「JR ウォーク」で つつじ・やまぶきを巡る(in 越生)

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コースは;越生駅 観光案内所  スタート右山吹の里歴史公園右春日神社右こんぴら山右菜の花畑右五大尊つつじ公園右金子家住宅生家右岡野家住宅右観光案内所 越生駅  ゴール

 

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5月15日(金)、小生は「花の里おごせ つつじ・やまぶきを巡るハイキング(約5km)」駅ハイに参加。

当日は、関東地方で5月真夏日を記録する暑さ。それでも風があったので、幾分しのげました。

高麗川駅ハイ(5/4)と同じく前日、八王子の実家に泊まって、当日は西八王子(7 :52発)から中央線で八王子、反対側ホームの八高線に乗り換え。川越行(8:00発)で高麗川駅でジーゼル車に乗り換えて2つ目の越生へ。約1時間半。

 

初めて梅林で有名な越生駅に降りました(9:20着)。駅前は、鄙びた田舎の駅という感じで人通りが少ない。先に帰りの電車時刻を確認し切符を買ってから、駅前の150515 (1).JPGタート受付観光案内所へ。用紙に記入。マップをもらい、コースの説明を受けます。

 

まずは、駅前まで戻って、右に曲がり踏切を渡ります。その先の道を直進。越辺川にかかる山吹橋の左手に、山吹大橋があります。山吹橋の正面、県道30号 150515 (3).JPG 150515 (22).JPG線を渡ったところに太田道灌ゆかりの地といわれる山吹の里があり、水車小屋や山吹の木などがあります。

 

太田道灌と山吹伝説

15世紀後半、室町時代の話です、太田道灌(太田資長)が鷹狩りの途中で雨に降られたので蓑を借りようと近くの貧しい農家を訪ねたところ、少女が出て来て山吹の枝を差し出した。道灌はその意味がよくわからず家臣に尋ねると「七重八重花は咲けども山吹のみの一つだになきぞ悲しき」と歌を詠んで、蓑一つ無い程の貧しい家だと伝えたかった、と。自らの無学を恥じてその後、道灌は歌道を学び一流の歌人となったといわれている。

残念ながら、山吹〔見頃は4月中旬~下旬〕は咲いていませんでした。山 150515 (4).JPG道を上ると展望台へ。

 

その先の道がわかりづらく、元来た山道を下り、県道へ。右折して県道を進むと、赤いジャージと緑のジャージを着た中学生らしき集団に出会います。左手に 150515 (5).JPG広々とした田畑が続きます。途中、「清酒 越生梅林」の看板あり。

約1km先のコンビニ前を左折し、舗装道路を進むと左手に緑を基調としたカインズホームセンター。

 

 

八高線踏切手前に、春日神社〔782(延暦元)年、大理大明神と 150515 (7).JPG 150515 (6).JPGして祀られ、806(大同元)年、坂之上田村麻呂が東征の折に現在地に遷されたといわれる。かつては流鏑馬が毎年行われていたが、1961(昭和41)年の台風以来中断されたまま〕へ。

本殿前で、大声で「春日大名神!」と唱える地元の老人に遭遇。

 

その後、単線の八高線の踏切を渡って信号を右折すると、右側、人家の裏手にこんぴら山が見えて 150515 (8).JPG 150515 (9).JPG公園になっています。坂道を上って園内をと思いましたが、最初に小高い丘を上ったのと、だいぶ暑くなって来たので、外観のみ。

 

細い道を道なりに進むと、また線路伝いに出ます。

 

次の菜の花畑は終わってしまっていると思い、寄らずに直接、県道30号線へ。

横断して1本裏手の車の往来がほとんど無い、歴史探索コースへ。

間もなく、右側の山肌に赤いつつじが観える山が...。

 

数人の観光客も来ていましたが、つつじ〔見頃は4月下旬~5月上旬。約1万株が植えられている〕 150515 (13).JPG 150515 (16).JPG 150515 (14).JPGはほとんど終わってしまい、花びらが枯れて付いていたり、葉だけの木も。入口に受付も無く、無料開放に。

 

 

それでもせっかく来たので、東屋までと、中腹まで上って、眼下の越生村の街並 150515 (17).JPGみを展望しました。

また、隣接する五大尊〔五大明王の総称〕には樹齢300年を超える古木が600本以上も植えられていて、手前に鳥居、階段、本堂と歩くことができます。

 

150515 (18).JPGその後は、歴史散策道を駅方向へ。越生小学校を右手に見て、立派な中央公民館と角に越生町役場を見ながら左折。

 

次の信号を斜め右に行くと、チェックポイントの観光センタ150515 (19).JPG里の駅・おごせ」〔喫茶コーナー、休憩施設、トイレもあり〕へ。

 

その後は途中、金子家住宅生家〔国登録有形文化財;江戸時代末期、正絹仲買取引などで財をなした嶋伊右衛門の店舗用兼用住宅。幕末期の上層商家の 150515 (20).JPG特徴があり、土庇、出桁造を持つ外観と、見世から裏へ通じる通り土間がある。その後、2008(平成20)年に金子家が購入し、今日に至る〕や、岡野家住宅〔国登録有形 150515(23).jpg 文化財;土蔵造3階建ての店蔵は希少で、当初は黒漆喰で仕上げられていた外壁、1階戸袋の亀甲崩し模様、階ごとに異なる軒下のデザインなど、意匠に凝っている。越生の絹織物商の繁栄を伝えている〕の外観を見ながら、越生駅まで約10分。

 

駅前の観光案内所に立ち寄りゴール。越生町のマスコット「うめりん」のクリアファイルと缶バッチをこらいました。名簿を見ると、本日は約20名ぐらいの参加。連休の花の季節には、多くの参加者で埋まっていたことでしょう。

 

今回、行程は5kmと、いつもより短かかったので、ゆったりと歩きましたが、帰りが千葉まで帰る関係で、約1時間半でまわりました。つつじややまぶき、菜の花もほとんど咲いていなかったので、来年は参加日を考えたいと思います。

帰りは、八高線(越生駅11:04発)で川越駅経由、川越線で大宮〔事故で大宮まで〕、埼京線の武蔵浦和で武蔵野線に乗り換えて西船橋へと出ました。乗り換え回数は多いものの、接続は調べたとおりに、帰宅(幕張本郷駅に13:47着)できました。

 

 

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このページは、hatochanが2015年5月16日 11:27に書いたブログ記事です。

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