利根川下流入江に位置する北総の小江戸といわれる「水の郷 佐原」は、舟運で栄えた商都・交易都市で自然と文化に恵まれています。町の名所や寺社・史跡はもちろん、小野川ほとりの風情のある商家群は必見。昔にタイムスリップしたようなノスタルジーを感じます。
コースは;佐原駅駅前観光案内所 道の駅・川の駅 水の郷さわら町並み(さわら雛めぐり)佐原町並み交流館水郷佐原山車会館観福寺伊能忠敬記念館伊能忠敬旧宅佐原駅
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ハトちゃんは3月7日(木)、2年ぶりに駅ハイ(小江戸さわら雛めぐり) 約8.5kmへ。
京成大久保駅から京成成田駅へ出て、徒歩3分ほどでJR成田駅 へ。JR成田線に乗換えて佐原駅へ到着(9:11着)。 構内に駅ハイPRとガラスケース入りの雛壇。
天候は小雨が降り続くあいにくの空模様。それでも花粉が多く飛ぶという予報で、マスクを着けてのウォーク。
南口からすぐの観光案内所で受付をすませてスタート。 コースマップでは北口方面の香取市役所から道の駅・水の駅 水の郷さわら〔全国初の「道の駅」と「川の駅」が一体と なった複合施設〕をまわるようになっていました。
道の駅は、妻の実家が近くの小見川ということもあって、数回訪れているのでショートカット。
雨のため、短時間で雛めぐりをメインに、小野川が流れる忠敬橋をめざします。コース上に老舗に伝わる雛人形が観られます。
忠敬橋まで行き、小野川に沿って、冬場なのであまり垂れ下がっ ていない柳越しに日本遺産認定〔国の重要文化財〕になった建造物群保存地区へ。近くに舟の発着場があり、舟が1艘停待ってい ましたが観光客の姿は見えません。古い商家の町並みが立ち並びます。
道の両側にある店舗には、ポスターやいろいろな雛かざりが店頭に並べられていましたが、小規模。
途中、川沿いに煎餅焼きの商家がありました。
また桶橋手前の伊能忠敬旧宅〔50歳まで住んでいた〕へ。20 11.3.11大震災の修復工事が終わり、旧宅内を見学。外観のみ。旧宅内にはの立派さと、敷地の広さ、銅像と横の「この一歩から 測量の日」石碑や家訓の碑などがあります。
続いて、桶橋(農業 用水の落ちる音から ジャージャー橋と もいわれている) を渡って、伊能忠敬記念館へ。こちらも3回入館しているので外観のみ。
記念館も特典で無料で入館できます。忠敬が豪商の当主として 商才を発揮した前半生と、隠居して日本地図作成に捧げた後半生を紹介。関係資料は国宝に指定されています。当時の日本大地図と測量道具の展示を間近に見ることができます。現在の地図とほとんど正確な整合性があるのは、精密な道具の無い江戸時代に、いかに苦労して作製したかがわかります。
忠敬橋に戻り、橋を渡って、しばらく直進して左手に大きな木が聳える八坂神社。境内の一角にある水郷佐原山車会館があります。雨が降り続いていたのと、電車が1時間に1本なので駅方面へ引き返すことに。ここから引き返すことに。駅ハイ参加者は無料。
その後、町並み交流館〔利根川分流の小野川周辺は、河港となり旅館や商店が立ち並んでいて、小野川沿いや香取街道には重厚な木造建築が軒を連ねていた。当時、佐原を代表する洋風建築であった三菱銀行佐原支店の建物(三菱館)は、改築によって取り壊されることになった。これに反対して地元有志が建物の保存を訴え、その結果、三菱銀行は三菱館を市に寄贈することに決定。NPO法人小野川と佐原の町並みを考える会が発足、古い町並みの保存と再生のために観光案内も行っている〕へ。
佐原のたたずまい、建物のミニチュアや保存資料・写真などの展示、イベントや研修室を提供。雛めぐり期間中には、明治から大正時代、昭和10年の珍しい雛壇や内裏雛、絢爛豪華な雛飾りなどをゆっくりと観賞できます。また商家に伝わる雛たちの店を紹介。
構内には、観光案内チラシやベンチがあって休憩できる観光センターがあって、駅の待合室兼務になっています。
佐原駅(10:11発)から乗って、行きと同じ成田で京成線に乗り換えて、帰りは朝食を摂りながら田園風景を眺めて12時前に帰宅。花粉症は、雨のおかげでほとんど無し。約1時間の散策でしたが、少しでも佐原の雛飾り雛壇が、町並み交流館で観れたので良かったです。帰宅後、雨がやんだのを見計らって、1時間だけ筋トレに出かけました。
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