コース;深谷駅 癒しの庭を目指してつるバラ半日陰植物の庭そぞろ歩きの庭ブルーモルフォロマンティックガーデン旧渋沢邸 中の家(なかんち)渋沢栄一記念館尾高惇忠 生家誠之堂・清風亭6つの違う顔を持つモデルガーデン花フェスタ会場深谷駅
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深谷というと、中山道の宿場町で、野菜の王国「深谷ねぎ」と、花の王国「ガーデンシティー」で有名
5月2日(土)、快晴に恵まれ、ハトちゃんは、深谷(埼玉)「花フェスタ&オープンガーデンめぐり」 に出かけました。幕張本郷駅(6:31発)で上野駅まで出て、高崎線(7:25発)に乗って、1時間半弱で籠原の次駅、深谷に降りました(8:48着)。
ホームから、「渋沢栄一の生誕の地」という大きな看板と、レンガ造りの駅舎が見えます。
赤レンガの駅舎は、東京駅丸の内駅舎をモチーフに大正時代に作られました。「ミニ東京駅」とも呼ばれています。日本初の機械方式による煉瓦工場、日本煉瓦製造会社がこの地に設立され、創設者は深谷市血洗島出身の実業家・渋沢栄一翁(1840-1931) です。
深谷駅北口から駅前を直進。出店やイベントの準備中を通って、国道17号線(中山道)を左折。
深谷市役所を過ぎて、深谷西小学校を過ぎ、トヨタカローラ前を右折。手前の斜め右に入る道でも同じ場所に行けました。間もなく、最初のオープンガーデンの田口 宅の 「癒しの庭を目指して」へ。
前のウォーカーをはじめ、人だかりが...。ご夫婦が説明と案内をされていました。
赤の「花と緑の街 ふかや」の幟と「ガーデン公開・花仲間」 の小さな案内板があって、バラを中心に色とりどりの花と白いベンチもあって洋風なガーデニングに目を奪われます。
その後、ラグビー名門の深谷高校前を通って、ジグザグと進み、伊勢方地区の先、福川の橋を渡ると、左手に入ります。
角を曲がって、300m左手に、森田友久宅 の「つるバラ半日陰植物の庭」を拝見。冷たい麦茶をご ちそうになりました。つるバラのトンネルがありましたが、蕾の状態。
道を引き返して間もなく左手に、森田美紀子宅の「そぞろ 歩きの庭」がありましたが、自然な感じのガーデン。
次に、曲がり角まで戻って、左折して深谷バイパス手前に、ブルーモルフォの「ブルーモルフォ ロマ ンティックガーデン」へ。 こちらは、多くの花がきれいに咲いていて、楽しませていただきました。また、室内では、珍しい植物も。
どの家のガーデンも手入れが行き届き、花木、ガーデニングを愛好する人たちによって工夫されています。バラはちょっと早かったのですが、 たくさんの花、珍しい植物も観賞できて、感激。
とくに、案内してくださった家の方々は、みんな親切で、個人宅を訪問・観賞する人たちで、大変でしょうと思いながらも、親切な対応サービス。また、花の説明や育てる苦労話も聞けて、大変参考になりました。遠出をして来た甲斐がありました。
その後、コースは、バイパスを左折して、旧渋沢邸 中の家(なかんち)渋沢栄一記念館尾高惇忠 生家誠之堂・清風亭 となっていましたが、昨年、「いつでもコース」で同じ場所を一人で歩いて(約6km)、くたびれ果てた記憶が残っていたのと、路線バスの本数が少なく、隣駅の岡部駅の方が近いこともあって、今回は「花めぐり」に専念。
ハイカーとは別に、一人、バイパスを右折。歩道には、ピークは過ぎたもののきれいなツツジが連 なっていました。
500mぐらいで、大寄の交差点に出て、県道14号線を右折して、雷電神社、深谷警察署を過ぎて福川を渡ります。
間もなく、道に沿って右手に、コース内の最後、古郡ホーム(株)の「6つの違う 顔を持つモデルガーデン」は、昨年も見学。見覚えがありました。
結局、駅ハイゴールするまで、コース上の個人宅・会社は5軒、観賞することに。小生も花は大好きで、庭に植えたりしてちょうど咲いているところですが、こんなに手入れをし調和をとって、多くの種類の花木があるのは、うらやましい限りです。
その後、住宅街が続く幅広の道を左に曲がって、道なりに進むと、深谷城址公園までは10分ほど。
石垣がある城址公園内は、「第12回ふかや花フェスタ」開催中。花フェスタ会場 では大勢の人出。 多くの出店やステージショー、イベントの真っ最中で大賑わい。
会場内は、地元の花やグルメが大集合。 飾られた花や、受賞した花があたり一面に...。
駅ハイ参加者には、4種類の花の種から1種類選べて、小 生はナデシコをいただきました。植木や花・地元の新鮮野 菜特売も。駅から無料のシャトルバスも運行されています。
フェスタ内で、十分に花や催しなどを堪能した後は、「高崎線+富岡スタンプラリー」のスタンプ押印のために、旧七ツ梅酒造跡へ。国道17号線を横断して旧中山道沿い右手にある、「七ツ梅」の大きな看板に出会います。
旧七ツ梅酒造の廃業によって使われなくなっていた酒蔵がよみがえり、今はノスタルジックなロケ地 に。豆腐屋、カフェ、古書店「円の庭」、映画館「深谷シネマ」が集まっていて、看板や建物、土蔵など、レンガ造りの店舗や旧商家の建物も見られました。その先には、同じく酒蔵販売と奥に煙突。奥のスタンプ場所に、案内してくれました。憩いの場・ふれあいの新名所になっています。ミステリーツアーの受付もやっていました。見学・小休止し、レトロな気分に浸れました。
また、 旧中山道を歩いて、駅前のふっかちゃん横丁に入る通りは、歩行者天国になってい て、多くの出店や、中央のミニステージでは、地元保存会による太鼓の披露 やミニ・コンサート、大学の発表会、飲食店などによる出店が賑やかに開かれていました。
人通りが多い中を抜けると、すぐ前が駅前広場。ロータリー横の公園内に、渋沢栄一の銅像があって、駅下には「ふっ かちゃん」(ゆるキャラ)のショーウインドーがありました。
駅に着いて、時刻を見ると11時12分。熱海行(11:20発)の普通電車に間に合いました。
今回の花めぐりコース(約15km)は、渋沢栄一翁 関連の名所・施設が離れているため、ショートカット(小生の歩行距離は9kmぐらい)。花と緑があふれる空間の中で、まさに花好きには堪らないウォークとなりました。オープンガーデンの庭主さんに感謝。「こんな街に暮らしてみたい」そんな気持ちに...。
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