5/31(金)曇り空。暑くもなく行楽日和。7年ぶりに新緑の養老渓谷へ。
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コースは「リニューアル「観音橋」と不思議な「二階建てトンネル」を巡る養老渓谷ハイキング」(約8.5km)」
小湊鉄道 養老渓谷駅駅前観光案内所 宝衛橋夕木台奥養老バンガロー村共栄橋二階建てトンネル弘文洞跡中瀬キャンプ場観音橋出世観音(立國寺)白鳥橋小湊鉄道 養老渓谷駅
千葉県の観光地といえば、養老渓谷といわれるぐらいに新緑や紅葉で有名。
ハトちゃんは、千葉駅8時44分発の内房線に乗り、五井駅で小湊鉄道に乗換え。小湊鉄道は、ツートンカラーの単線で1車両。田園風景や雑木林の間をローカルな雰囲気で、ディーゼル車がゴトゴトと走り抜けて行く――
1時間ほどで養老渓谷駅に到着。平日で駅ハイ開催が残り3日なので、参加者20数人が降り立ちました。車内は空っぽに。観光案内所でスタート受付後、駅横トイレに寄ってスタート。
コースマップに沿って、新緑の木立を抜け踏切を渡 り、舗装道を進みます。赤い宝衛橋から、眼下に渓谷が観えます。水量はあまり多くありません。アートハウスあそうばらの谷は、外観だけで立ち寄らず。
ゆっくりとした上り坂に差し掛かります。途中、分岐点がありますが、矢印が遠くにある のでコースの行き先がわかりづらい。小生は、夕木台方面にポイントが少ないのと山道なので、左手にドッグレッグ している白鳥橋(吊り橋)方面へ。途中、杉木立が続きます。白鳥のつがいのマークがある橋を渡って、喫茶店を右手に曲がると、県道81号線(清澄養老ライン)に出ます。
なかなか川には降りられません。県道を進むと観 音橋〔2連の朱塗りの 太鼓橋で、今年4月に全面リニューアル〕はよく目立ちます。橋の上から川面を覗くと鯉が泳いでいました。
橋は帰りに渡ることにして先へ進みます。間もなく「本田 忠勝・忠朝を大河ドラマに」という紫の幟が沿道に。大多喜町に入りました。竹林があり、タケノコの季節には、大多喜のタケノコは珍重されたことでしょう。
中瀬遊歩道の看板があり、右側のゆるやかな坂を下ります。房総の秘境といわれる養老渓谷の川面に辿りつきました。
遊歩道に入り、渓谷沿いを歩きます。暑い日でも、ここは天然の冷房室に入ったようで、澄んだ空気とマイナスイオンですがすがしい。ちょうど新緑の木々が眼にまぶしい。
道端には休憩処があ り、横を通り抜けると、途中、養老川沿いの渓谷美を観ながらの歩行に。中瀬キャンプ場あたりでは、思っていた以上に浅瀬があり、速い流れ。川面に飛び石があって、その石を踏みながら、川に落ちないように慎重に足を運びます。石は平らではなく、凸凹があって雨が降るとすべりやすい感じ。
後ろを振り向くと、若い駅ハイウォーカーが写真を撮りながら、小生と同じコースを選択。若いアベックに3組ぐらい会いました。
弘文洞跡〔約140年前、耕地開拓のため、蕉來川を川廻しした隧道〕はわかりませんでしたが、家に帰ってからインターネットで確認すると、養老川沿いの侵食崖で、実は見ていました。
その後、遊歩道を進み共栄橋を渡り、向山ト ンネルまで。トンネルは、新旧二つのトンネルが不思議な2階建て構造に。全長110mで素掘り。7年前には気がつかなかったのですが。今回は確認できました。車が2台通ったのにはビックリ。狭いトンネル内で避けました。
ここから折り返し、養老渓谷駅まで同じ道をゆっくりと戻りました。途中、案内矢印を見失い、白鳥橋コースを来た女性ウォーカー2人と会い、立ち話。
帰る途中、観音橋の太鼓橋を渡って、トンネルをくぐって、急な上り坂を通って階段を上がること10分。金色の出世観音がある、立國寺(出世観音)に立ち寄りました。汗ビッショリ。
その後、駅まで森林浴と渓谷美を楽しんで約50分。駅に着いて、次の電車(13:04発) を待つ間、駅前のベンチで昼食。また、駅横の足湯(入場無料)に浸かりました。駅舎はレトロな雰囲気一色で、お土産グッズ、観光マップも備わっています。珍しい昔の「驛」の漢字を使っています。
駅に電車が滑り込んで乗ると、2両編成。前の車両はハトちゃんのみで、貸切状態。駅員さんや事務員ものんびりムード。電車の本数が少ないのと、乗客がほとんどいないので、鉄道会社は経営が大変なようです。乗車後、頑張って、眠らずに沿線風景を1時間、目に焼きつけました。ぜひ紅葉シーズンにも来たいものです。