五度目のミステリーツアー(道央~道東)

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5月19日~21日の2泊3日、阪急交通社のミステリーツアーに妻と参加。あらかじめ送られてきたパンフレットの写真から、北海道の旅1日目の宿泊が層雲峡温泉2日目阿寒湖温泉ということがわかっていました。阿寒湖の宿泊ホテルは、以前、妻が友人たちと阿寒湖温泉に行った際、社会勉強のため、ロビーにアイヌの彫刻が並んでいた豪華なホテルを見学。「一度、こんなホテルに泊まってみたいなぁー」と思っていたホテルがドンピシャで即予約しました。

1日目

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集合は羽田空港(JAL)10時15分。京成津田沼駅前からリムジンバスで羽田へ。運転手の荷物の積載などを見て、不慣れな感じ。車の混雑もありましたが、空港到着が10分ほど遅れて遅刻。添乗員さんがおおらかで助かりました。羽田空港(11:05発)→旭川空港(12:40分着)。旭川空港は妻の晴れ女伝説により、少し曇っていましたが、天候は良好。気温21℃。今年の5月は季節外れの暑さもあり、旭川も蒸し暑い。

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今回のツアーはバス2台。1号車になり、空港から10分ほどで、美瑛の丘に立ち寄り、たばこのセブンスターのデザインになったの前で休憩、広大な小麦やジャガイモ畑が続いていました。北海道の自然と広さ、新鮮な空気を満喫。その後、ケンとメリーの丘マイルドセブンの丘をガイドさんの解説で、次々と車窓から観ました。途中のしらかばやエゾ松、トド松の雑木林も、いかにも北海道という感じで、直線で1㎞以上も続いている道路もあり、ビックリ。妻は途中、同じような風景が続くのでだいぶ寝ていました。

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約20分ほどで、道の駅とうま当麻)へ。当麻町物産館(でんすけの家)ではお土産グッズの他、時期には名物のでんすけすいか(真っ黒で大きくスッキリ味)、食事処、すいか味のソフトクリームなどを販売。添乗員さんから「北海道は広いので、土産品はその場所で買って、悔いのないように」とのアドバイスも。

その後、高速道路を経由、国道39号線で層雲峡方面へ。上川駅傍の峡谷入口から
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大雪山国立公園内の層雲峡峡谷は天然の鋭い柱状節理の岩肌がそそり立ち、ところどころに滝が流れ落ちています。銀河の滝・流星の滝は日本百選にも選ばれています。屏風岩をはじめ、温泉街までの7㎞ぐらいまでとその先8㎞の大函まで岸壁が続いていて、自然美の大迫力に圧倒されました。

温泉街の一角にある、層雲閣に16時前に到着。ロビーに特徴のある暖炉、近くを清流と山並みが...。まずは、疲れを癒しマルモ大浴場へ。夕食は豪華なバイキング。本ズワイガニもありました。バイキングは和食と洋食で、バスツアーでバス内はおやつも食べられないので空腹状態。トレイに好物を大盛り。妻は最後にズワイガニを試食。60分で十分に満足できる美味しさでした。

外出はせず、もう一つの峡谷露天風呂にも入浴し、早めに就寝。


2日目

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晴れ。6時過ぎに起床。朝食、和食と洋食のバイキング。結構、しっかり食べました。

本日もどのようなルートで、どこに行くのかよくわかりませんでしたが、バスはカーリングロコ・ソラーレで有名になった北見~網走方面へ。途中、遠軽駅前を通って、道の駅 遠軽へ。


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本日のメインである花の観賞でしたが、花の開花状況でどこに行くか選択になっていましたが、妻の予想が当たり、上湧別のチューリップ公園へ。7haの広大な敷地におよそ200種類のチューリップが碁盤の目のようにカラフルに咲き誇っていました。今が最盛期。園内全体を見渡せる展望台、風車、北海道開拓の屯田兵の郷土資料館も併設されていて、園内周遊バスも走っています。

絵本のような「チューリップ花畑」を観れただけでも、ツアーに参加して良かったと思いました。

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途中、日本で3番目に広いサロマ湖を車窓から眺めました。そういえば、34年前、新婚旅行で野付半島・網走原生花園に来たことを思い出しました。

昼食は網走川の鏡橋手前、網走刑務所近くのオホーツクバザール網走監牛のローストビーフ丼
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名前はごつい感じですが、牛肉はやわらかく美味でした。昼食後、時間があったので、二人で横断歩道・橋を渡って、レンガ造りの刑務所の外観を眺めました。

その後、20分ほどで網走国定公園の名勝・天都山道立北方民族博物館へ。天都山は「眺望
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のすばらしいところから、天の都に昇るような」と称えられ、名づけられたとのこと。見学は60分。北方に住む諸民族の歴史と文化、社会と生活必需品などがブースごとに展示紹介されていました。あっという間に見学できたので、妻は「歩き足りない」と言って、集合時間まで付近を散歩。

本日の観光ポイントはここで終了。「どうせなら、景色の良い頂上付近の展望台に行きたかったなぁ」と...。昼食後の車内は、お腹がいっぱいになり、旅の疲れで寝る人が多く、途中でガイドさんがときどき観光説明。今回のガイドさんはちょっと年配でしたが、観光地や車窓からの説明は上手で、北海道の地名がアイヌ語から由来しているなど、勉強になりました。

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宿泊は、妻が待望のあかん遊久の里鶴雅。バスがホテルに着くと、ホテルの従業員がお出迎え。入館すると、ロビーには木彫りのタンチョウ。等身大を超える母子像やアイヌ民族、動物などの彫像が所狭しと飾られています。また、案内された部屋からの眺望は、阿寒湖雄阿寒岳が目の前に。和室も広くてゆったりできます。
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また、中庭にはトーテムポールやアイヌ文化の箱庭があり、夜はマッピングやライトアップされて愉しめます。

大浴場は時間制で男女入れ替わり。浴槽の種類の多さと湯めぐりは何度でも入湯したくなります。とくに空中露天風呂は、阿寒湖と雄阿寒岳がパノラマで一望できる絶景で視界を遮るものがありません。圧巻。

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夕食は、和洋中料理から多彩なメニューで用意され、バイキング形式で大勢の一流料理人が作ってくれます。美味しい味と豪華な料理は、旅ならではの贅沢を堪能できました。

夜はホテルからすぐの土産物店が並ぶ先にある、アイヌコタンの実演劇場で、アイヌ伝承の歌や民族舞踊を観賞。アイヌ伝承を受け継ぐ劇団を観るのは初めて。言葉の意味や踊りはいまいち。珍しいだけで、入場料が高く感じました。

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ホテルに戻って、バーでハーブ演奏(無料)聴きに行きました。パラグアイの男性演奏家が、日本でも馴染みのある「川の流れのように」「ゴッドファーザーのテーマ」などを、見事なアレンジで弾いてくれて二人で感動しました。もっと多くの聴衆が来れば、すばらしさを共有できたのに残念。

部屋に戻ってから、時間制の別の大浴場へ。両方に交替で入浴。お風呂三昧でゆっくりできました。翌日も朝風呂に出かけ、結局、3回利用することに。


3日目

朝は9時半出発。朝食もバイキング。郷土の特産物をはじめ、北海道の新鮮な魚や野菜がふんだん
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で、レイクビューの景色を楽しみながら食事を。朝食後、バスの集合時間まで二人で湖畔を散策。野生のふきのとうを見つけたり、夜、見れなかったコタンのお店を覗いたり。

超一流ホテルに泊まれて、遊休の里のおもてなしや、豪華な料理と絶景温泉を満喫しました。

本日の最初のポイントは、どこに行くのか予想は的中。霧の摩周湖♪ 第一展望台から摩周湖畔を
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眺望。手のひらに島をかざすと願いがかなうそうです。摩周湖は、川上郡弟子屈町にある湖。世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖です。晴れていたので、摩周湖に浮かぶ島や斜里岳、西別岳、阿寒三山の一つ雄阿寒岳、活火山の雌阿寒岳、摩周岳の山並みも良く見えました。

その後、高速道路で網走ではなく、釧路方面へ向かいます。帰りの空港予想は大ハズレ。途中、日
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本で最大の湿原である、釧路湿原を車窓から眺めていると、たんちょうをガイドさんが発見し、ツアー客も確認。途中、シラルトロ湖で休憩。湖の成因は海の後退による海跡湖で、 主な流入河川としてシラルトロエトロ川など、数本の中小河川が流入。水路を介して釧路川に流出しています。


やっと帰りが釧路空港だと教えてもらいました。昼食は霧
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の多い釧路市街の釧路プリンスホテルで洋食ランチをいただきました。時間がなかったので、市内は観光できませんでしたが、17階(最上階)の総ガラス張りのレストランから釧路港や市内の景観が観れました。エレベーター横に、「弾道ミサイル落下時の行動について」の掲示があり、北方領土のロシア、北朝鮮に地理的に近い地域ならではと考えさせられました。

空港までは比較的近距離で、バスで約20分。早めにたんちょう釧路空港に到着すると、名前のとお
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り、たんちょうとフクロウのオブジェがありました。行きもそうでしたが、帰りの飛行機(JAL)も感染予防で席を空けながらも多くの観光客が乗っていました。

羽田空港には予定より5分遅れて到着(17:05)。帰りのリムジンバスの切符を買って、発車時間を見ると3分後。乗車口まで駆け足。何とか間に合ってセーフ。

乗った直後から、見る見る雲行きが怪しくなり、途中、徐行するほどの激しい雨。幸い、京成津田沼駅に到着する頃には雨も上がり、助かりました。

翌朝のパンを買い電車に乗って、隣り駅の京成大久保駅へ。改札口を出て歩いていると、仕事帰りの息子とバッタリ。19時前に帰宅。


新型コロナ感染が落ち着いてきたので、思い切って旅行に出かけましたが、無事に帰ることができて何より。北海道の雄大な自然や観光と食、お土産を買って、存分に楽しむことができました。四季折々で楽しめる北海道、また別の地域を二人で観光したいですネ!

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このページは、hatochanが2022年7月 7日 15:51に書いたブログ記事です。

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