念館〔1843年、佐藤泰然が開設した蘭医学塾 DSC05556.JPG DSC05559.JPG跡地で、順天堂大学の礎となった場所〕(10:40)。住まいが公開されていて、庭には石の礎や佐藤氏の銅像が立っていました。

交差点を渡らずに右折すると、本町街区公園内に、何やら大きな石碑。佐藤泰然・瞬海の功績を記念した石碑ですが、少し離れているのと、形状がまったく違っているのが目を惹きました。

その後、直進し、住宅地の間を右折して入ると人通りが無くなります。ゆうゆうの里老人ホーム)施設(10:55)の前を過ぎると、今日は天気が良いので、車イスを押す職員と老人たちがお散歩。

旧堀田邸〔佐倉藩、最後の藩主 堀田正倫(まさとも)が移り住んだ邸宅で、現在、主屋や門番所、土蔵などの建物と庭園が残されている。主屋は木造平屋建て一部二階(非公開中)建てで、現存する明治期の旧大名の邸宅として貴重。建物は国の重要文化財。正倫は農業と教育の発展に寄与。 DSC05564.JPG DSC05571.JPG DSC05573.JPG佐倉中(現 佐倉高校)に多額の寄付に...〕(11:02)は、玄関棟より入り、居間棟、座敷棟など、部屋の造りに工夫があり、七宝焼きの引き手は珍しい。和風造りで質素な雰囲気の中に、  重厚な造りも見られます。

さくら庭園は、隣のさくら厚生園の脇から入れるようになっていて、深秋の紅葉に映えた邸宅が陽光に浮かび上がっていました。

受付の方に、習志野市実花公民館のウォーキングメンバーが、確かに17日(木)に来館したそうです。当日も晴天でウォーク日和だったそうです。ハトちゃんは義父の告別式で来れなかったので、本日、一人で「JR 駅ハイ」でここに来たと話しました。

帰りは、さくら苑デイサービスセンターの横を通って、急坂を下って、遠くからでも目立つ「印旛合同庁舎」(11:40)角を右折して鏑木交差点も直進。1kmほど直進し、JR「佐倉DSC05575.JPG駅入口の交差点を左折すると、朝歩いた彫刻通りに。今度は、通りの反対側の彫刻を観ながら、12時にゴール

名簿は、結局、ハトちゃんが最終ウォーカーで、参加は本日6名のみ。到着は、やはり2番目でした。

帰りは、バスに乗り、「京成佐倉」駅へ。途中、新町の「佐倉市立美術館」を通ったので「結構、歩いたんだなぁー」と感じました。

ちょうど、駅に着いてホームに降りると、特急が。とび乗って、二つ目の「八千代台」で途中下車。昨日に続き、駅近くの「やまとの湯」に100円で入湯。

ゆったり温泉気分に浸り、筋肉をほぐして、風呂上りのビール1杯の味は格別。汗をかいた下着を取り替え、外に出たのは良いのですが、浸かり過ぎで、歩いて自宅まで戻るのはつらくなり、普通電車で最寄り駅の「京成大久保」駅まで乗車。

そこから10分ほど歩いて、わが家に午後1時に到着。昼食後、晴れていたので、洗濯して服を干し、今月のノルマの15本目のブログに取りかかりました。

深秋の城下町佐倉を歩いて、数々の歴史に出会えました。明日は、実花公民館主催の「リフレッシュウォーク」でバスを利用して、養老渓谷に近い、梅が瀬渓谷・大福山コースです。集合が8時と早いのが気がかりです。

前回、不参加だった「京成佐倉」駅からのコースとは違いましたが、ハトちゃんも一人で「城下町 佐倉」を楽しみ、明日、話にも合わせられるので、行って良かったです。

11月29日(火)、本日は朝から昨年に続き、2回目となる脳ドックの健診。早朝から、何も食べずに、検査病院まで電車、徒歩で約40分かかて到着。

ドック専門の病院とはいえ、各検査は、一般外来と一緒。ただし、ドックの方が優先にはなっています。問診表を受付に提出後、身体測定血液尿検査を終えて、最初に、脳のMRI 。昨年、受けたとはいえ、もう忘れてしまっていたのですが、耳栓をして、頭から上半身すっぽりと機器の中へ。検査が始まると、確かに「ゴンゴン、カキーン」といろいろな音が聞こえてきます。ハトちゃんは耳鳴りが続いているので、何か変な感じでした。15分と言うことでしたが、閉鎖されて目をつむっていると不安になり、思っていた以上に時間が長く感じました。

その後は、首のマーカー検査眼底検査(これは、終わった後に、光の残像がしばらく残るので、あまり好きではありません)までは順調に待たなくても良かったのですが、生理検査室では、15分以上待つことになってしまいました。ドック用の上着を着ているのはハトちゃん一人で、何か場違いな感じが。ここは、ドック専門の部屋が無いので、係員がいくつかの検査室に案内するシステム。場所も2階から1階と移動距離もあり、すぐには案内係が来れません。心電図・動脈硬化検査は短時間なのに、順番待ちで、すべて終わって戻ると、11時15分。

検査結果の郵送到着日とドック費用の請求書をもらい、ほっとして、ホットコーヒーを1杯いただきました。会計で費用を払い、電車に乗って、帰宅が12時過ぎ。

あわてて、朝食+昼食をすませて、チャリンコで、ウォーキングサークル会長のお宅に田舎で穫れた野菜を届けて、京成線で駅が二つ先の八千代台の「やまとの湯」へ。本日は、チラシの割引チケットで通常650円入湯料がたったの100円。4日続けてのウォークの疲れをゆっくり湯に浸かり、癒すことができました。2カ月ぶりに天然温泉に入湯しました。

帰りは、筋トレで東部体育館に寄る予定でしたが、時間の関係で、リフレッシュウォーク(前回、義父の告別式で不参加。明後日のバス+ウォークの資料と集合場所の確認に行きました)主催の実花公民館へ。あいにく、担当者が休みでしたが、資料と集合場所はわかりました。

その後、東部保健センター横の近隣公園から幕張方面にチャリンコをとばし、26日(土)「健生友の会さわやかファミリーウォーク」の開催前に、一緒に行った娘が受診した健康診断書を受け取りに行きました。二十歳になった娘の就活ですぐ必要ということなので、「親ばか」ですが少しのサービスを。

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そして今、毎月のブログ数15をクリアすべく奮闘してブログを書いている最中です。

何とか、最低の今月目標10回のウォーキングは達成できました。

先週の金曜から4日続けてのウォーク。11月28日(月)、「JR 駅からハイキング」で 四谷歴史探訪と外苑いちょう並木散策(9km)に行きました。東京メトロで「四ツ谷」駅へ。この近辺も、学生時代からよく歩いていた場所で、スタートは、JRみどりの窓口内(9:55)から。

まず、駅の麹町口から上智大学方面へ。左前方に、聖イグナチオ教会〔イエズス会創立のイグナチオの名をとった教会〕(9:57)で、入堂するときれいなステンドグラスなど DSC05480.JPG目を瞠ります。その先は、クリスチャン系の上智大学が。紀之国坂に向かっ DSC05482.JPGて歩くと、高層ビルが。森村誠一『人間の証明』の角川映画で紹介された「麦藁帽子」に似ている、「ホテルニューオータニ」。

紀之国坂前の信号を横断し、迎賓館の壁に沿って歩く。上智大グラウンドを眼下に見て回る形で若葉東公園(10:09)を通って、四谷見附〔四ツ谷駅前〕に戻ります。

そこから、人通りが多く、広い道の新宿通りを、途中のたいやき「わかば」には寄らず、400mほど直進。左折すると、道が狭まり、寺社町に。坂の途中、工事中のガードマンに教えてもらい。「東福院」豆腐地蔵〔左手首から先が無い地蔵。豆腐屋が買いに来た僧の手を切り落とした先に地蔵が立っていたことから、改心したといわれている〕(10:25)へ。道の反対側に、愛染院(10:27)。

裏手の観音坂を上って、回り込むと服部半蔵の墓〔半蔵(1542~96)は、本名を正成といい、徳川家康の三河以来の 旧臣で、家康十六将の一人に数えられる武将。 DSC05491.JPG「鬼の半蔵」として知られている〕(10:34)がある、西念寺。 半蔵の墓を参拝。

戒行寺坂を下ると、右手に戒行寺〔池波正太郎の『鬼平犯科帳』の主人公、長谷川平蔵の供養塔がある〕(10:43)。真っ直ぐ進み裏手の近道から須賀神社 DSC05496.JPG(10:48)の横に出て境内へ。神社の本殿には、「万葉集」や「古今集」などの歌人を画いた「三十六歌仙絵」が飾られていました。

戒行寺坂近辺には、小さなお寺や神社が次々と...。先行のウォーカーに続いて、於岩稲荷田宮神社〔田宮又左衛門の娘、お岩の DSC05498.JPG稲荷信仰のお蔭で貧窮を脱したので、その屋敷社を「お岩稲荷」ととして民が信仰。後の歌舞伎『東海道四谷怪談』の「お岩」のモチーフとなる〕(10:54)に参拝。

外苑東通りに出て右折すると、新宿通りの四谷3丁目交差点。左折して新宿通りを直進。途中、ショッピングセンター丸正総本店入口で、第2ポイントチェック。警官の立っている先に、門扉に笹の葉がある「長善寺(笹寺)」〔将軍秀忠が鷹狩りの途中に立ち寄ったとき、笹を見て(笹寺)と名づける〕(11:05)へ。

四谷四丁目で外苑西通りを「千駄ヶ谷」駅方面に進む。大京町北の横断歩道を右側に入ると、正面に多武峯内藤神社〔江戸時代、内藤清成が家祖 藤原鎌足を祀り創建〕(11:18)。その先から再 DSC05502.JPG度、外苑東通りに戻ると、右手に大きな森が見えて来ます。ここは、新宿御苑。残念ながら、御苑南口は閉鎖中です。

総武・中央線のガード下をくぐり、続いて首都高速道路もくぐります。「千駄ヶ谷」駅前(11:26)に出る所に、公衆トイレがあり、トイレ休憩。

駅左手には、室内スポーツ施設で有名な東京体育館。体育館を過ぎて、細い道を進むと正面に鳩森八幡神社(千駄ヶ谷の富士塚)〔慈覚大師が八幡神社として創建。境内に富士信仰に基づき富士山を再現した塚がある〕 DSC05506.JPG DSC05505.JPG(11:33)の裏手から入り、本堂に参拝。

そして、鳥居をくぐって、正面を出て、坂を下って行くと、外苑西通りの観音橋を渡って、右手に砂地で駄々広い明治公園(11:39)。その向こうに日本青年館の建物が見えます。左に、東京オリンピック(1964年)の開・閉会式が行われた国立競技場神宮外苑に入り第2野球場、神宮球場を通って、神宮外苑のいちょう並木(11:46)を観賞。多くの観光客が、黄色く色づいた「いちょう並木」の下で、撮影をする人や食事・観光を楽しむ人々で DSC05516.JPG溢れていました。オシャレなカフェのテラスで食事をする人を横目に見ながら、突 DSC05514.JPGき当たりの青山通りまでゆっくり黄色一色の並木道を歩きました。絵画館から見て、左側のいちょうの木々は色づきがまだ少し青いので、右側をUターンしました。

 

前回の11月15日までの「駅ハイ」コースは、義父が亡くなったために参加できなかったのですが、ちょうど本日は、色づきが最高。青山通りから樹高順に並んだ、左右対称の並木は、遠近法の手法により、より雄大に観えました。スケールの大きさを実感できました。

噴水池周辺では、第15回いちょう祭りが開催されていて、各県の物産品、模擬店が立ち並び、賑わっていました。壮厳な外観の聖徳記念絵画館〔明治維新をはじめ歴史的光景を画いた日本画と洋画が折半で80枚の壁画が飾られていて、国の重要文化財〕(12:16)を、 DSC05520.JPG正面から眺めただけ(以前、サークルで来たとき、館内はゆっくり見学したので、今回はパス)で、ゴールへ向かいました。

にこにこパークの遊具を、柵越しに見て、「信濃町」駅へ。駅前、新宿通りのコンビニ「ミニストップ」ゴールチェック。

その後、電車賃を浮かせるため、新宿通りを10分ほど歩いて、「四谷3丁目」から東京メトロ丸ノ内線に乗って満足して帰宅の途に着きました。 ちょうど見頃のいちょう並木が、印象的でした。 

深秋とはいえ、風が無く、小春日和の11月最終日曜27日、「JR 駅からハイキング」で駒込近郊の2大公園と根津神社など、深まり行く秋の散策に。

 

JR山手線「駒込」駅近くの染井吉野桜記念公園からスタート(8:45)。今回は、距離が長く11.2 DSC05477.JPG DSC05428.JPGkmのウォーク。本郷通りに入ると、300mほどで、まず六義園〔柳沢吉保が下屋敷に設計し、明治期に三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎氏の所有となり、その後、東京市に寄付されて一般公開。回遊式築山泉水庭園、国の特別名勝〕染井門へ(8:52)。通常、9時の開門ですが、駅ハイのために園内に入れました。前回は、夏に来て、涼んだことを思い出しましたが、今回は木々の紅葉が見事で、手入れされた築山と泉水を十分に観賞できました。

 

次は、延々と本郷通りを後楽園方面に向かって、南下。途中、本駒込に行く途中で、富士神社吉祥寺赤目不動などを通りました。文京学院を通り過ぎると、赤レンガの塀がしばらく続きます。

東大正門前、さらに塀伝いに歩くと、人々が記念写真を撮っているポイントに。そうです。有名な東京大学赤門〔かつて加賀藩の江戸屋敷。藩主 前田斉泰が1827年に将軍家から嫁 DSC05435.JPGを迎えたことで、朱塗りの門を建てた。現在は、日本の高等教育の最高峰、東大本郷キャンパスのシンボル〕前に(9:39)。

「東大には入学できない」人も記念撮影で満足顔。入構して行く学生さんがうらやましい。

 

少々、下って行くと本郷3丁目の交差点。コンビニを左折して春日通りを進みます。間もなく、本郷消防署に続いて、本富士警察署。警察署を過ぎてすぐ左折。前方に東大の竜岡門、大学の壁に沿って行くと黒い鉄門が。無縁坂を下ると、不忍通りに出て、上野の不忍池(9:54)。ハスの枯れた茎が並ぶ池と反対側は、ボート乗り場。池の真ん中まで遊歩道が DSC05447.JPG延び、そこからの眺めはすばらしい。

上野公園から、話題の東京スカイツリーが良く見えました。

不忍通りに戻り、そのまま北上し、根津神社へ入る DSC05452.JPG道に、黄色い服の案内係の女性の誘導で、神社へ(10:12)。紅葉した桜や楓が見頃で本殿に参拝。ツツジの咲く季節に来ると、また感激しますヨ。ハトちゃんは、昨春、訪れました。

境内を抜けると、裏手に乙女稲荷神社駒込稲荷神社もあります。日本医大病院の脇の道路を入ると、道幅が狭くなります。くらしのみちと呼ばれる道を進み、動坂上で横断。「田端」駅方向に向かいます。ハトちゃんには、何やら来たことのある道です。

 

ゆうほ(友歩・遊歩)21」〔ウォーキング・サークル〕で、以前、田端文士村近辺を歩いた所で、造成工事中だった住宅地は、きれいに整備されていて、左折したすぐ前に、東覚寺(赤紙不動)(10:42)が。赤紙にくるまれた二つの仁王像が目の前にあるので目立ちます。仁王通りへの DSC05456.JPG道が間違い易い。

赤紙仁王通りを、「駒込」駅方面に進むと、JR山手線第二中里踏切〔路線橋を通り、さらに踏切が続く珍しい踏切〕。ここにも案内係が立っていましたが、ハトちゃんが通り過ぎた直後、遮断機が鳴り始めてラッキーでした。

そのまま直進、本郷通りに出て右折。ことぶき地蔵尊の先に、旧古川庭園の高い塀が見えて来ました。西ヶ原交差点を左折すると、すぐ旧古川庭園 DSC05463.JPG〔イギリス人コンドル博士の設計で、英国王朝風の洋館と洋風庭園、日本庭園が調和。国の名勝〕の出入口に(11:03)。前回、上中里に来た時、入園しましたが秋は初めて。紅葉した木々と、色とりどりの大輪のバラの周りには、観光客がいっぱい。きれいに刈り込まれたサツキとともに、異国情緒を感じます。写真を撮りながら、しばし休憩。

 

上中里」駅付近は 駅ハイで歩いて覚えていたので、平塚神社滝野川公園は省略。今年3月の大震災以来、特に関心があった「東京都北区防災センター(地震の科学館)」に立ち寄って館内を見学。タイミングよく10分待ちで、地震強度の DSC05470.JPG体験をしました。約5分ほど、映像と説明を受け、震度45強(今回の東京でのレベル)、最後に日本でもこれまでに3回(東北、阪神・淡路、新潟中越地震で記録)しかない震度7を体験。周りに何も無い実験装置でも、自力では立ち上がれないほどの激震で、貴重な体験ができました。

同体験した人たちも、口々に、もし大きな地震が来た時の備えの必要性を話していました。

冷や汗をかいた後、通りを横断するとシャレた庭園と建物のシャルレ西ヶ原前を通って、工事中の柵を過ぎると、染井銀座商店街(11:43)、そして左折し細い道に。霜降商店街(11:46)は食料品 DSC05475.JPG店を中心に店舗が密集していて、活気がみなぎっていま DSC05476.JPGす。商店街の中ほどに、うれしいことに、この日のために、お茶の無料サービスと休憩所が。ハトちゃんも、ちょうど咽喉が渇いていたのでお茶を一杯、ご馳走になりました。

商店街の出口が霜降橋で、また本郷通りに出て、そのまま道なりに進んでゴールの公園にちょうど12時に到着。

深秋の紅葉や魅力的な2大庭園と活気ある商店街をめぐり、おまけに地震体験と、有意義な時間を過ごしました。

やっと体調が戻った11月25日(金)、「JR 駅からハイキング」で 紅葉と歴史の「千代田区」散策(8km)に行きました。東京メトロで飯田橋駅からJR飯田橋駅へ。この近辺は、学生時代からよく歩いていた場所で、勤務も同大学だったため、定年退職後約2年半ぶりのウォークとなりました。

スタートは、20年前からあった「あおもり北彩館」〔青森県物産振興協会が運営;物産・観光などのアンテナショップ〕(10:30)。会員証をチェック後、まず、東京大神宮〔東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治13年創建。昭和に入り、現在地に。戦後、「東京大神宮」 DSC05356.JPGに改名〕(10:36)へ。本殿の造りが、確かに伊勢神宮に似ています。

その脇を左折し、階段を降りて進むと、目白通りに出ます。広い道路で車の往来が多いが、歩道は「日本赤十字社跡」などの説明文が刻まれた石柱などが点在。飯田橋散策路(10:40)ともいわれています。グランドパレスホテルの高層ビルを過ぎると、急坂の冬青木坂を上り、和洋九段女子高校前で道なりにカーブし、中坂を下って、元の目白通りに。飯田橋・市ヶ谷界隈も坂が多い。

真っ直ぐ進んで、靖国通りを横断後、東京メトロ「九段下」駅前の「昭和館」(10:50)へ。ここが第1チェックポイント。名前のとおり、昭和の国民生活の歴史的資料、情報・映像、生 DSC05366.JPG活用品、また戦争を挟んでの暮らしが展示されています。ハトちゃんは懐かしさが込み上げて来ました。「写真にみる50年前の日本―よみがえる昭和の情景」の写真展も公開されていました。

一度、目白通りの交差点に戻り、九段会館〔現在、閉館中〕(10:50)、千代田会館の前を通って、お濠にかかる橋を渡って、清水門(11:04)から北の丸公園へと。幅広の大きな石段を登って進むと、木立の中に、吉田茂の DSC05379.JPG DSC05380.JPG立像があり、その前を横切り、間もなく左手に「科学技術館」〔最新の科学・技術について、実体験できて学べる施設〕(11:09)。

前に入館したことがあるので、今回はその先にある「東京国立近代美術館工芸館」〔建物は明治洋風レンガ造りで、旧 近衛師団司令部庁舎で国の重要文化財〕(11:13)に立ち寄り、ちょうど開催中の「所蔵作品展 人間国宝 DSC05383.JPGと近代工芸の名品」工芸芸術の最高水準のわざを堪能できました。

工芸館を出て、北の丸公園内を散策。紅葉の木々も観られて、日本武道 DSC05386.JPG DSC05388.JPGを懐かしく見ました。というのも、ここで、入学式・学位授与式が挙行され、何十回も足を運んでいたからです。

田安門(11:32)をくぐると、毎年の桜吹雪を思い出しました。靖国通りに出て、千鳥が淵に沿っての桜並木の散策路(11:36)を通って、途中に裸婦像在り、鍋割坂から九段坂上まで戻って、靖国通りに。

DSC05390.JPG DSC05393.JPG市ヶ谷方向に直進し、一口坂手前の横断歩道を渡ると、角に甥の勤めているビル。義兄が、先週、妻の車に忘れた携帯電話を届けて、また、指定コースに戻りました。ここら辺は、ランチで利用した知っている店がいっぱい。仕事でよく来ていた千代田区年金事務所。その先の東郷公園〔東郷平八郎連合艦隊司令長官(日露戦争でロシアのバルチック艦隊を破った)の記念 DSC05400.JPG公園として開園。園内には東郷邸にあったライオン像や力石が残され、子どもたちのための遊具も設置されている〕で昼食(12:00)。昔もあったのですが、食物をもらいに、スズメが寄って来て、取り合いをしていました。

JR市ヶ谷駅前(12:24)に出て、第2のチェックポイント「アルカディア市ヶ谷(私学会館)」へ。ここも仕事の会議等でよく利用し、またハトちゃんも23年前に結婚式を挙げたところです。

私学会館(この名前の方が、ハトちゃんには馴染んでいます)を出て、靖国通りを九段方面に。途中、一口坂を過ぎ、ハトちゃんが最終勤務の建物を通り過ぎようとしたとき、誰かに出くわすかもと思っていた瞬間、同期入社のH部長に会いました。相手は仕事中なので、少々話して、別れました。

観光バスが止まっている、靖國神社(12:41)に参拝し、砂利道を進んで、大村益次郎銅像を通っ DSC05404.JPGて、都市住宅公団ビル前の戦没者の石碑を過ぎて、早稲田通りへ。九段高校、富士見みらい館、日本歯科大を通ってゴールの「あおもり北彩館」(12:55)に到着。本日は、休養明けということと、想 DSC05409.JPGい出の道を歩いて、風景を楽しんだので、時速4kmとゆっくりしたウォークでした。

最後にエピソードを一つ。

北彩館前に郵便局の職員が年賀ハガキの販売をしていたので、「そうか、来春の年賀は義父の死去で喪中ハガキを購入する」ことを思い出し、見ると、郵便局の庁舎が目の前に。受付の窓口に並び、購入して、「ここは飯田橋局の仮庁舎?」「自分は、仕事帰りに利用していて、大学に勤めていた」と話すと、「私は、法学部卒で、F先生のゼミ」とのこと。その先生は、ハトちゃんが入職するときの面接試験の先生で、勤務してからも親交のあった先生(故人)。何とも偶然でした。

ハトちゃんと同世代と思われた女性職員に「これからも頑張ってください」と声をかけ、さわやかなイメージで今回のウォーキングを終えました。

11月26日(土)、暖かい陽射しに恵まれ、深まる秋を楽しむには、持って来いのウォーキング日和。私は、今回が3回目のさわやかファミリーウォーク(主催:健康友の会)となりました。千葉健生病院に、集合したのは小学生1名を含む19名。出発前に、ストレッチ、コース紹介後、スタート。途中、2名が合流しました

 

健生病院駐車場(友の会事務所前)を10時7分にスタートして、ゆっくりしたペースで、各自、和気あいあいと話をしながら、国道14号線を東京方面に進み、イトーヨーカドーの十字路を渡って、海浜幕張方面に向かって右側を歩いて行くと、浜田川横水路に沿っての遊歩道に...。木々の間からは、小鳥のさえずりも。また、行く手には紅葉の木々もところどころ見られて、景色を観ながら、目の保養をしました。しばらく歩くと、国道15号線を横断

 

突き当たったところにも、公園が...。そこは広々とした芝生広場になっていて、ゲートボールが行われていました。その先にトイレが。そこで5分のトイレ休憩。   

 

休憩後、道なりに進むと、東関東自動車道(高速)から一般道への「湾岸習志野」の出入口の道路まで遊歩道は続きます。ここの信号は、歩行者には大変で、途中の分離帯で変わってしまうという歩行者には恐ろしい信号。右手は幕張本郷駅方面に。横断して真っ直ぐ進むと、美浜公園。途中から、千葉市と習志野市の境。公園内の案内板やトイレも急に良くなりました。左側に高速道の壁伝いにサイクリング道路があり、そちらからも香澄公園に入れます。そちらは、四季を通じて、周囲に比べ木陰で、湿った松林が続きます。

 

ここから、幕張海浜緑地の香澄公園(11:25)へ。公園は東西に細長く、結DSC04404.JPG DSC05410.JPG構、歩き応えがあります。 習志野市内でも香澄・袖ヶ浦地区は今回の震災被害の大きかった地域です。

途中で、公園中央の散歩道に。まず、菖蒲田へ。あたりに、野良猫が4、5匹たむろしています。菖蒲田を渡り、先へ進むと、道路脇には、距離表示の案内柱もあり、どれくらい歩いたかがわかり、進行方向左側にはバーベキュー広場じゃぶじゃ ぶ池(現在もロープの張ったまま)、つつじやさつき群、イチョウの黄葉楓の紅葉など写真を撮り、アスレチックで遊ぶ大人も...。

DSC05413.JPGいよいよ公園の出入口ですが、結構、狭く薄暗いので、反対から入園するときは注意。茜浜に通じる広い道路を横断すると、秋津運動公園へ。入口先に、図書館・公民館のレンガ色の建物。平和宣言都市の塔と広場。ベンチサイドには、だいぶ薄汚れた、有名人や当時の子どもたちのサインや手形 を観ました。DSC04405.JPG

こちらは、秋津市民球場をはじめ、サッカー場、テニスコート、多目的広場など運動施設が点在。テニスコートに出る前の、芝生のやすらぎ広場(12:05)で昼食タイム。ビニールシートを敷いて、各自思い思いのお弁当を...。

車道を横切って、右に曲がってすぐ、谷津干潟(13:05)の東京湾からの流水路にぶつかります。ちょう ど、引き潮で水が澄んでいて、「エイ」や「ボラ」を見つけ、歓声も。急にペースダウンとなりました。予定より早かったので、ゆっくりと干潟を観察。だいぶ青藻に覆われていて、干潟の野鳥やカニを見つけたり...。

本日は、解散場所が谷津バラ園前の広場だったので、そこまで遊歩道を3分の1(1km)ほど歩きました。最後に、バラ園出入口横にある読売巨人軍 DSC05415.JPG DSC05417.JPG DSC02209.JPG発祥の地の記念碑と、活躍した選手の手形を見ました。

ケガもせずに、無事に終了することができ、参加者各人に、8km完歩証が手渡され、名残惜しい、秋の一日を満喫したさわやかウォーキングとなりました。

ハトちゃんは、今回、初めて、係員の皆さんと下見、資料作成。先頭でコース説明を担当しましたが、何とか責任を果たせたようです

11月23日(祝)、朝晩めっきり寒くなってきて、いよいよ冬将軍の季節が近づきつつあります。

そんな折、ハトちゃんは、本日、JRの駅からハイキングで、東京駅から散策の予定でしたが、昨晩から体調がすぐれず、ちょっと喘息気味になってしまったので、天気は良かったのに急遽、キャンセル。

その代わり、体力消耗の少ない「人間メール便」で香典のお返しや、車で持参してきた新鮮な野菜を届けに、八王子の実家まで往復。

片道2時間の電車の中では、ほとんど寝ていて、実家に着いて、昼のお寿司をご馳走になり、早々にUターン。家の中で静かに、1週間分録画して溜まっていた韓流時代劇ドラマの観賞に時間を費やしました。

いつもなら、筋トレにも行くのですが、体調が悪いので気分まで前向きになれません。とりあえず、体調を戻してからと、静かな毎日を送っています。

今月は、ウォーキング15回(1日おき)ペースと思っていましたが、無理なので、何とか10回で終えたいと考えています。

お葬式の手配や式の参列等、普段慣れていないことをやったので、緊張感から開放された途端、疲れがドッと出てしまった感じです。 気をつけたいと思います。

2011年10月31日(月)から毎週月曜日に、習志野スポーツ振興協会主催がウォーキング講座を開催。ハトちゃんも、最初の2回に参加。残念ながら、後半は義父の不幸があったため欠席となってしまいましたが、ウォーキングの基礎について、神田靖男(日本ウォーキング協会主任指導員)先生から指導していただきました。

ウォーキングの楽しさを知る」というテーマで、まずウォーキングと健康について、(1)「いつでも・どこでも・だれにでもできる運動」といったところから、(2)有酸素運動で「メタボ解消」(3)運動不足による疾病や傷害を予防・減らす効果 などがあるとのこと。

また、快適ウォーキングとなるために、(1)正しい姿勢で歩く(2)自分の体のクセ を知ること。

〇正しく美しい歩き方を教えていただきました。歩くときに、臍下丹田に力を入れて歩くことを心がける

さらに、野外に出て、自分の歩幅の測定と歩数計の使い方靴の履き方、選び方を学び、自分に合った靴でウォーキングすれば、長い距離になっても体に負担が少なく、故障しないということでした。

2回目は、(1)ウォーキングの種類 として、

 ①ゆっくり楽しくスローウォーキング―現在の一日の歩行に+1000歩

 ②エクササイズウォーキング―歩幅を広げて早足で

 ③ストレッチウォーキング―つま先歩き、かかと歩き

 ④五感回復、自然体感ウォーキング―歴史・文化探訪、森林浴など

(2)ストレッチングの重要性

 ①ウォーミングアップ(準備運動) ②クーリングダウン(整理体操) ③シグナル、5分間

 早歩きや上り坂を歩いた後の心拍数の目標値を示す(講義後、野外で体験。周辺をウォーキング)

   最大心拍数=220-年齢    目標心拍数=最大心拍数×0.6~0.75

(3)ウォーキングを続けるために

 ①目的をもつ(筋力、体脂肪減) ②趣味を生かす(歴女、墓マイらーなど) ③意外な発見(道・表  札の名前 ④自分のコース・地図を作る ⑤歩きやすいグッズ(リュック・服装など) ⑥歩きに変化をつける イベント・大会に積極的参加 ⑧記録(歩数、距離など)をつける ⑨無理をしない 自分にあった歩き方(他人と競争することはない) ⑩仲間・サークルで交流

いずれにしても、楽しく長く続くように、自分なりに工夫することが大切。

3回目は、地図の読み方で、地図記号やマーカーペンで自分の歩いた道をチェック。

4回目は、野外で実践的にウォーキングを行い、ウォーキングの楽しさを知ることになったでしょう。

ハトちゃんは、今回、残念ながら全部出席できませんでしたが、もう一つの神田先生指導の「リフレッシュウォーク」(実花公民館主催)の方で頑張りたいと思います。

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〔おまけ〕                                        DSC05351.JPG

このブログを書き終えて、生協へ注文品を受け取りに外に出ると、 何やらエンジン音が聞こえて来ました。上空を見上げると、ちょうど家の前の高空にパラグライダー?が旋回中...。秋空に気持ちよく浮かんでいました〔習志野市〕。

エンジンで飛ぶパラグライダーを見たのは、初めてです。

13日(日)以来のブログになります

今週の月曜(11/14)朝、妻からの電話で、2ヵ月ほど前から入院していた義父の容体が悪化し、急遽、二人で入院先へ。

着いた途端、病室の扉が閉まっていたので、悪い予感が。案の定、病院に向かう途中(はっきりは判りませんが)に亡くなっていた模様です。

ある程度、先週から具合が悪くなっていたので、予想していましたが、落胆してばかりはいられません。妻と一緒に、それから、葬儀屋に連絡・手配し、お寺さんにも連絡。何分、慣れていないので、これで良いのか不安に...(不幸の催事は慣れていても困りますが)。

まず、火葬場の日取りを押さえて、病院から自宅まで搬送。その後、打ち合わせをして16日(水)の午後3時に火葬し、同日午後6時にお通夜、翌日の12時から告別式という手配を。この辺りの慣例で、先に火葬をしてから式を行うことになり、少々戸惑いましたが、地元の皆さんの助言の御蔭で無事、葬儀を終えました。

義父は、享年90歳でしたので、日本男子の平均寿命よりも長く生きたことになり、脳梗塞で倒れてから、あまり苦しまずに亡くなったので、大往生といえます。

やっと、ハトちゃんも、本日(11/19)土曜に帰宅し、一息ついているところです。途中、風邪気味になり、体調不良になりかけましたが、何とか、娘の夫という責任を果たせたようです。

義父は、日頃の行いが良かったのか、亡くなってから葬儀が終えるまでは、晴天が続き、それほど寒さも厳しくなかったのです。昨金曜から現地では雨が降り始めました。

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さて、義父が亡くなった日に、不思議なことが起きました。実は、現在、義母も、違う病院に脳梗塞で寝たきりの状況です。

妻の実家には、現在1台自転車があります。1年以上前には、もう1台ありました。それが、いつの間にか見当たらなくなっていました。義母が乗って置き忘れたのか、盗まれたのか、判明しませんが、妻も義兄、それにハトちゃんもすっかり忘れていました。というのも、本人が1月に倒れ、話せなくなってしまったからです。田舎なので、しょっちゅう、喋りに来る近所の人も、誰も気づきませんでした。

その自転車が、義父の亡くなった日(義父が自宅に遺体で戻った後)に、警察の方が、ファミレスに置き去りになっていたのを、住所、苗字が書いてあったので、届けてくれたのです。ちなみに、おばあさんは、ファミレスを利用しません。見ると、確かに、おばあちゃんが乗っていた自転車です。それも1年以上も経っていれば、雨ざらしで、錆びていて当然なのに、後輪がパンクしていただけで、あとは新品に近いんです。

村の人たちも、ただただビックリ!。きっと、入院して寝たきりで来れないおばあさんが、自転車で「そーっとおじいさんを見送り」に来たんだと...。

お清めの飲食の席でも、その話で持ちきり。

そんな偶然というか、不思議なことがあるんですネ。  ある意味、「ゾッとする出来事」でした。

前日一日中、降っていた雨も上がり11月12日(土)は、「JR 駅からハイキング」で「中山道一番目の宿場 板橋宿」を散策。由緒ある寺院巡りをして来ました。

秋晴れで暑いくらいのウォーキング日和となり、電車を乗り継ぎ、JR埼京線「板橋」駅へ。

16分前に着いたにもかかわらず、受付はウォーカーでいっぱい。早速、カードをチェックして、みんなの後に続いてスタート(8:45)。

まず、駅東口近くの近藤勇・新選組隊士墓所(8:48)へ。このくらいの有名人になると、墓所もあちこちにあり、先日のウォークでは東京・日野市にもありました。〔ここ(板橋)は、 DSC05292.JPG近藤勇が処刑された平尾一里塚の近くで、隊士永倉新八らの手によって供養塔を建立。敷地内には、新選組の慰霊碑も立っている〕。

そこから右折し、信号を渡り右折し直進。滝野川郵便局を過ぎて、掘割明治通りに。さすがに交通量がぐっと増えます。大正大学の高い建物(9:00)を右手に見ながら、途中から首都高速道路下を歩きます。

滝野川2丁目の八千代銀行を過ぎて左折。600mほど直進すると、石神井川にかかる紅葉橋に指しかかります。橋の手前に遊歩道(9:12)が。川のほとりに紅葉したサクラ並木 DSC05314.JPG DSC05304.JPGが立ち並びます。サクラが満開になる頃は、川に突き出た枝からの花見は感激するでしょう。

ちょうど、暑いくらいの天候なので、緑地にある土の道を歩くのは、気持ちが良い。くねくねと曲がっている遊歩道は、途中、いくつかの緑地(音無もみじ緑地など)・橋に隣接しています。また、閑静な中に野鳥の声も時折聞こえ、しばし都心にいることを忘れてしまいます。観音橋を渡って、川の対岸へ。

橋のたもとに、谷津子育観音石碑〔乳児を膝に抱えた坐像〕(9:19)がひと際目立つ。壽德寺(谷津大観音)(9:20)の境内は狭い。元の橋の手前に戻り、川に沿って先に進みます。

周りの景色をゆっくり観ながら、埼京線の高架下をくぐり、さらに川は蛇の尻尾のように曲がって、行きます。右手に高い建物、愛誠病院が見えて来ます。交通整理の係員の指示で、上り坂を上がると左手に東京家政大学のキャンパス(9:33)。入口正面の建物に入り、博物館(5階展示室)に。入場無料で、常設展のほか、特別企画展「グアテマラ民族衣装-いろ、もよう、かたちの発見」が開催されていて、鮮やかな極彩色の衣服等が眼を魅きました。

博物館のみ立ち寄り、坂を下って、またも川沿いに。金沢橋を渡って、公衆トイレを利用。左手に築山があり、江戸時代に加賀藩下屋敷平尾邸跡の碑が残る加賀公園(9:37)。その脇を通って、また木立の中を9個の橋を通り過ぎます。前方には、高い建物(帝京大病院、帝京大医学部、帝京高校が...)。

遊歩道は、ジョギングやウォーキングの人々が行き交う。道なりに進むと、「板橋」〔旧中山道が石神井川を渡る地点に架けられた橋で、「板橋」の地名の由来という説も〕(9:53)。 DSC05316.JPG橋を渡り、縁切榎〔江戸時代から名所で、悪縁を切って良縁を結んでくれる〕前の信号を左折すると、首都高速の高架が見えて来ます。少し、高速道路に沿って歩き、最初の信号を右折(高架下を横断)。300mほどで、日曜寺〔1711~16年の開山といわれ、1716~36年に田安宗武によって再興。山門に松平定信の書い DSC05319.JPGた雄褌な扁額〕(10:00)へ。

次に向かったのが文殊院で、日曜寺を出て、西宿裏橋を渡って、板橋三中の校地に沿って左折。さらに、氷川神社の前を通って、首都高を横断すると急に商店街が広がります。

角に、「旧中山道」の表示。目の前にスーパー「ライフ」。真っ直ぐ進んで文殊院〔1600年頃創建。文殊菩薩は区の文化財。山門 DSC05324.JPG脇に延命地藏堂、境内に閻魔堂など〕(10:10)に参拝。

旧中山道に戻り、「ライフ」の先を歩いていると、マップに紹介されている本陣跡(10:14)が無い。ハトちゃんは慌てて、少し戻ると、リュックを背負った DSC05327.JPG DSC05326.JPG中年の男女二人が。板橋宿本陣跡は個人の家の入口に、案内板と碑が。これでは見逃してしまいます。多くのウォーカーが、通り過ぎてしまいました。

旧中山道商店街は、趣きがあり、宿場町の名残りを残していました。仲宿を過ぎて、ちょっと「いたばし観光センター」(10:21) DSC05333.JPGに寄り道。区内の名所、旧跡が掲載されているチラシをもらい、パネル展示の説明を聞きました。再来を約して、親切な職員の方と別れ、すぐ先の観明寺(10:26)へ。ちょうど、観光中のウォーキンググループと出くわし、ガイ DSC05335.JPG DSC05336.JPGドの説明を、ハトちゃんは横でしっかり聞き入りました。境内の堂の欄間に左甚五郎作といわれる龍の彫り物を見学。この裏手には、広大な加賀藩下屋敷があり、そこから稲荷を移設。また、この寺の前の通りを不動通りといい、今も出世不動として親しまれています。

首都高速道路にぶつかる手前に、東光寺〔浄土宗のお寺。本堂を1981(昭和56)年に再建。六道利生の地藏尊(通称、平尾追分地 DSC05339.JPG藏)板橋区最大の高さ190cmの庚申塔(1661年建立)(有形文化財)がある。また、豊臣5大老の一人、宇喜多秀家の供養塔も。観光案内センターの人に、庚申塔の裏にある、大イチョウに太平洋戦争の痕跡を見せていただきました〕(10:32)に。ゴールまであと1kmを切りました。

首都高速高架下を横断して、道なりに商店街を直進すると、約10分でゴールの「板橋駅西口前ロータリー」(10:48)へ。駅前には、板橋区のシンボル、けやき DSC05348.JPG(むすびのけやき)がありました。歩行距離は、約9.4kmで所要時間は約2時間。ポイント以外は、ストレッチを兼ねて、早歩きを心がけました。

板橋」は「品川」「新宿」「千住」と並んで、四宿と呼ばれ、中山道の1番目の宿場町として、江戸時代、たいそう賑わったそうです。暑いくらいでしたが、今回は、寺院、史跡、緑道をめぐり、深まりゆく秋を満喫しました。

夜半に降っていた雨があがって本日(11/8)は、第2火曜で「ゆうほ(友歩・遊歩)21」の定例ウォーク。神田先生を含め14名(新参加1名)が、京成「船橋」駅構内に集まりました(9:30)。

湿度も低く、絶好のウォーキング日和となり、電車を乗り継ぎ、都営三田線の「白金高輪」駅へ。

駅でトイレをすませて、先生の案内で、いざスタート。駅近くの立行寺(10:44)へ。山門入口に、江戸時代の「天下のご意見番」といわれた史跡大久保彦左衛門の墓と書かれた柱が立っていまDSC05204.JPGす。境内に入ると、狭いのですが、左手に祠の扉が閉まっている彦左衛門の墓があり、その奥に、魚屋で義侠心に厚く、彦左(ひこざ)に可愛がられていた、江戸っ子一心太助の墓も見ることができました。

国道1号線で幅広の桜田通りを和気藹々と歩いて行くと、覚林寺〔加藤清正 DSC05210.JPGに連れられた挑戦の王子が、日蓮宗の僧になって、開いたとされる寺で、清正公(せいしょこ)として、江戸時代から親しまれている〕(10:58)。しばし境内を散策。その後、通りに戻って、反対側にひときわ高い建物「シティータワー高輪」が見えて来ました。下から見上げると、首が痛くなり、高所恐怖症のハトちゃんは、会長と「住人の気が知れない」などとしゃべっていました。

次に、たずねたのが明治学院大学のキャンパス(11:11)。「ゆうほ21」では珍しく、地元習志野の日本大学と東邦大学以来となります。

〔「ヘボン式ローマ字」で有名な、アメリカ人医師で宣教師のJ.C.ヘボン氏が英学塾、神学校を経て1887(明治20)年、現白金校地で明治学院設置認可で、翌年、大学の初代総理に〕

構内に入ると、右手にネオゴシック様式の赤レンガの建物〔1890(明治23)年〕があり、現在は記念 DSC05217.JPG DSC05218.JPG館と、歴史資料館。館内の様子を観てまわり、左手にあった「展示室」(無料公開)にも寄りました。

大学ゆかりの先生方の写真・ゆかりの品や、所蔵史料を閲覧。その後、キャンパス内のチャペル、インフリー館〔1920(大正9)年、アメリカ人宣教師インフリーの住まいで、現在、国の重要文化財)を観て、洋館建築美を堪能。卒業生で明治期の文学者、島崎藤村の校歌碑も見学。キャンパス内を歩いている際、重厚なパイプオルガンの音が聞こえて来ました。

昼食の時間前に、結婚式場で有名な八芳園(11:32)に。入口までは来たこ DSC05222.JPG DSC05224.JPG DSC05226.JPGとがありましたが、中に入るのは初めて。長屋門をくぐって、大久保彦左衛門の屋敷跡と伝えられる場所に。明治期には、渋沢栄一〔幕末から大正初期に活躍した、幕臣、実業家で日本資本主義の父といわれる〕のいとこの渋沢喜作の住まいで、大正期に、久原房之助〔実業家。日立製作所の創設者〕のものとなり、その後、自然の丘陵と小川跡を利用し、樹齢 DSC05230.JPG数百年の樹木〔大蛇の松〕や錦鯉がいっぱいいる池など、由緒ある日本庭園に。名前の由来は、四方八方を眺めて美しい庭園ということで久原氏が命名。

しばし、手入れの行き届いた庭園内を眺めて、「ここは、誰かさん?と二人で歩くところ」なんて冗談も出て、リッチになった気分を満喫。

続いて、白金通りに出て間もなく左折し、奥まったところに瑞聖寺〔臨済宗、曹洞宗に次ぐ禅宗の一 DSC05234.JPGつ黄檗宗の寺で江戸で最初。本堂の大雄宝殿は明朝風様式で、国指定の重要文化財〕(12:00)。建物は屋根の先が上を向きどっしりした感じ。入母屋造りの屋根が美しい。

白金通りに戻り、「白金台」駅を過ぎて、外苑西通りを過ぎて、スーパーマルエツ前で、これから向かう先の自然教育園帰りの小学4年生の集団とすれ違う、手にはスケッチブックが。われわれも、国立自然教育園の入口受付を通って、入園。12時を回っていたので、昼食。やっと食事にありつけてほっと一息。

昼食が終わって、一人の男性が、ハトちゃんの横にあった高木にぶら下がった DSC05240.JPGヒモをスルスルとおろし、何やら降りてきた透明のアクリル板に乗せ、また戻しヒモを引っ張ると、ひらひらと揺れて落ちる小さな枯葉。

何をしているのか聞いたところ、入館の子どもたちに見せて、イヌシデの種子が付いている枯れ葉の落ちる様子が受けているとのこと。先生も含め、その方の指導で、大量の枯葉を大きな布で掬うことに。一瞬、子どものように歓声を上げて、落ちて来る方向に一斉に動きます。風があると難しい。2回ほど挑戦。楽しいひとときを過ごしました。とんだハプニングで時間を費やしました。

自然教育園内は、大変広く、都会とは思えないほど閑静で涼しい。雑木林がうっそうとしていて、陽射し DSC05250.JPGがさえぎられている場所が多い。路傍植物園から水鳥の沼を経て、約2kmほど自然の樹木の中を歩きました。四季折々で動植物を楽しむことができますが、八芳園の美しい庭を観た後だけに、本当に自然原生林のままという感想です。

白金通りを一度戻って、先ほど通った白金台どんぐり児童遊園(家族連れでにぎわう)を過ぎて外苑西通りを左折。通称、プラチナ通り(13:50)と呼ばれているそうです。オープンカフェやシャレたレストランが立ち並ぶと思ったのですが、チラホラで少々、名前 負けの感が...。DSC05262.JPG

途中、左折し間もなく、松岡美術館。このコースは、ハトちゃんが、先月12日に「駅からハイキング(in 恵比寿)」で歩いたコースと同じ。首都高速道路を横断し、恵比寿方面に。

ウェスティンホテル東京に入る坂道を上り(14:05)、建物の地下に。真っ直ぐ進み、途中で左折し三越の先にエビスビール記念館(コミュニケーションステージやギャラリー、ミュージアムショップ)へ行くことに(14:10)。ここでビー DSC05277.JPGル愛好家とそれ以外に別れて、流れ解散。ハトちゃんは、二人?でエビスビールのギャラリーでエビスの歴史を写真パネル等で鑑賞。懐かしいラベルを発見し、初来館して良かったと...。

このあたりは、恵比寿ガーデンプレイスと呼ばれるところ〔サッポロビール工場跡地にできた複合施設。ホテル・映画館・東京都写真美術館・オフィスビル・公団住宅・広場などがあり、様々な個性的施設や店舗が魅力的な「街」を彩っています。グラススクエアや屋外のセンター広場ではシーズン毎に
オリジナリティのあるイベントも実施。ちょうど、イルミネーションイベント『Baccarat ETERNAL LIGHTS-歓びのかたち-』が開催されていて、展示前にはつい足を止めて、素敵なシャンデリア装飾に魅入られる人や記念にカメラを向ける人も...。

DSC05287.JPGバカラ250灯シャンデリア〔フランス・バカラ社のもので、高さ約5m、幅約3m、クリスタルパーツ総数8,472ピース、ライト総数250灯の世界最大級を誇る。制作には、計67名もの職人が携わり、約5,380時間もの時間を要したとのこと。バカラの光とキラメキを象徴する傑作〕 をガラス越しに観て感激(14:10と14:30の2回観ることに)。

帰りは、長い「歩道スカイウォーク」(駅まで接続)に乗って、JR「恵比寿」駅へ。東京メトロ日比谷線・東西線で茅場町・西船橋経由で、JR中央・総武線「幕張本郷」駅に出ました。ちょうど東西線の快速に間に合い、西船橋でもすぐに千葉行きに乗れたので16時には家に到着。

洗濯物の取り込みと、夕食の準備に間に合いました。  来月の市外ウォークが楽しみですネ!       

JR 駅からハイキング」で11月6日(日)玉川上水→立川(10km)を散策。前日、妻の実家(「小見川」成田線)から中央線「西八王子」のハトちゃんの実家まで、約3時間半かけて帰り、泊ったのも、今日のウォークのため。

夕べからの降った雨も朝方上がり、ローカル線の八高線で拝島へ。ドアの開閉もボタン式。一つ目の北八王子駅で単線のため停車。拝島駅は近代的な駅舎になっていてビックリ。西武拝島線で「玉川上水」駅(モノレールと交差)に。立川から多摩都市モノレールの方が時間は短縮でしたが、運賃を削って、西武線を利用。

駅前を9時25分にスタート。都内のウォークは、ウォーカーがいっぱい並んでいました。

スタート後、都営住宅横を通って、緑の濃い「都立東大和南公園」〔米軍の大和基地跡地の一部をDSC05156.JPG整備し開園〕(9:30)。園内の花壇の先に、人だかりが。旧日立航空機立川変電所〔戦時中に受けた機銃掃射の弾痕が残っている史跡建造物〕が...。

その後、桜街道を西武線の「東大和市」駅に向かって東進。青梅街道の青梅橋の交差点を左折すると、都立薬用植物園〔薬用植物を集めていて、温 DSC05163.JPG室などあり;入場無料〕(9:47)の入口が見えて来ます。以前、入園して園内を散策したので本日は入口まで。入口脇のトイレを利用。

植物園を出て右折して南下。歩道が狭く、ウォーカーが縦に渋滞。仕方なく、ガードレール沿いの車道を、注意しながら前のウォー DSC05165.JPGカーを追い越して行きました。小川橋に向かう前方に、ひときわ高い煙突が出現。聳えているのは、小平・村山・大和市衛生組合清掃工場の煙突

左折し小川道から川越道緑地と立川四中の間の道を進むと、緑地奥に古民家 DSC05171.JPG(10:03)の藁葺屋根が。とても風情があります。

そこで小休止後、弁天通りを立川方面に南下し、榎戸弁財天を左手に見て、西町5丁目の交差点へ。右折して立川 通りを真っ直ぐ進みます。栄町に入って、和食レストラン「とんでん」の先で、また右折。遊歩道が続く栄緑地〔基地跡地利用の第一歩として物資の輸送に使われていた引込線が整備され、昭和55年に遊歩道として完成。気 DSC05175.JPG軽な散策には最適。 緑地内にはザクロ、ビワ、カジイチゴ、ヤマモモ、ウメの木などが多数あり、季節を味わえる〕(10:22)。

光隆寺別院の前の信号を左折し芋窪街道から高松バイパスを直進し、熊川神社へ。その先の新立川航空機(株)脇を通ります。前方に多摩モノレ DSC05182.JPG DSC05186.JPGールの高架線、時おりモノレールが通過します。左折し、ファーレ立川(10:48)の近代的なビル群の町並みに。モニュメントもいくつかありました。

ゴールは、「国営昭和記念公園ゆめ広場」内(11:00)。入口右側へ案内され、カードをチェック。当日は、「2011秋の楽市産業祭り)」 が開催されていて、大勢の人々が行き交い、全国物産展、地元の名産品・農産物販売、模擬店など、さらに趣向を凝らした各種イベントも行わ DSC05202.JPG DSC05193.JPGれて、盛況でした。汗だくのシャツを着替えて、ゆっくり見て回りました。

ついでに、昭和記念公園に寄ろうと思い、みどり橋まで行きましたが、結構、入口が遠いので断念。あとでチラシを見て、「紅葉まつり」が始まっていて、見頃は11月中旬とのこと。19日(土)の武蔵五日市・秋川のウォークの帰りにでも寄れたらと考えています。

帰りは、JR「立川」駅から、スレスレで中央線の特別快速に間に合い、思っていた以上に早く、最寄り駅の「幕張本郷」駅(13:00)に到着。

北多摩の自然と歴史を訪れ、秋の楽市を堪能できたウォークとなりました。

ハトちゃんは、11月4日(金)、前日に続き「JR 駅からハイキング(in 吉川)9km」に出かけました。まず武蔵野線吉川駅南口前の「金のなまず」(モニュメント)を観てから、北口前の「ラッピーランド」(なまずをモチーフにした土産店)をちょうど10時にスタート。

DSC05113.JPG市街地を抜けると、さくら通り(10:01)を二郷半用水に沿って北上。紅葉した桜が。用水にかかる桜並木が観賞できる場所。案内板が分かりやすい DSC05116.JPGところにあって、コースマップが無くても歩けます。

新道橋前で右折し、橋を渡ると最初のチェックポイント「まつざわ煎餅」店(10:11)でカードチェック。親切なご主人で煎餅の他に取り立ての柿を一ついただきました。

その後は、加藤平沼線(国道377号)に沿って、ひたすら直進。ファミレスや大型スーパー、洋服店などが街道沿いに。「レストランコヤノ」を過ぎて一つ目の信号を左折。そこからは新興住宅が立ち並ぶ。

少し歩いて、左手の小高いところを登ると沼部公園(10:30)でアスレチックなどが。さらに進むと、右 DSC05122.JPG DSC05124.JPG手下方に吉川運動公園(10:36)のテニスコート、陸上用トラックが見えて来ます。

矢印に従って左折すると。前方に金属のモニュメントの後方に目立つ建物が...。「市民交流センターおあしす」(10:38)で、 DSC05126.JPGガラス越しに、ホールの状況が見えました。

その後、広場を過ぎて、スーパーの先を進むと、突き当たりに広場(永田公園)の真ん中に、高さ16mのきれいな円錐型の小高い丘に子どもたちがたく DSC05129.JPGさん登って遊んでいます。公園のシンボル「よしかわ富士」(10:45)。

写真を撮って、元の道に引き返し、途中で第2ポイントの「パティスリーハヤノ」(10:50)でスタンプを押す。入口がわからず、隣家に聞いて到着。

店を出て、広い通りに出て右折。意外と車の往来が少ない。関小を過ぎて、二郷半用水にかかる橋を渡り左折し、用水沿いを進みます。途中に関公園。

途中、右折し、第3ポイントの「静岡屋(お茶)」でスタンプとカードをチェック。その後、いちょう通りに出て加藤平沼線との交差点を右折し、芳川神社(11:15)へ。こちらで、トイレ休憩と水分を少し補 DSC05134.JPG DSC05135.JPG DSC05140.JPG給。

その後、細い道の途中に、「淡水魚の公開」(11:18)で、個人の趣味でやっていて、市内に生息する淡水魚を公開していました。ハクレン、タナゴ、ザリガニなど。もちろん、なまずも水槽の中に...。ご主人がいて説明してくれました。

葛飾吉川松伏線(国道67号)沿いに延命寺(11:29)があり、最近、建替えた本堂は、外装色が鮮やかでした。吉川橋手前の土手を上がると、幅広の中川が見えて来ます。土手の上を気持ちよく、 DSC05145.JPG DSC05151.JPG川を見ながら歩きます(11:35)。吉越橋の下をくぐって、階段を降りると、マンション前の公園に三つの輪のモニュメント(11:42)。

右折し、駅北口の商店街を抜けると、間もなく前方に「吉川」駅のロータリー。駅1分の場所に、「天然温泉 ゆあみ」。まず、ゴールはスタート地点と同じ「ラ ッピーランド」でカードチェック(11:52)。

ゴール後、横断歩道を渡って、「駅からハイキング」のチラシを見せて、料金は半額で 「天然温泉」に入館(11:57)。2階と3階に地下1500mから汲んでいる源泉や薬湯、ジェット風呂、露天風呂などを満喫し、ウォーキングの疲れを癒し、着替えをしてすっきり気分で帰宅と相成りました。

DSC05121.JPGなまずの里 吉川」は、初めて行った地でしたが、今回、水道の仕切弁のフタマンホールのフタなどで、ユーモラスななまずに出合いました。吉川が川の河川交通で栄え、河岸付近に川魚料理の料亭が集まっていて、郷土料理として、人々に親しまれて来た歴史・文化が吉川の由来・シンボルになったそうです。

 くもりのち晴れの11月3日(木・祝)、「JR 駅からハイキング」で「房総の村と秋の里山(in 安食)」に参加。このコースは、前月の手賀沼での秋の散策に続いて、成田線沿線の第2弾で、安食駅に8時30分に駅前に集合。ハトちゃんは、3分過ぎてのスタート(8:33)。

駅前から北口に回り、緑道内を直進し、栄町役場前を右折。少し歩くと、左手前方に安食台第一近隣公園(8:39)の芝生が。他のウォーカーは、まだ序盤なので、先を急ぎ、ハトちゃんもそれに釣られて後に続きました。

ケヤキが立ち並ぶ、けやき通りを過ぎると、下り坂になり、途中左折し、大日堂霊園手前まで。そろそろうっすらと汗が染みて来ます。いよいよ深秋の里山の景色、平地に田んぼや畑が延々と続きます。

田んぼの畦道を歩くのは、景色も広々としていて気持ちが良い――。

DSC05063.JPG DSC05061.JPG小さな田中不動尊の脇を左折すると、目の前に高く聳える鉄塔が。小川に沿って、ずーと直線なので、前方にいるウォーカーが20mぐらい間隔で、見えていて左手に次の鉄塔を観ながら進みます。

途中、小さな橋を渡り、墓地を過ぎて正面に鳥居が見えて来ます。そこから左折し、ぐるっと回る感じで進むと、急に雑木林のこんもりした山道(9:07)に。ひやっとした感触で落葉を踏みしめながら、木立の中を進むと、木洩れ日が洩れて、森林浴。

コースマップでは、里山見晴らし台の道でしたが、焼き栗サービス(9:11)の配布場所が変更になり、日枝神社近くへ。先に着いていたウォーカーが焚き火にあたりながら、 DSC05077.JPG焼き栗と焼きいもを頬張っていました。

早速、ハトちゃんもご相伴に預かり、熱々の栗を試食。とても香ばしくておいしかったです。焼きいもは半分でも大きく、お腹に溜まると、あとのウォークがつらくなるので、リュックに入れてお土産に。

都内のウォークと違って、いろいろなサービスがあるのも、地方ならでは。うれしい限りです。

先が長いので、これくらいで再出発。また、山道をてくてくと...。舗装道路に出て、少し上り坂。案内の矢印が無いので、一人先頭にいたので、間違えたか不安になって、後続を待ちます。後ろから男性が来て、コースを確認。道なりに進んで行きました。

民家が見えて、その先の龍角寺〔関東最古の寺院の一つ。国指定文化財の薬師如来坐像・塔址 DSC05079.JPG DSC05080.JPGは、今回の震災の影響でパネル展示〕(9:31)に。塔址前には塔が倒れていて、ロープが張られていました。説明者の方が恐縮していました。

舗装道路を進んで行くと、間もなく房総のむらへの山道からの入口に。細い山道を縫うように歩いて行くと、右手に浅間山古墳(9:41)が見えて来ました。「房総のむら」の案内板。白鳳道に沿って古墳群広場が続きます。ちょうど角に、「風土記の丘資 DSC05088.JPG DSC05089.JPG料館」(入場無料)(9:48)があり、館内を見学。「ムラの鍛冶屋の考古学-房総鉄器文化の源流」が展示されていて、房総のむら(ムラ)の出土品をはじめ、貴重な歴史・自然遺産を体験学習できました。

房総のむら〔全国最大規模の「岩屋古墳」(国史跡)を含む114基の古墳群など〕を観てまわり、木々の間にある、ドラムの里〔地元農産物直売所や観光情報、交流施設でレス DSC05099.JPGトランがある、本日はフリーマーケットや模擬店も...〕を覗いて見ました。

本日は、「ふるさとまつり」のイベント(10:00)があり、商屋の町並みエリアでは大道芸や祇園ば DSC05091.JPG DSC05092.JPGやし、和太鼓の音色が響き渡り、茶席(旧平野家住宅)、旧御子神家住宅(重要文化財)では刃物工芸品販売、古き良き時代を髣髴させる販売や体験ができるように...。橋のたもとでは渡し舟(子ども用)、大人も子どもも楽しめる企画で、かなりの賑わいを魅せていました。

そこを過ぎると、、「旧学習院初等科正堂」(10:15)国重要文化財の堂内を見学。あそびの広場から101号古墳を回って、坂田ヶ池公園(10:20)へ。人道橋を渡って、中央広 DSC05102.JPG場横を通って、吊り橋を渡ると駐車場脇に。そこから DSC05108.JPG右折し、急坂を降りると駅方面に。道に迷いタイムロス。

あと15分で10時52分発の電車に間に合うことが分かり、ピッチを上げます、最後の踏ん張り。

しかし、駅手前で、電車が滑り込むのを見て、駆ければ間に合ったのですが、汗ビッショリと疲れで気力無し。駅に着いた時は、単線なので反対の電車待ちでしたが、ゴールの「一口羊羹」と「お米」のプレゼントをもらい、改札に入ろうとした瞬間、ドアが無常にも閉まってしまい、30分待つことに。

仕方なく、近くの田んぼの側で着替えて、水分補給と先ほどの焼きいもを食べて、一休み。

次の11時22分発「下総松崎(しもうさまんざき)」駅からの成田行で、成田に出て、そこから徒歩で2分ほどの「京成成田」駅から特急、快速を乗り継ぎ、自宅に着いたのが13時。家でお昼にしました。

安食や成田にかけては、歴史や文化、伝統に育まれた地で、里山の自然が残されていて、初めて行った「房総のむら」も風情がありました。

ハトちゃんは、秋晴れが続く11月1日(火)、この日は「JR 駅からハイキング(in 浜松町~六本木)」8.5kmに出かけました。今月は、都合が悪くならなければ、15回ほど歩く予定です。「浜松町」駅南口で受付、一番早くスタート。

まず駅階段を降りて直進。何やら見覚えのある建物が。2年半前まで勤めていた時に、人間ドックを DSC04984.JPG DSC04988.JPG DSC04992.JPG受診した芝パーククリニックの裏にあって利用した「メルパルクホール」(9:33)。

これまで訪れなかった「芝東照宮」〔徳川家康を祀るために造られた安国殿を芝増上寺から明治期に分離し東照宮として祀られている。その他、境内には3代将軍家光が植えたとされる東京都指定天然記念物の大イチョウがある〕(9:39)を参拝し、その裏手にある丸山古墳の頂上広場にある伊能忠敬測地遺功表〔日本地図付き〕(9:45)を観て、トラの像の前を通って、小橋を渡ります。

桜田通りに出て、右に芝公園の森を観ながら、麻布台方面へ。途中、東京タワーが右手に、建物や木々の合間に見え隠れします。

麻布台1丁目にある「西久保八幡神社」〔NHK大河ドラマの主役 江が1600年に関ヶ原の戦いと安 DSC04994.JPG全祈願したことから、後に社殿が造営。江戸八所八幡の一つ〕(10:01)に寄りました。期待していた割には、小さな神社の印象。

桜田通りを飯倉のT字路まで戻って左折し、外苑東通りを六本木方面に向かって直進。途中、右手に白壁の博物館風の建物が。外務省公館外交史資料館で、高い鉄柵で覆われていました。

飯倉片町の交差点を過ぎると、人通りがどっと増えて警戒中の警察官や装甲車も。コース案内では地下道を進むのですが、信号を渡って反対側に。そのまま直進し、首都高速道路高架下を二つくぐって、東京メトロ日比谷線の「六本木」駅上に。 DSC05001.JPG途中、ギターを弾く少女の銅像(10:23)が。右手前方に最近3回ほど続けて来ている「東京ミッドタウン(複合商業施設)」の高層ビルが...。

先月18日(火)の「ゆうほ(友歩・遊歩)21」の「外苑~赤坂」コースでは、ミッドタウン遊歩道の反対から赤坂方面に向かってしまったので、来れませんでしたが、今日は檜町公園〔長州藩毛利家の麻布下屋敷の庭園跡〕(10:23)をゆっく DSC05003.JPGり散策。紅葉の木々と広い池もあり、都会のオアシスという感じ。ベンチには、昼食休憩のサラリーマンの姿も。

急な坂の檜坂を登り、突き当りを右折すると左手に「赤坂氷川神社(浅野土佐守邸跡)」(10:36)へ。〔江戸8代将軍徳川 DSC05004.JPG吉宗が1729年に造営。浅野内匠頭の妻 瑤泉院の実家、土佐守邸跡でもあり、大石内蔵助が討ち入り前に別れを告げたともいわれている〕

境内に沿った道路には、観光タクシーが、結構、停まっていました。トイレ休憩後、ゆったり歩いて来たので、同コースを歩く後続者に初めて会って挨拶。

道なりに、南部坂(急坂を下る)を通って、二つの首都高速の長い歩道橋の最後方を降りて、スペイン坂へ。アークヒルズ横から、ゆるやかな上り坂で、両脇の桜並木が美しく、花の咲く頃に再来したい。

コースガイドをよく見ないで進んだので、泉屋博古館(10:53)を1周してしまいましたが、入口を見て、以前、六本木のミュージアム巡りで入館したことを思い出しました。スペイン大使館の敷地は広く、その前にホテルオークラ別館の立派な建物。突き当たると、以前に来た大蔵集古館(11:00)が。左にホテルオークラがあり、右手に菊池寛美記念智美美術館(11:01)が。ここは初めてでしたが、それにしても区内はミュージアムが多い。そこから本当 DSC05017.JPGに急で転げ落ちそうなくらいの傾斜の江戸見坂。下るのは一苦労で、足のブレーキをかけっぱなし。

やっと降りて信号を右折すると、朝方歩いた先の、桜田通りの虎の門近辺。真っ直ぐ進んで、右折。広い道路を歩いて、すぐのところに東急インの建物。その横に案内板があり、坂を上って行くと、愛宕山山頂〔三角点のある山で DSC05021.JPG DSC05026.JPGは、23区内で一番高い。標高26m〕(11:03)ちょっとした広場が。その横に愛宕神社があり、向かい側に、NHK放送博物館(11:15)。30年前に「東京街歩きガイド」という本で歩いた頃に来たのが最後。4階まで放送の歴史、写真、映写機、放送の意義などを紹介、展示されていて、ゆっくり観て回り、若かりし頃の懐しい番組を発見し、時の速さを痛感。

山頂から、試しにエレベーターを利用して地上に。今どき珍しい油圧式で、超ユックリ。左側に青松寺の立派な山門と、見上げるほどの愛宕グリーンヒルズMORI タワーを見ながら、歩道橋を渡って、芝公園と東京プリンスホテルの間の道路を、やや下って行くと、右手前方に赤色の東京タワー〔1958 DSC04987.JPG〔昭和33)年開業、高さ333m〕(11:35)の四角形の塔脚が目の前に。最近、東京スカイツリーに話題をさらわれていますが、団体の観光客がバスで来ていました。

だいぶ遅れて、3階のチェックポイントに到着。コースマップを持った男女二人が...。帰りにタワー入口で記念にチラシをもらい、ガードマンに、芝増上寺への道・入口を教えていただきました。

増上寺〔1393年に開かれた浄土宗七大本山の一つで徳川家の菩提寺。三解脱門は、国の重要文化財。他に経蔵(東京都指定文化財)。ちょうど、徳川将軍霊廟が今月末まで限定、500円の参観料で特別公開中。徳川秀忠や江など、6人の将軍やゆかり DSC05039.JPG DSC05040.JPGの人々が眠っている〕(11:48)。

観光客も多く、タワーと本堂が一緒に撮れる、ビューポイント。何枚か記念に撮りました。

三解脱門を抜けると、芝大門。駅に向かって一直線。昼時とあって、店先で呼び込む店員。行き交う人々で都会の喧騒。右手に黒っぽい、40階建ての世界貿易センタービルが見えて来ました。

ハトちゃんは、駅を通り越して、一度、行って観たかった「旧芝離宮恩賜庭園」(12:05)へ。〔国の名勝で、約4万3千㎡で、1678年老中・大久保田忠朝の邸地「楽壽園」と命名。その後、紀州徳川家の芝御屋敷→有栖川宮家から宮内省が買い上げ、1923(大正12)年に芝離宮。翌年に一般公開〕

「回遊式泉水庭園」で9千㎡の広い池(鯉、錦鯉が泳ぐ)と、築山、 DSC05043.JPG枯滝、西湖の堤など、雪見灯籠や松をはじめとする樹木が庭園の趣きを醸し出しています。駅から至近なのに、意外と閑静で、園内からは世界貿易センターと東京タワーと庭園、それに新幹線が走る景色も一望できました。ゴール(12: DSC05049.JPG20)は無人で、カードをチェックして終了。

今回は、江姫ゆかりの土地を、江戸時代の余韻に浸りながら巡りました。難を言えば、港区は坂が多く、急なアップダウンも体験。また、独身時代の街歩きを思い出しながらのウォーキングができました。

次回のJRウォークは、11/3(木・祝)の成田線安食での里山ウォークです。

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