コースは;京葉線新浦安駅若潮公園浦安市郷土博物館広場 「カフェテラスin境川」会場フラワー通り清瀧神社旧江戸川(リンド技師記念碑)船圦緑道浦安魚市場猫実の庚申塔豊受神社「カフェテラスin境川」会場浦安市郷土博物館広場 新浦安駅
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今回は、かつて江戸前の海産物を水揚げする漁港として栄え、小説「青べか物語」の舞台で、作家 山本周五郎が愛した町「浦安」を巡る旅。また、ディズニーランド・シーがあることでも有名。
京葉線の「新浦安」駅に、ハトちゃんは5月30日(土)、8時54分に降り立ちました。
「浦安歴史文化ハイキング(約7km ※さらに、スタート・ゴールから最寄りの新浦安駅まで往復3.1km)」に参加。新浦安駅まで乗車時間は30分弱。チョー近い駅ハイに。
当日は、朝から気温が高く日ざしが照りつけていましたが、風があったのが幸い。
駅からスタート地点まで離れていて、京葉線に沿って、若潮通りを進み、途中 に、今川橋手前に若潮公園〔小高い丘と、珍しいワラビーやカピバラなどがいる小動物園〕があり、園内を通って境川沿いを行きますが、なかなかスタート地点に着きません。
約1.4km歩いて、浦安市市役所横にある郷土博物館前広場へ(9:13)。多くのウォーカーがスタートを待っていましたが、スタート地点の遠さに不満の声。何でも市役所の職員から傍が便 利で、イベント会場がすぐということで決めたそうですが、案内人は立っていたものの、マップをもらっていなかったので、スタートまで不安になりました。
9時30分の開始でしたが、さすがに参加者の長蛇の列に7分繰り上げてスタート。
「まち歩きスタンプラリー」のゴールでの押印があるそうですが、小生は関心が無かったのでパス。
マップを見ると、東京メトロの「浦安」駅前を通るので、帰りは浦安駅へ出ることに決定。
境川沿いを歩いて行きます。川沿いが「カフェテラスin境川」会場〔各種出店やステージイベント、嫁 入り舟も運行される〕になっていて、各種出店やイベント会場の準備中。川沿いの道を進むと「しおかぜ歩道橋」をはじめ、いくつかの橋を越えて、江川橋へ。
ここで、多くのウォーカーは、横断して直進しましたが、小生は、先に神輿2基が飾られている豊受神社へ 、一人寄り道。
参拝後、前回の駅ハイでも会った、内股で歩くオネエ風の40代ぐらいの男性も神社に向かって来たので、場所を教えてあげました。
コースに戻って、細い川沿いの道〔「ここに来ないと死んでしまう」 天才たけしの 元気がでるテレビで紹介されたフラワー通り〕を進むと、旧大塚家住宅(江戸時代末期に建てられた茅葺屋根の家)や旧宇田川家住宅(右下写真;明治2年の建築で、市内最古の民家)の有形文化財があ りました。
突き当たりに、清瀧神社〔鎌倉時代初期の創建と伝えられる。海 の神が祀られていて、江戸時代末期に一度修復された本殿には「龍」や「浦島太郎」、「千鳥」などが刻まれている。漁師の信仰が厚い古社〕へ。
新橋では、横断歩道まで戻って、さらに旧江戸川の境川西水門前まで。階段を上がった所に、リンド技師記念碑〔リンドは1872(明治5)年に、江戸川と利根川の管理や港湾整備のため、オランダから招いた技師の一人で、治水
計画の第一歩として両河川の水位測定に着手。その基点として、堀江水準標石を設置。「堀江水位尺(YP)」を定めた功績による〕があります。顔はわかるものの、記念碑の管理が悪く、傷ついて見づらい。
旧江戸川に出ると、川幅も広く水量も豊富。また釣り宿の看板がいくつも立っています。
右に曲がって、旧江戸川沿いの遊歩道を進みます。上を東京メトロが走っています。地下鉄なのに、 このあたりは地上を走っています。
左手に釣り船が浮かんでいたり、停泊していて、浦安橋手前には、渡し場跡が。
また、右側には、山本周五郎が愛した町ということで、大きな名前の看板も掲げられていました。
案内人の指示で、石段を下りて大川端児童公園脇を越えると、船圦( ふないり)緑道へ。緑道には花木や小川が流れていて、ベンチもありました。
緑道にお別れして、間もなく左手の石畳の先に稲荷神社があり、立ち寄りました。立 ち寄るウォーカーは少なく、ほとんどは直進のコース。外壁のブ ロックに多くの名前が刻まれた寺が...。
善福寺の角を曲がって、宮前通りに出て直進。左側に浦安魚市場の親子クジラが描かれている横長の大看板。市場内では、魚介類 を中心に乾物や干物など、50ほどの店舗があり、一般の買い物客も買うことができます。
浦安駅前を通過して、交差点を斜め左に曲がると、中央公民館の通りに。
次の信号を渡ったところに、小生の最後のポイント、猫実の庚申塔があります。
この庚申塔は、1715(正徳5)年、猫実村の庚申講の信者によって建てられ、正面金剛菩薩を刻んだ庚申塔では、市内で最も古いものです。
塔の正面には、猫では無くて、立派な阿吽のおサルさんがいます。邪気(たたりをする神)を踏みつけておさえている青面金剛菩薩、庚申の干支にちなんで足元に「見ざる」「聞かざる」「言わざる」の三猿も刻まれていますが、確認できませんでした。もともと道教(中国の民間信仰から発達した宗教)の三尸(さんし)説からはじまり、庚申信仰が行われていて、今でも手を合わせて祈願する人々が多いそうです。
ゴールの浦安市郷土博物館までは、残り1.7kmですが、新浦安駅まで戻ると、計3kmもあるのと、暑さで無理をしないようにして、浦安駅へ戻って帰ることに(本日の歩行距 離は、約7km)。駅前ガード下に飲食街があります。
帰りは東京メトロ東西線の浦安駅(10:28発)→幕張本郷駅(10:54着)。
距離が短かったことと、近かったので、早く家に着いて、午後にディズニーランドに行く娘にビックリされました。