8月20日午後は隣りの1年生の男の子の夏休みの宿題「読書感想文」の手伝い。いつも、セミ取りに夢中ですが、この日は勉強道具を持ってやって来ました。先週土曜に、図書館から数冊借りて来た絵本の中から、1冊を選び、家で読んでもらって感想をメモしてもらいました。
おもしろかったことや、感じたことを聞きましたが、1年生なので、なかなか表現するのがむずかしい様子。
今回は、800字以内ということでしたが、数行ではまずいので、一緒に読みながら感じたことを聞いて、小生が下書きしてそれをまねして書く作業になりました。
当初は、なかなか鉛筆が進まなかったのですが、隣りでゆっくり確認しながらほめると、だんだんペースが早くなり、頑張って書き終えました。
以下は提出分。表記は1年生で習った漢字と大半はひらがなとカタカナ。
「ぼくは、こんちゅうが大すきです。なつやすみにはいって、となりのおじさんのサクラの木に、アブラゼミやミンミンゼミがたくさんあつまってないています。しずかにちかづいて、手でパッとつかまえます。このあいだ、はっぱにいたバッタをとろうとすると、ジャンプして高くとび上がり、つかまえるのがた
いへんでした。
『とぶバッタ』をよんでおもったことは、バッタはじぶんのすむせかいからとび出し、てきに、たべられるかもしれないのに、くもの上までのぼったのはすごいとおもいました。しかし、足の力がつよいバッタでも足だけではむりです。おちていったとき、はねをおもい出し、うごかしてたすかりました。はねを
つかってよかったです。
はねをうごかせば、じぶんの大きさいじょうにとおくはなれたばしょまで行けます。
バッタはクモやカマキリ、ヘビなどにくらべからだが小さい。エサをとったり、てきからじぶんをまもるために、はねがしんかしたんだろう。とちゅう、はねを見たトンボやチョウから「へんなとびかた」といわれますが、こんちゅうは、じぶんたちにあったはねがついているので、生きられます。
さいごに、バッタはじぶんの力でとべたので、かぜにのってはるかに、とんでいってしまいますが、いったいどこまでとんで行ってしまったのだろうか。きっとてきがいない、安心してすめるばしょをさがすことができたとおもいます。
ぼくにもはねがあれば、いつでもじゆうにいろいろなばしょにとんで行けて、きっと楽しいだろうとおもいます。」
コメントする