7月31日(日)に、「ゆうほ(友歩・遊歩)21」で昨年の12月10日(火)に体調不良で行けなかった行「駒場東大前から代官山・恵比寿を歩く」(約7km)を、一人で歩きました。
少し風があるものの、真夏の太陽がギラギラと照りつける中、JR中央・総武線「幕張本郷」駅を出発。東京メトロの「西船橋」(東西線)→「九段下」から半蔵門線に乗り換えて、「渋谷」へ。「渋谷」から京王井の頭線の「駒場東大前」駅へと向かいました。
「駒場東大前」(10:37)に着きましたが、時間はそれほどかからず、スムーズに。同サークルの別コースでこの駅を起点としたことがあったので。
早速、ウォーキングマップを見ながら歩き始めました。
線路に沿って歩いて行くと、まわりに学生さんの歩く姿が。踏切を渡らずに右折。
東大前商店街の石段を降りて、Y字路を左に入り、細い路地をほぼ道なりに進むと、都道423号線へ。横断して都立駒場高校、第一中学校の横を曲がると、間もなく下り坂へ。
坂の終点「東都リハビリテーション学院」建物手前右に、赤い小さい鳥居と急な石段。
氷川神社の石段を登って行くと、社殿があり、参拝。
富士講の碑もあり、小高い丘から眼下に市街地(高い建物が多い)が望めます。正面の急階段(52段)を注意しながら下りて行きました。
下りると、目の前に首都高速道路と高架下の玉川通りへ。車の往来が激しく、騒音がやかましい。
長い陸橋を渡ると、昨年3月に開園した目黒天空庭園の氷川橋出入口へ。首都高速中央環状線と3号線を結ぶジャンクションの上に回遊式の天空庭園が広がっています。
階段またはスロープが付いていて、ちょうど前にサラリーマンの男性が歩いていて、屋上の庭園内には「十の庭」が回るように配置されています。管理棟に寄って、チラシをもらい、憩い・交流広場なども見学。
庭園を眺めると、残念ながら花は少ない。クロスエアータワーに入ると、大橋図書館などに来館者が来ていて、先生が作った資料を見せて、真上からのアングルを探しましたが、『高層マンション上部から撮影したもので、一般人は入れない』と言われて、、「やはり無理か」とあきらめました。
また、ここが庭園上部の終点(タワー9階)で、『良く歩いて来ましたね』 と。帰りは、エ
レベーターを利用して2階から地上へ出てオーバスブリッジ(国道246号線)に出て、
目黒川に沿って、山手通りを横断し、さらに目黒橋の先を川に沿って歩くと、広い感じの菅刈公園〔西郷従道(つぐみち、隆盛の弟)の邸宅跡に建てられた公園〕へ。
出入口右手に、和館があって西郷家ゆかりの書画を展示。庭園
には地形を生かして、滝と池が配置されていて、鯉が悠々と泳いでいて、ほとりに近づくとエサを求めて、寄って来ました。また園内には遊具や芝生広場がある児童公園が隣接されています。
和館の先を抜けて、ゆるやかな坂を左折。そこで、UPSと書かれた黒っぽい車を発見。運転手に西
郷山公園からヒルサイドテラスへ抜ける道を尋ねると、親切に教えてくれました。なおUPSは、国際輸送サービスだそうです。初めて知りました。
西郷山庭園〔西郷従道の別邸跡にできた公園で、庭園は東都位置とたたえられた。1941〔昭和16)年まで、西郷家の本邸として私用されていた〕は小高い丘の
上にあり、展望が良い。階段&スロープを上って行くと、滝の前でお孫さんを連れたおばさんに出会い、『ウォーク中で、これから恵比寿へと向かう』と話すと、『暑いので気をつけて、頑張ってください』と激励の言葉を...。
頂上の平坦なところから出入口が、旧山手通りに繋がっていて
、右折して歩いて行くと、スフィンクスな
どの彫像が並ぶエジプト大使館や、インテリアに凝っているレストランなど。
このあたり一体をヒルサイドテラスと呼んでいて、ビルの建物の空いたスペースに、鳥居と上に2基の円墳がある猿楽塚がありました。
戻って、信号を横断。すると旧山手通りをはさんだ目黒側のエリ
アに、低層でおしゃれな建築デザインの建物が続く一角があり、手前に「ヒルサイドテラス前」のバス停。ギャラリー、カフェ、レストラン、オフィスなどのきれいな景観。
次のポイント、猿楽古代住居跡がある猿楽公園は狭くて、場所がわかりづらく、園内
の竪穴住居跡や展示もしょぼい(大したことはない)。途中に、渋谷区立猿楽トレーニングジムの建物。
次に、何度か歩いている代官山の通りへ。住宅地のほか、ブティック、洋菓子店、レストラン、カフェなどの商業施設も多く見られます。1996(平成8)年まで、同潤会代官山アパートメン
トでしたが、再開発によって取り壊され、2000(平成12)年に複合施設「代官山アドレス」とし
て開業。同施設にある「代官山アドレス ザ・タワー」(地下4階地上36階;約120m)は付近唯一の超高層建築としてランドマークとなっています。以降、原宿・表参道エリアに次ぐ高感度なファッションタウンとして広く認知されるようになりました。
その後のコースがジグザグとなっていたので、わかりやすい駒沢通りに出て左折して、恵比寿駅西口を目指しました。恵比寿駅近くの公園の先に、恵比寿神社があ
り参拝。
ちょうど神社を出て駒沢通りに戻ったところに、東京メトロ日比谷線の出入口があり、電車に乗ると、冷房が効いていて、生き返りました。
帰りがけに、首都圏公園スタンプラリーの旧岩崎邸庭園に立ち寄ろうと、「湯島」駅で下車。不忍通りの前を左折して、案内に沿って3分。門をくぐって、長い砂利道(暑いのでしんどい!)の先に、出入口が(13:05)。受付横で押印。入園
して、洋館、和館、撞球場(地下で洋館に繋がっている)、広い芝生を見学。
すると、和館奥に見慣れない建物が建っているではありませんか?
帰りに受付で聞いてみると、出入口が岩崎邸横に併設されている、国立近現代建築資料館。昨2013年5月の開館展示が公開の最初でまだ日
が浅い。初めてだったので館内に入ると、学芸員も2名で、広いスペースに建築資料・図面の展示のみ。建築物の模型や写真も少なく一般向けにはほど遠い。専門家はいざ知らず、あまりにも不親切で、展示数も少なくもったいない。
調査が目的で、展示が目的ではないのかも知れませんが、文化庁ももう少し建物・ブース構成を考えてほしい。出入口にも大きな掲示板も無く、出入りも入館証を警備員に断ってもらうなど、面倒。税金をかけて造った建物なのに...。警備員に上記の要望を託して、後にしました。
正午をだいぶ過ぎていたので、近くのセブンイレブンでアイスコーヒ
ーとおにぎりを買って、不忍池(徒歩1分)に寄ると、ピンクの蓮の花が咲いていましたが、何よりビックリしたのは、葉が大きくなり、一面に茂っていたこと(13:35)。
池のほとりのベンチでは、暑さを避けて、休息する人たち。その横で、小生もやっと昼食にありつきました。
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「ゆうほ21」のメンバーが12月に歩き、小生は夏真っ盛り。体にはきついウォークとなりました。