コースは;高麗川駅 加藤洋品店 高麗家住宅高麗神社聖天院高麗郷古民家巾着田管理事務所巾着田あいあい橋駅舎風物置こおばんちあぐれっしゅ日高中央高麗川駅
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ハトちゃんは、5月4日(月・みどりの日)、「巾着田の菜の花が見事! 歴史と自然を満喫! 春の高麗郷を巡る(約10km)」駅ハイに参加。
当日は、五月晴れの上々の天気。
高麗川駅までは、前日、八王子の実家に泊まって、当日は西八王子(7 :39発)から中央線で八王子、反対側ホームの八高線に乗り換え。川越行(7:45発)で高麗川駅まで1時間弱。
初めて高麗川駅に降りました。駅前広場には、高校生がいっぱい。県のスポーツ大会が近くで行われるとのこと。
直進して、100m右手に、スタート受付の加藤洋品店。9時開始だったのですが20分前に到着。ちょうど店の方がいて、1番で受付開始。用紙に記入。資料をもらい、マップでコースの説明を受けます。同じ電車からの参加者は無し。
まずは、高麗神社を目指します。二つ目の信号(県道30号線高麗川駅入口)交差点を右折。
300mほど歩き、コンビニを過ぎると、県道から斜め左に入る道を一人テクテクと歩きます。下り坂で右手にはヒバリが鳴いていて、里山風景が続きます。
道なりに進んで高麗川にかかる出世橋を渡って左折すると一の鳥居が立っています。鳥居をくぐって高麗神社の境内へと。
境内入口に、「高麗建郡1300年」の幟が見えます。2016(平成2 8)年には、この高麗郡が設置されてちょうど1300年を迎え、先人への感謝を表し、高麗神社主催による「高麗郡建郡1300年記念事業」を計画、実施するそうです。
高麗郡の歴史;高麗郡(こまぐん、こまのこおり)は、かつて武蔵国、埼玉県に存在した郡である。
〔716年、大和朝廷が駿河など7ヵ国に居住していた旧高句麗の遺民1799人を武蔵国に移したことにより高麗郡として設置されたのが最初である〕
なお、高麗神社は、紀元前1世紀~7世紀後半まで朝鮮半島の北部を中心に栄えた高句麗国の王族・高麗王若光を祀る神社。初代の郡長として若光が赴任した。出世開運の神として知られるほか、梅や桜の名所としても有名。神社の鳥居奥には、「天下大将軍」「地下女将軍」と書かれたチャンスンが建っています。
早朝で、神主などが境内を清掃中。高麗家住宅の場所を尋ねました。裏手にある高麗家住宅(国指定重要文化財)は、3月に屋根の茅の葺き替えが完成し、家の傍にある、名木しだれ桜は葉桜に...。
神社の参拝を終えて、自動車お祓い所の細い道を入って間もなく、一段高いところに本殿がそびえる聖天院へ。寺の正面には、「天下大将軍」「地下女将軍」と書かれたチャンスンが建っています。厳 かな雷門があり、雷門の先にある石段を登ると、新築の中門に受付。拝観料を払って門をくぐると見事な庭園があり、阿弥陀堂、銅鐘、本堂などがあります。とくに人がいないので、自主的に料金を払って見学。若光の像や、高麗の偉人たちの石像などがありました。
その後、山門前まで戻って、幅広の道に出て右折。歩道がない所あり。マップでは「横断歩道のある三叉路を左に進む」とあったので、横 断歩道を見つけて左の坂を下ると、何かおかしい感じ。通りすがりの住人に聞くと、道が1本手前。
あわてて戻って確認するも横断歩道はありません。マップの間違えでした(右の写真)。コースに戻ったと思いきや、今度は高岡浄水場内に入ってしまい、もう一度仕切り直し。二度間違えて、やっと「巾着田」への道標を見つけて後はすんなりコースに沿って歩けました。「大変でした!」矢印の必要性を痛感しました。今回のコースは、道標はありましたが、矢印は1個も無し。
県道15号線に出て、右折し直進。天神橋を渡って、右手に高麗郷古民家〔国登録有形文化財;江 戸末期~明治にかけての名主の住居〕がありましたが、だいぶ途中で時間をロスしたので、外観のみ。後で知ったのですが、当日はポストカードと麦茶のサービスがあったそうです、残念。
階段を下りて、春の菜の花、秋の曼珠沙華で有名な巾着田〔高麗川の蛇行が、日和田山から見ると 巾着の形に似ていることから由来〕へ。
菜の花は終わってしまい、ほとんど見られま せんでしたが、多くの家族連れや団体が川遊びやバーベキューなどで、川遊びに来ていて、駐車場が大混雑。管理事務所が途中にあって、スタンプ押印。
その後、巾着田の川沿いの遊歩道を歩いて水車小屋、牧場などを観て、里山風景と川原の歓声を聞きながら、あいあい橋〔日本最大級の長さ全長91. 2mの木製トラス橋で、秋の赤いじゅうたんを見下ろせる唯一のスポット〕を渡りました。
橋を渡ると、正面に高麗郷民俗資料館があり、手前に高麗小学校があります。
道なりに直進すると、県道15号線に出ます。続いて県道づたいを歩くと、鉄道ファンが昂じて駅舎風の物置「こおばんち」があり駅名版が設置されていて、「こおばんち」駅は、高麗川と 高麗の間の駅 で川越線へ乗り換えができる駅という設定となっています。 八高線沿線の写真展や、車両や生活用品にかかわる実物と創作グッズも並ぶ平屋の建物内に。レトロな雰囲気で楽しい気分に...。
見学後、高麗川駅方面へ。途中に野菜や生鮮品、花木などを販売している、JAの「あぐれっしゅ日高中央」があり、店内を見てまわりました。車に多く の買物を運んでいる光景もあり。
今朝スタートの話では、八高線の高麗川駅または西武線の高麗駅から帰路に着いても良いとのことでしたが、加藤洋品店に、一応、立ち寄りゴール。名簿を見ると、総勢15名が参加していました。
今回、行程は10kmということでしたが、道に迷ったのが二度、余分に2kmぐらいと時間もかかり、だいぶ歩いた感じでした。
帰りは、八高線(高麗川駅11:26発)で川越駅経由、川越線・埼京線で武蔵浦和で武蔵野線に乗り換えて西船橋へと出ました。乗り換え回数は多いものの、接続はほとんど待たずに、スムーズに帰宅できました。
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