8月30日の午後は、千葉市民会館(JR千葉駅から徒歩7分)地下小ホールの、千葉県民医連主催の健康友の会組織の新たな発展に向けた学習決起集会へ。約100名。
少々、長い会議名称で、講演内容はわからずも興味があったので参加。会場受付で、以前、原水禁世界大会で一緒だった方々にもお会いできて挨拶。
講演と月間目標に向けての二本立て。
まず、講演は坂田 匠氏(全日本民医連 まちづくり・共同組織員会委員長、宮城民医連事務局長)。
民医連の結成から組織問題を提起。とくに「基盤となる組織」から「共同組織」へと強化・発展させて来た現状と理論を、歴史認識とともに説明。その結果、「無差別・平等の地域的包括ケア」と「安心して住み続けられるまちづくり」の主体的存在になって、地域に根ざした医療活動や住民自治の発展に結びつける取り組みがと目標が示されました。
パワーポイントを使って、きめ細かい情報提供と説明は良かったのですが、参加した友の会員と職員との立場を明確にすることなく、範囲が広くなり過ぎて、理解するのが大変でした(後に質問者からも意見が出ました)。
時間配分も予定時間を過ぎてしまい、会場内では小声も聞こえました。講演時間を100分からテーマを絞って60分ぐらいにして、質疑の時間を多く取った方が良かったと思います。それと質問者の質問内容に十分な答えがされてなかったのは、残念でした。
また、友の会の存在意義と役割、各友の会の特徴的取り組みの紹介が知りたかったのですが、欠落。一部、友の会会員や友の会名称については触れていましたが。せっかく千葉県の健康友の会が一同に介したので、情報交換の時間もあれば良かったと思ったのは、私だけではなかったでしょう。
最後に「月間にむけての提起」(加藤事務局長)からの提起は、全員で意志統一して確認しました。
スローガン
職員、友の会が協力して、地域に出て貧困と健康阻害の実態をつかみ、いのちとくらし、平和と憲法を守る運動の推進
友の会会員拡大、活動の充実など、地域と一緒にできる取り組みはないかと考えるなど、目標を上げて具体的に実施すること、推進委員会の立ち上げでニュースの発行。
〈 日常、あまり深く考えずに友の会に参加していますが、今回、あらためて仲間とともに「安心して住み続けられるまちづくり」の意義と責任を痛感しました 〉