4月26日、ほぼ一日中降雨。交替で孫の面倒を見て、午後、娘のご主人が車で来る前、明日締切の原稿を書くことに...
【鼓動】(統一地方選挙が終わっての所感)―である調
統一地方選挙が終わった。投票率は相変わらず低い。これでは本当に民意が反映されたといえるだろうか。しかし、結果は謙虚に受け止め、首長および議員は自らの公約を実現するために地方自治に全力で取り組んでもらいたい。
ただし、一方で無投票の当選が目立っている現状がある。これでは候補者同士の政策を競う場がなくなり、マンネリ化による資質の低下、選挙への関心も低くなって来る。少子化や若者の都市への流出などにより人口減が進む中で、地域産業の振興、福祉の充実、子育て支援など魅力ある環境への取り組みや地方自治に関わる人材を確保していく必要がある。政治に無関心な国民が増え続ければ、地域の活性化は難しい。
対外的には、国際情勢はさらに混迷化が進み、スーダンの内戦、ロシアのウクライナ侵攻、中国の覇権主義、北朝鮮の核脅威など。第二次世界大戦後、国際連合ができたが、常任理事国の拒否権で十分に世界の恒常的平和が維持されてはいない。日本の外交も岐路に立っている。民主主義の国民主権を無視した岸田政権による防衛費増額、軍拡で日米関係を強化する方針は、米国が戦争すれば日本も追随せざるをえない危険な選択でもある。
やはり国民一人ひとりが平和に何が必要か、政治にも声を上げて欲しい。
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