明日(6月20日)に迫った東京都知事選の立候補予定者から公約が発表されました。今回3選を目指す小池さんと蓮舫さんの有力者に加えて、50名を超える立候補者が出る空前の選挙になる模様。その中で少子化問題や子育て支援策も重要な柱の一つになっています。
そこで、少子化と子育て支援策について現在感じていることを短文メモで記します。
戦後日本は敗戦から「産めよ!増やせよ!」精神で、結婚して家庭を持ち子どもを育てるのが当たり前といわれ、人口を増やしてきました。その結果、第二次ベビーブームが到来。就業人口も増え高度成長時代へと...。
ところがバブルがはじけ景気が後退。雇用不安が続くと、若い世代の結婚・出産への考え方にも大きな変化があり、女性の未婚化・晩婚化が増えて、少子化が深刻な問題になってきました。
深刻な出生率の減少はわが国では連続で減少し平均1.20人で過去最低(2023年)。世界ランクでは227カ国中215位という先進国では最低の水準に。また、結婚したくても低賃金と衣食住にお金がかかって結婚適齢期を過ぎたり、結婚しても保育所が足りず入所できないなど国や自治体の支援政策が足らなかったり、遅れてしまっています。
結婚・出産・子育ては家計、医療、教育などに多くの負担がかかり、二人目を産みたくてもやっていけないという夫婦。どうすれば、良い方向が出るでしょうか?
まずはデフレ経済を修正し物価高に歯止めをかけ子育てが十分できる環境にして総合的に社会保障を充実させます。これは税金を使うしかないと思います。さらに啓蒙活動を通じ国民一人ひとりが将来を見据えて意識を変え、国や自治体の社会環境や支援体制を拡充させ後押しする政策を実行することが急務だと考えます。
「子どもを育てて幸せな家庭を築ければ、人生はもっと楽しくなるはずです」
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