「ゆうほ(友歩・遊歩)21」 のウォーキングは、習志野市内で5月22日(金)に行われました。9時30分に「京成津田沼」駅前広場に集まったのは神田先生を含めた15名。うち体験者が2名参加。
五月晴れで25℃くらいでしたが、風があり、湿度が低いのでウォーク日和。案内では、京成津田沼~藤崎となっていましたが、~袖ヶ浦に先生が変更(約7km)。
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〔コース〕
スタート 京成津田沼駅→鷺沼城址公園→慈眼寺→八劒神社→伊藤飛行場跡記念碑→習志野鷺沼生産緑地→ゴール 京成津田沼駅
駅前広場をスタートして、市役所脇の「菊田遊歩道(ハミングロード)」に入り、 先生の先導で遊歩道を。涼しい中、新緑が映えて、和気藹々と話しながら進みます。
最初のポイント「鷺沼城址公園」の入口へ。前に、曼珠沙華(彼岸花)の花壇が。秋には一面に咲いて見事です。
階段を上って、公園内へ。高台の上は平らになっていて、芝生が一面に。閑静な雰囲気。戦国期に国府台で北条氏康と里見氏が合戦を行った際に「鷺沼源太満義」が参戦した「鷺沼源太満義諸武士之碑 」と刻まれた大きな石碑があります。
先生の説明を聞きながら、後方の「鷺沼古墳」などを見学。園内には、埴輪や2基の 前方後円墳があり、5、6世紀の縄文時代文化に触れ合うことができます。また、発掘された石棺の上に建築された覆い屋がありますが、外装は新しい。
歴史を体験できる公園内は、舗装されている周回道路ができていて、1周290m。一回りして、トイレ休憩。
公園を出て、白鷺橋(陸橋)の上から、曇っていましたが、富士山がかすかに確認できました。
細い道に入って「鷺沼こどもセンター(2013年10月閉鎖)」横を通って、さらに民家の間の細い路地を歩いて行くと、お寺やお墓が通りに隣接している場所へ出ます。
「慈眼寺」(習志野七福神の大黒天が祀られている)の境内へ。「大イチ ョウ」は枯れて撤去されてい て、本堂の脇も建築中で、景観がだいぶ様変わり。その後、さらに細い道を奥に歩いて行くと、急坂の登りになります。
その坂を登りきったところの「八劒(やつるぎ)神社」に到着。本殿扉は赤色で、閉められたまま。
習志野名木百選の「スタジイ(ぶな科)」の大木と、神社の裏手からまわって、神社の本殿に彫られた彫刻(昇り竜と降り竜)―貴重な文化財を見学 。 貝殻が溜まっている場所があり、このあたりが以前、海だったことを物語っています。
ふだんは、通り過ぎてしまうほどの小さな神社ですが、文化財や名木があり、趣きがあります。
神社を出て、いったん、右手眼下に車の往来が激しい国道14号線(千葉街道)を横断。
途中、ガーデニングがきれいな民家があり、珍しい白い松葉菊やバラが咲いていて、女性メンバーは足を止めて観賞。
少し歩くと、左手に「袖ヶ浦第二児童遊園」。 入口に、伊藤飛行機研究所滑走路跡の記念碑が。第二次世界大戦終戦後まで、利用されていました。民間航空機 の歴史を知ることができました。鷺沼の 飛行場を卒業した女流飛行士には、NHKのテレビ小説「雲のじゅうたん」の主人公、小野間(稲葉)真琴もいたそうです。
その後、戻って国道14号のガソリンスタンド前を横断して、右手の坂道を上って 行くと、進行方向左手は広く続く畑地帯〔習志野鷺沼生産緑地〕。また1年ほど前まで、坂の上から見えた飛行場格納庫跡のスレート屋根の建物は無くなって、先ほどの出光のガソリンスタンドに変貌。
坂を上ってすぐ左折し、木立の中の「山縣飛行士殉空の碑」 (飛行機が落ちた場所)に立ち寄り、先生から説明を聞きます。伊藤音次郎 の弟子で、民間初の宙返り飛行に成功した飛行士で、練習中に墜落した場所に石碑が建っています。
その後は、生産緑地内を通って、幕張インターチェンジが右側眼下に見えて、5年前 に相撲賭博事件で話題になった「阿武松(おうのまつ)部屋」へ。阿武松は、相撲協会では名門だそうです。
朝稽古が終わり、夕食の準備をしていました。手前を左折し て、畑地帯の農道を延々と進みます。
にんじん、ねぎが収穫が終わって、一部捨てられていました。ソラマメ、枝豆、たまねぎ、ズッキーニ、ハウス内でトマトなどが収穫時期を迎えていました。いろいろな野菜が広範に作られています。
小高い平らな土地にある畑は、障害物がないため、広くて見晴らしが良く、気持ちもスッキリ。風が強く吹いていましたが、ちょうど歩くには心地よく感じられました。残念ながら、野菜の自動販売は、終わっていて、『明日、来ようかな?』 というメンバーも。
結局、「習志野市内ウォーキングコース」の田園風景コースに沿って、畑の真ん中を通って行って、前方にJRと京成線の路線橋。
橋の少し手前で、先生が引率する京成津田沼駅方面へ戻るメンバーと、幕張本郷、京成大久保駅方面に帰るメンバーと半々に別れました。
小生は、京成大久保組で、路線橋を渡って直進し、習志野梅林公園内へ。路線橋を走って来る一人用外車に遭遇。 『通行禁止では?』
梅林公園では、木に葉が生い茂り、木によって、梅の実がたわわになっていました。たくさんあったので、『梅干や梅酒の材料にほしい』 との声も...。
その先の花咲地区は、迷路のようになっていて、ハトちゃんも何度か迷ったことが あるほど、道が狭く、家が密集しています。
道に明るいメンバーがいたので迷うことなく、建設中の舗装道路に出て、京成大久保駅方面へ。勤労会館手前で、筋トレに向かうハトちゃんはメンバーと挨拶して別れ、1時間ほどストレッチとベルトなどを使って筋トレで汗を流しました。
明日は、3連荘目で、毎年出かけている「鴻巣花まつり」駅ハイで花の観賞をメインに歩いて来ます。
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