コースは約10km;水戸駅水戸観光案内所 茨城県近代美術館千波湖(D51・親水デッキ)常磐神社偕楽園茨城県立歴史館泉町会館水戸芸術館水戸市水道低区配水塔弘道館大手橋水戸城址・白壁塀義公(水戸黄門)生誕の地水戸駅
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3/9(土)、3年ぶりにハトちゃんは昨日の駅ハイに続いて、出生地である茨城県の県庁所在地水戸の偕楽園観梅に出かけました。
コースは「第123回水戸の梅まつり 梅薫る水戸のまちめぐり(約10km)」 。
中央・総武線、武蔵野線、常磐線で約2時間半。最寄りの幕張本郷駅から
約100kmの偕楽園臨時駅へ。観梅のシーズンで、駅ハイは9、10日の両日開催。常磐線は限定時間に下りのみ「偕楽園臨時駅」に停車。
スタート受付は、水戸駅観光案内所でしたが、偕楽園以外のポイントは知っていたのでカット。観梅をメインに歩くことにしました。
駅には9時32分に到着。梅大使(むすめ)の二人の他に駅員さんや観光案内人が歓迎してくれ、多くの観光j客が降りました。改札口を出る際、駅員さんに切符を渡すと、次駅の水戸駅まで乗車できる精算済証明書をもらいました。駅前には、観光案内所やボランティアさんがいて、偕楽園や水戸市街のマップを渡してくれます。
8日は春一番で風が強かったのですが、本日は気温も上がり日中17度にもなる暖かで春を感じる陽気。
正面に見える常磐神社の急階段を上ります。
隣接する常磐神社〔1874(明治7)年、「常磐神社」の社号のもと、社殿を造営。戦災で本殿以下を焼失するが、1958(昭和33)年に現在の社殿が完成。境内には戦災を免れた能楽殿(鎮座当時の神楽殿・神饌殿)などが残るほか、水戸学関係の資料や日本一の大きさがあると言われる陣太鼓などを展示した義烈館がある〕の境内へ。参道には多くの出店が出ていて、賑やか。拝殿では長い列で、能楽殿前では壁に描かれた金屏風と松を撮る人も...。
大鳥居の先に、立派な社殿があって参拝。右手奥の義烈館〔徳川光圀公・斉昭公の遺品、遺墨をはじめ水戸学関係の資料等の展示〕に入館(有料)する観光客もいました。「水戸徳川家の梅まつり」企画展を開催中。
常磐神社の境内横から、出店を見ながら偕楽園東門に通じる道を進みます。坂を上らずにすみます。間もなく、梅の名所で有名な偕楽園〔金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三大公園の一つ〕の東門へ。
庭園内は無料なので、自由に出入りできます。来年から有料になるということで、無料は最後。休日でイベント開催ということで大勢の人でごった返えしていました。レストハウスがあって、観光案内、休憩所、土産物販売などを行っています。
入園すると、しゃべっている地元の人たちの会話は、懐かしい茨城弁。「~だっぺ」と、語尾が上がります。
広大な芝生と、手入れの行き届いた松や梅林や竹林など。晴れて天
候が良いので、梅の種類が書かれている名札をたよりに、ゆっくりと紅梅、桃色や白梅、混じりの梅など約100種、3千本あるといわれる梅林を時間をかけて回りました。梅独特の香りと古木の見事な枝ぶり、色とりどりの多品種を見比べながら、観梅を堪能しました。
その先に人だかりができていました。
赤や桃色の着物にたすきをかけた「水戸の梅むすめ・梅大使」
が8人が勢ぞろい。笑顔で艶やかな姿を披露して会場に彩りを添えていました。無料で撮れるサービス。また高齢の男性が真ん中に入り、記念撮影。周囲からは「両手に花」と掛け声がとび、笑いを誘っていました。
その後、園内のほぼ中央に位置する好文亭〔水戸藩9代藩
主、徳川斉昭公自らが設計し、木造2層3階建てには、各所に創意工夫と
酒脱さを入れている
〕は黒っぽい建物で、満開の梅近くには、入場を待つ人や好文亭に上って市街や公園内を眺めている人たちの姿も見えました。
その中を観梅・撮影しながら、ゆっくりとまわりました。花の香りと色とりどりの多品種の梅に魅了されました。
最後は、見晴広場の先で園内の高台になっている仙奕台からは、千波湖や桜山や田鶴鳴梅林が霞みのようにボーっと一望できます。湖畔を眺めて、右手奥に広がる見事に満開になった梅林をしばし眺めて朝食を食べて休憩。
その後、10時を過ぎて、さらに混雑する園内を尻目に、東門を出て、水戸駅方面へ。、常磐線の上に架かる偕楽橋を渡って、千波湖畔に出ることにしました。
前回も歩いた道なので知っていました。くねくねとゆっくり坂を下り、常磐線の上に架かる偕楽橋を渡って、千波湖畔に出ることにしました。
橋の上で、カメラの三脚がずらっと並んでいてカメラを構える撮り鉄さんの大群と遭遇。常磐線の普
通電車が来たので、小生はシャッターを押しましたが、撮り鉄さんはそのまま。聞くと5分後に「30年前の特急電車が来る」ということで、一緒に、5分待つと、特急「ひたち」が梅林の横を走って来て、小生も撮り鉄の仲間入り。多くのシャッター音が響き渡りました。
橋の途中から下りて、湖手前を流れる一段高い桜川のサイクリングロードを左折。川越しに湖畔に沿った千波公園内の遊歩道ではジョギングやウォーキング、サイクリングを
楽しむ人たちが見えます。
また、ハトがえさをついばんでいたり、水鳥の姿も観賞できました。湖畔に目を移すと、スワン(足こぎ船)が30数隻浮かんでいました。湖中央には、時間で水の勢いが
変わる大噴水も。 ところどころに点在するベンチで湖を眺めている人たちの姿も...。
「水戸駅まで約1.9km」の表示があって、舗装道と途中、茶色い道路を直進。
しばらく歩くと、千波湖の端にぶつかり、千波大橋が見えて来て、さらに橋を
くぐって、桜川に沿って桜並木の道を進むます。そのまま幅広の駅南通りまで直進。駅南大橋へ。大橋前で階段を上って駅南通りを左折すると、正面に水戸駅が見えて、ペデストリアンデッキを進みます。
駅南口広場に、水戸の納豆記念碑があります。また南北横断通路で北口に出
ると、マイムビル手前に有名な「黄門様を挟んで、格さん、助さんの3人の旅姿像」が立っています。水戸駅改札所前の観光案内所でゴールとスタート受付が一緒。
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今回歩いた距離は偕楽園内と水戸駅(約2km)の計3kmで、観梅中心に千波湖・桜川の畔を歩いて、生まれ故郷の半日を楽しみました。
常磐線の上りは30分間隔、ちょうど11時発の普通電車で帰りました。上りは、偕楽園臨時駅には停車しないので、車窓から千波湖畔や偕楽園の梅林を目に焼き付けて、待ち遠しい春を感じつつ水戸をあとにしました。