水締め工法を実施

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22日、早朝、拙宅の地盤沈下修復現場に工事監督さんが来宅。今回、水締めの重要性を教えてもらいました。ハトちゃんは初耳。早速、ホースを延ばして地盤沈下した場所に放水。当初は水が溜まらず奥に吸い込まれて不安でしたが、しばらく水を出し土と一緒に流していると、水が溜まり、水が引いた後、なだらかになり放水した地面が一定に固くなったようです。このままの状態で、一日置きました。

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翌日、正午過ぎに多忙な監督さんが再度、確認に来宅。水締めした箇所は足で踏んでも固くなったのが判ります。だいぶ安心できるようになりました。

そもそも10数年前に駐車場を工事した業者が降雪日にコンクリートを打って、間もなくモルタルが浮いたりヒビが入って、コンクリをやり直してコンクリの薄い箇所あり(後に、この業者は倒産)。また本下水工事業者も水締めなどせずに、急いで配管工事をしてしまったことが原因で、今回の地盤沈下・陥没につながっています。

工事を通して、あらためて業者選定の難しさを感じました。今回の業者さんは、きちんとした工事で修復してくれるそうです。

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水締めは、土砂や砂の締め固めする際に用いられる手法。土砂や砂を埋め戻す際に、水を注ぎ込みながら埋め戻すことを指しています。土中の土は掘り起こして空気にさらすことによって、体積が2倍になるといわれています。例えば、掘り起こした土を大量に埋め戻すケースでは、しっかりと転圧したとしても地盤が沈んでしまうことがあります。そこで、水締めが用いられます。水締めとして大量の注水によって土粒子の周辺にある空隙を取り除くことで、毛細管現象で発生する毛管力を減少させます。結果、ばらばらになった粒子が自重によって沈降し、土砂や砂が密になることで、地盤が沈みにくくなります。

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このページは、hatochanが2023年1月23日 16:04に書いたブログ記事です。

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