総裁選で過剰な報道番組

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9月12日、岸田総理の総裁選不出馬により、次期自民党総裁選が告示され、15日間の選挙戦がスタート。派閥解散もあって、過去最多の9人が立候補。早速、マスコミが取り上げ、テレビ各局でも9人による論戦合戦が報道され、小生も「どのような政策を主張するのか」興味があったので、見入った次第である。
 
しかし、聞いていて正直がっかりした。まず、今回、派閥及び議員が起こした「裏金」事件についての明確な反省と今後の取り扱い、政策が不十分で、各候補に考え方の相違はあるものの、国民の信頼を裏切り党としての責任について言及できない。さらに、美辞麗句を並べて、さも「国民のいのちと暮らしを守る」と言う。いわば野党の主張とほぼ同じで、ビジョンはすばらしくてもそれに伴う財源や政策が見えない。さらに、急にきれいごとを言うのもおかしい。本来であれば、現内閣でも主張できるのに?

立候補するのは自由であるが、9人は多過ぎで、経済、社会保障、諸外国との外交など日本にとって難題が山積みであるのに、重要な大臣や党三役などの経験がない、または少ないのでは心もとない。それにしても総裁・総理大臣は激務なのに、やはり一番になることが好きな人間の多いこと。

新しい総裁で「総選挙の顔」として、自民党が勝つことを目指しているのだろうが、国民は黙っていない。今回の裏金問題は何で起こったのか、原因と真相は闇の中になってしまっては、近い将来、再びカネの問題は起こり得る。

どちらにしても、自民党が急に変わることはなく、日本の針路は暗雲が立ち込めている。






 

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このページは、hatochanが2024年9月13日 12:57に書いたブログ記事です。

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