セミの鳴き声「ミンミン」「ジージー」が毎日聞こえる中、8月4日(金)から始まった、イギリス・ロンドンで開催された世界陸上は、夏の甲子園野球以上にトップアスリートによる熱い戦いが続いています。終盤にさしかかった12日 (土)は、日本が男子4×100mリレーで銅メダル。右はロンドン大会公式キャラクター。
予選の記録は6位で決勝に進み、メンバーを交代させて、バトンパスを修正し、見事、3位に入りました。北京オリンピックの銀メダルがフロックでないことが証明されました。代表選考会の日本選手権1位と3位が不調だったにもかかわらず、代役とは失礼ですが、いずれも高レベルな走りができて遜色の無い結果はすごいと思いました。2020年東京オリンピックが楽しみです。
しかし、人類最速の男ウサイン・ボルトが出場してからはリレーで連勝が続いていたジャマイカは、アンカーボルトが走行中まさかの足の故障で、棄権になるという不運。引退を表明していたボルトの最後の雄姿は、非常に残念な結果に。世界中のファンからため息と悲鳴が。
ハトチャンのブログでも、2011年9月に行われた世界陸上(韓国・大邱)では、まさかの100m決勝での1発フライングを取り上げました。世界中から落胆の声。その後、200m決勝では、スタート反応速度が最下位にもかかわらず、シーズン世界最高の19秒40で圧倒的な走りで完勝。身長と体格の大きさから加速とストライドの長さもけた外れで、向かうところ敵無しで、世界最高記録やリレーの圧倒的強さが記憶に新しい。
どれだけ人類は速く走れるのか、みんなの夢を実現してくれる超人伝説とともにボルトは常に一番の注目の的になりました。期待通りに、本当に何かをやってくれる、すごい才能の持ち主でした。
今回、有終の美を飾ることができずに残念ですが、これまでケガと戦い、筋肉増強剤などには反対して、フェア精神に徹した姿勢はアスリートとしての鏡で 「世界一のスプリンター」は間違いありません。最後のケガはいかにも人間的で、ケガの危険性と隣りあわせなことを教えてくれました。絶対が無いことは、5000m男子のファラー(イギリス)選手が金メダルを逃したことにも言えます。
リレーに続き、男子50km競歩では、日本の3人が全て入賞。銀と銅メダル、そして5位入賞と非常に頑張りました。
本日で終了してしまいますが、TBSテレビの深夜放送も終わるので、これからゆっくり寝れそうです。
そろそろ食欲も上がって来て、読書、スポーツに絶好の秋が来る? ので、また駅ハイを再開したいと考えています。
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