コースは;鴻巣駅 鴻巣御殿跡(東照宮)勝願寺(本町)広田屋(人形店)鴻巣市産業観光館「ひなの里」マル武人形(人形店)鴻神社鴻巣農産物直売所パンジーハウスエルミこうのすショッピングモール鴻巣駅
============================================
2/24(日)冬晴れ。ハトちゃんは3年ぶり3回目となる「中山道の歴史散策と鴻巣ビックリひな祭り(約10km)」に参加。今年のコースは、2016年と少し変わって、北鴻巣駅方面の鴻巣農産物直売所パンジーハウスまで行って戻って来るコース。駅ハイは23・24日の2日間のみ。ひな祭りは2/20~3/10開催。
上野駅から高崎線快速アーバンに乗って鴻巣駅に到着(9:21)。
今年も曲がり角には矢印があって、ポイントには、必ず観光ガイドさんが立っていて親切に説明してくれて、ウォーカーには好感度大。
まず、改札前で受付をしてスタート。駅東口前のバスロータリーには「ひな人 形と花のまち こうのす」のカラーの看板が目を惹きます。
東口からコースマップにしたがい、前のウォー カーとともに最初のポイントへ。
本町の線路沿いに鴻巣御殿跡(東照宮)〔徳川家康により、鷹狩りや領内視察のため、築造。日本一小さい東照宮〕へ。ボランティアガイドさんの案内で細い路地を入って、奥に小さな鳥居が民家の前に立っています。
続いて、「ひ なの里」手前の石畳の道を進んで、ひなの里通りに出て、訪れたのが勝願寺〔浄土宗関東十八壇林(学問所)の一つ:現在 地に勝願寺が建立されたのは、1573~92年(天正年間)の頃 で、 清厳上人が再興。寺紋は家康から「葵の紋」を許可された。大河ドラマ「真田丸」ゆかりの地〕。 「真田丸 小松姫ゆかりのまち」の幟が立っています。真田家に嫁いだ小松姫の墓がありました。
境内左手奥に、仁王門、その先に本殿があり、建造物は風格が漂います。
寺と隣接する桜の名所の鴻巣公園前を通過。
左側に旧中山道が道一本隔てて通っていて、閑静な石畳と舗装道を行くと、車の往来もほとんどなく、安全に歩けました。
路地に矢印があって左折。県道164号線旧中山道に出てほんのちょっと戻ると、広田屋人形店へ。
車の交通量が増えた旧中山道を進むと、両脇に人形店とひなまつりの幟が立っています。
店の前にある太鼓橋(長寿橋)は、一方向から上って下ると1年長生きを するということになっていて、今年も1回渡りました。
店内に入ると、年配の店員さんから、「どこから来たんですか?」と声をかけられ「千葉です」と。遠方なのでビックリしていました。今年はひな人形や五月人形で使う、きれいな生地の切れ端セットのプレゼント無し。
人形店らしく、多数のおひな様と、五月人形が整然と飾られていて、しばし観賞。
間もなく左手に、鴻巣人形町の一角にある産業観光館「ひなの里」〔観光情報発信基地 として、雛人形の展示や鴻巣の歴史・産業がわかる写真や展示品を紹介。また土産品も販売〕へ。多くの観光客が訪れていました。
ここでは、館内に飾られた、 きらびやかなおひな様と、人形、鴻巣宿のグッ ズの他、外の広場にも、歴史のある小さくて華麗なおひな様が多数飾られていて、ゆっくり観賞 。ベンチには冷たいお茶のサービス。広場の先から館内奥にあるきれいなトイレを利用。イベント広場では、披露される雅楽の演奏の練習中。係員とちょっと立ち話。
その後、中山道を横断して、少し歩くと、大きな「マル武人形」の看板。右折して間もなく「マル武人形工場」の出入口があって、入館。
こちらにも多数のおひな様と、五月人形が飾られていて、しばし観賞。手持ち無沙汰の係員と「娘が昨夏、結婚して一人片付きました。子どもはまだ」という話から、20年前に内裏雛を買って、結婚したので、もう飾らなくても良いでしょう?」と尋ねました。「お孫さんができたら、ちょっと遠いですが、注文をお待ちしています」と、勧められました。
その後、マップのコースは、中山道の一本先を北鴻巣駅方面へと進みますが、ハトちゃんはそのまま中山道を進みました。 本町交差点も直進。
途中、左側手前に「鴻巣宿本陣跡」〔鴻巣宿は、元々、本宿村 (現在の北本市)にあった宿駅を1602(慶長7)年に現在地へ移して鴻巣宿と改称。旅籠は58軒あったといわれている〕の黒色の標識がありました。
また、鴻巣駅前入口の交差点に、鴻巣宿の碑と案内板があって、 自動販売機がカラフルなおひな様のデザインでご当地ならでは。
その後、鴻神社は2回参拝していたのでカット。今回の変更ポイント鴻巣農産物直売所パンジーハウスはだいぶ離れていたのでカット。メインの「ピラミッドひな壇の観賞」を中心にという同じ考えのウォーカーもいて、左折して真っ直ぐエルミこうのすショピングモールへ。
1階吹き抜けフロアには、日本一の高さを誇るピラミッドひな壇が。31段約7mも あって圧巻。かなりの高さで続いています。周囲には観光客や買い物客が多数。デパートでの披露。観光スタンプラリーの押印やひな飾り前では、人形の顔や着せる物の作成・実演や土産品などの注文・販売が行われていました。1体作るのに1~1.5時間かかるそうです。
その後、デパート2階出入口の飾り を観て、直通のペデストリアンデッキを通って駅でゴール(10:40)。 歩行距離約4kmを1時間強。
「中山道と歴史散策とひな祭りコース」は、待ち遠しい春を感じつつ、たくさんのおひな様を観賞(特に日本一の高さを誇るびっくりひな飾り)し、鴻巣宿の歴史・寺社にも触れられて満足できたウォークとなりました。5月にはオープンガーデンなど花の祭典があるので、再訪する予定。
コメントする