3月といえば、卒業(入学・進級)、退職(就職)など、年度の切り替え時期で友との別れ、新たな門出の始まりと出会いの季節でもあります。
ハトちゃんは以前、学校で働いていたので、3月は忙しいだけでなく、多くの学生を送り出していたので特別な感慨が湧いてきます。「今頃、どうしているだろう」「元気でやっているかな」など、いろいろな思い出とともに、時の流れの短さを感じ、年齢を感じます。我々の頃は、SNSが無かったのでもっぱら手紙や電話をかけるのが一番でしたが、小生は電話を自分からあまりかけないので、別れてしまうとそれっきりになってしまいます。そのうち、日常生活に追われ忘れてしまうことがほとんど。
最近、感じることは新しい出会いが少なくなり、旧交を温める方が多くなりました。新しいことを覚えるのが苦手になり、新しい刺激を求めることが少なくなっています。日常茶飯事はほぼ決まったことの繰り返し。そんな時、妻の一言で旅行支援を利用して二十数年ぶりに沖縄へ行って来ました。
一度だけ、出張で行った際、学生さんが試験後に車で観光案内をしてくれ、国際通りの民謡酒場で朝までおしゃべりして、飲んで、歌って踊った記憶が甦り、帰りも空港まで送ってくれたことを思い出しました。初対面だったのに、沖縄県民の人情に触れ、沖縄に好印象を持ちました。
しかし、その後は旅行も少なくなり、今回、妻と思い切って出かけました。久しぶりの沖縄は、観光地に建つリゾートホテルや市街地の発達、モノレールの運行など目を見張るものもありましたが、依然として米軍海兵隊基地からのヘリ(オスプレイなど)や戦闘機の姿をときおり見て、沖縄が抱える長年にわたる基地問題の深刻さをあらためて考えさせられました。
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