まもろう平和!習志野・船橋市民のつどいに参加して

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12月10日(土)午後1時30分から、プラッツ習志野市民ホールで「まもろう!平和!習志野・船橋市民のつどい'22」が開催されました。新装された市民ホールは初めて。会場は平和を守り愛する人たちで満員。ちょっと座席の前後のスペースが狭いので、荷物も置けず長時間座っているとくたびれました。

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千葉県母親連絡会会長の渡辺京子さんの挨拶に始まり、ロシアによるウクライナ侵略や国際関係の緊張など平和が脅かされる問題が起こっていますが、日本国憲法を守り、新しい年に希望をつなぐため、平和への思いをより強く求める」ことを話されました。

次に習志野出身のオペラ歌手、立川かずささんと長年のペアで津田沼高校出身のピアノ山内涼子さんの登場。日本の叙情曲を中心に、「椰子の実」「母に贈るうた」「宵待草」
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「見上げてごらん夜の星を」「津軽のふるさと」「青い山脈」「アメイジングストーリー」「歌劇「カルメン」より~ハバネラ~」を熱唱。中・高齢者が多いことを配慮して懐かしい曲を選定されたそうです。メゾソプラノの美声と張りのある歌声は聴衆を魅了。「青い山脈」では参加者の手拍子をまじえて会場が大いに盛り上がりました。

時間は押していましたが、アンコールで「マイフェアレディー~踊り明かそう~」「きよしこの夜」を会場の黙唱とで演奏を締めくくりました。

休憩後、金平茂紀さん(ジャーナリスト:TBS報道特集の前リポーターで、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の勅使河原秀行改革推進本部長の会見で、被害者にわびないことなどを鋭く突いた質問を行いテレビで生中継された)の講演会。テーマは「2022年という転換点~ウクライナ侵攻、安倍元首相銃撃殺害事件~」。質問を受付、講演後、回答。

リポータ―当時と変わらぬ、歯に衣を着せぬ発言。想定外のできごとが起こる。2月24日、ロシアは一方的にウクライナに軍事侵攻。侵攻後、自らの立ち位置で現地調査の報告を続け、10カ月に及ぶ現状を踏まえて考察。ウクライナは多数の難民をはじめ、領土の破壊、戦争が続いて多数の犠牲者が犠牲になっている。また核兵器使用もちらつかせ、自国の支配を強引に推し進めようとしている。国際的にも西側の支援や制裁で対抗するも、いまだ和平の道は閉ざされている。国際的緊張が続く中で、日本も日米安保条約にもとづき、アメリカに追従。世界的食料問題も深刻。

日本でも7月に安倍元首相の銃撃殺害事件が発生。犯人の母が旧統一教会の信者で家庭生活がめちゃめちゃになったことで、統一教会への恨みで殺害計画。政治家で深く関連していた安倍氏に矛先を変えて殺害にいたる。ここから、国民の間でも政治と統一教会の関係が問われ、報道で取り上げられ批判が高まる。臨時国会で「質問書の送付」「被害者救済法」が成立したが、不十分。法律と現実とのギャップが今後埋められ、ギャップが無くならないと意味がない。課題は多い。

沖縄辺野古基地への移転では、沖縄から基地はなくならず、これからも米軍のいいなりになる可能性がある。北朝鮮や中国といった仮想敵国の進出を警戒するあまり、防衛費の大幅増は日本も戦争への道を進めている。

平和は軍事費増では解決しない。平和憲法である日本国憲法九条を守ることこそ、平和につながる。国民一人ひとりの平和に対する意識と行動、連帯が必要。

閉会の挨拶は宮腰直子さん(弁護士)。

選挙投票率が低い現状の中で、より政治、経済、社会に目を向け、自分にできる「平和」への取り組みを考え、実行していきたいと再確認できました。

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このページは、hatochanが2022年12月13日 11:08に書いたブログ記事です。

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