8月10日、青森、秋田など東北地方で、前線の影響で線状降水帯が次々と発生して大雨被害が出ました。関東地方は連日、30℃以上の暑い日が続いています。コロナ感染は新規陽性者が急増し拡大、一日の全国感染者は25万人を超え、今や他人事ではなくなって、実際、近隣でも感染者や濃厚接触者が出て心配です。
今年も庭のリュウノヒゲの間に、タカサゴユリが1輪咲きました。昨年までの太いものは、剪定の邪魔で切ってしまいましたが、球根が残っていて、同じ場所に昨年以上の高さになって涼しげにラッパ型の白い花とつぼみが2個、数日間は観賞できそうです。
数年前からハトちゃん宅でも毎年咲くようになりました。他の場所にも飛びましたが、
芝生がダメになるので広がらないように抜いています。今年は近隣を見ると、猛暑が続いたせいか、数がちょっと少ないように感じます。雑草とはいえ、夏の涼しさを演出しているようで、妻とともに観賞しています。なお、ユリは妻が一番好きな花です。
〔タカサゴユリ〕はユリの仲間ですが雑草
台湾原産の帰化植物(タカサゴ:琉球語のサカサングに由来する台湾の別称)で、観賞用として大正時代に導入されたそうです。最初は種子が飛んで生育、2、3年後に球根が育って花を咲かせます。
テッポウユリによく似た花を咲かせるので、除草されず、現在は各地に広がり、荒地でも生育し「ホソバテッポウユリ」とも呼ばれています。町のアスファルト道路で覆われた脇やブロックの隙間からも生え、わずかな地面にも力強く根付いて、生命力の強さを感じます。
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