コースは;池袋駅 芸術劇場 立教大学旧江戸川乱歩邸谷端川南緑道目白の森自由学園明日館目白庭園雑司ケ谷案内処雑司ケ谷霊園大本山 護国寺造幣東京博物館豊島区新庁舎
5月17日(日)晴天。駅ハイで、 「豊島区の温故知新~池袋モンパルナスから豊島区新庁舎へ (約10.4km)」に参加。
東京メトロ有楽町線から「池袋」駅西口へ出て、東京芸術劇場へ。本日は、1階フロアーでオープン セレモニーが行われて、初めての経験。都内ということで、丸いエントランスに長蛇の列。機械は5台しかなく、受付が開始されて10分ほど待ちました。
西池袋通りを抜けて、間もなく右手に立教大学マキム門を入ると、校舎の下を抜けると、ツタが生い茂っている 立教大学の校舎・ キャ ンパスへ(10:10)。趣きのあるツタの絡まる本館をパチリ。本日は休日で学生たちの姿は少ない。キャンパス内を眺めて、大学正門を出て、左折。
細い路地に入ります。角にふくろうのモチーフ。間もなく、左手に大正~昭和にか けての推理小説の大家、江戸川乱歩の旧江戸川乱歩邸〔立教大学に 隣接する住まいで、大学との深い縁があり、乱歩邸が大学や地域のシンボル「幻影城」と呼ばれ、4万点の蔵書・資料を大学が管理・研究している。書庫ごとに土蔵で保管〕を見学。
その後、要町通りへ出て左折。本日のみ、地元商店会によるお茶のペットボトルサービス。都内では最近珍しいサービスでラッキー。右側に祥雲寺が。ゆるやかな祥雲寺坂を下ります。
山手通りの要町交差点手前を左折すると、谷端川南緑道へ。両側には、人家が並びますが、真ん中の暗渠部分が散歩道になっていて、花木が植えられ ています。霜田橋をはじめ、いくつかの橋を過ぎて、宮下橋を右折します。
西武線の椎名町手前の踏切を渡って進むと、目白の森〔マンショ ン建設を住民の反対により、自然を残した森;入園無料〕。雑木林の中を進むと、野鳥の声も聞こえます。ただし、狭い場所で、すぐに出口へ。トイレ休憩。
その後、「この先自動車通り抜けできません」の標識の左側を入り、道なりに。西武線の踏切を横断後、上り(あがり)屋敷公園〔付近に狩場の休憩所である「お上り 屋敷」があったことからいわれる〕前を通って、ジグザグに進みます。案内人や矢印が無いので、前のウォーカーを頼りについて行きます。
間もなく、石畳の道になり「自由学園明日(みょうにち)館」 〔大正10年、羽仁吉一・もと子夫妻が創立した自由学園の校舎。フランク・ ロイド・ライト設計。国の重要文化財に指定。中央塔の左右がシンメトリー形式。卒業生の事業 活動に利用。内部見学は有料〕。
ピンクの満開のバラ越しに外観を眺めました。横に、ふくろうの石像がありました。
その後、目白庭園に寄り、園内中央の築山と石垣で囲んだ回 遊式庭園の池に浮かぶ「六角浮き見堂」や「赤鳥庵」の景観を飛び石から観賞。
100mほど歩くと、通行人がぐっと多くなる目白駅前の目白橋を渡ります。
目白通りを約1kmほど直進し、千登世橋を渡ってすぐ左折し、都電荒川線沿いを進むと、「鬼子母神前」駅まで。情緒のある1両編成の懐かしいチンチン電車がゆっくりと走っています。
駅前から続く雑司ヶ谷鬼子母神堂(雑司が谷七福神の大黒天)表 参道を進みます。
参道途中に、雑司が谷案内処があり、中に入り、観光パンフやスタンプラリーの用紙をいただきました。
参道には、飲食店や土産店が道の両脇に。多くの人が行き交います。
境内には縁日で出店が多数出ていました。ごったがえすほどの参拝客。「子授け銀杏」といわ れ る、樹齢約700年の大銀杏を はじ め、立派な本堂〔安産・子育てに御利益がある鬼子母神を祀る〕や、うっそうとした大木がまわりを囲んでいます。薄暗い雰囲気。鬼子母神像をお参りして、鬼子母神を後にしました。
参詣後は、本堂脇から威光山 法明寺の前の道に抜けて、寺の外壁に沿った細い道に入ります。
抜けると、右に商店街ですが、そんな雰囲気が無いので、真っ直ぐ進んで しまい、1本目で後続のウォーカーが来ないのであわてて引き返します。正面にサンシャインシティが高く聳えていました。
ウォーカーに会って後をついて行くと、南池袋東(あずま)通り商店会へ。
(このあとの雑司ケ谷霊園→大本山 護国寺→造幣東京博物館は、いずれも2回見学していたのと、ゴールチェックがないので、ショートカットすることに)
100mほど行った商店街の中間地点にテントがあって、「豊島区新庁舎」http://www.city.toshima.lg.jp/shinchosha/ の場所を聞くと、テントの前を左折した路地が近道だと。
正面に、今月7日にオープンしたばかりの豊島区新庁舎がグーンと高く立っていて、ビルの下の部分が突き出ていて、ベランダには自然を生かした緑の景色が観えます。
言われたとおりで、すぐ新庁舎の玄関入口前へ。
豊島区新庁舎〔区役所やマンションが入る複合ビル(地上49階、地下3階)が同区南池袋2丁目に完成。総事業費の約435億円は、住戸販売の収入などでまかない、区の一般財源からの支出はゼロ。民間施設を併設する役所の本庁舎は全国初〕
ビルは高さ189メートル。1、3~9階が区庁舎、1、2階が商業施設、10階が庭園「豊島の森」。地下2階で東京メトロ有楽町線の東池袋駅と直結。11階以上にマンション432戸が入ります。
新庁舎の1階でスタンプを押し、記念のボールペンをいただ きました。また、「としまテレビ」の放映準備中のサテライトスタジオがありました。せっかくだったので、10階の屋上庭園と展望台へ。屋上手前には、ふくろうのコレクションが並んでいました。
池袋は「ふくろうの街」といわれるぐらいで、 西口駅前広場内の「えんちゃん」〔「みんなのえんがわ池袋」というキャッチフレーズに合わせたふくろうのキャラクター〕をはじめ、ふくろうの像などを、数多く見ることができます。
新宿の副都心群などが良く観えましたが、柵などが邪魔していたのは、仕方ないのですが残念。
本日は休日でしたが、3、4階で区役所業務をやっていて、区民が順番を待っていました。各階にも ふくろうのコレクションが陳列されています。
1階の受付で、東京メトロ「東池袋」駅を聞くと、ビルの地下で直結していて、案内どおりに駅に着きました。
帰りは、有楽町線で飯田橋乗換え、同じく東西線で西船橋へ出て、帰宅しました。
ハトちゃんの今回の歩行距離は6km弱で、約2時間。
スタートの芸術劇場での参加者の多さと、豊島区新庁舎の立派さとまるごと"ミュージアム"に見立て、区の文化や歴史、自然を紹介している区の姿勢と、マンションとの複合施設に目を見張りました。
コメントする