10月14日、衆議院解散。いよいよ19日公示、31日投開票まで選挙一色になります。今回は菅内閣退陣を受けて岸田新内閣が発足し、すぐに解散し異例な選挙。新内閣は10日ありましたが、仕事はほとんど無し。内閣への政策期待度が問われます。しかし、所信表明演説では、総裁選のときの公約は減り、選挙目当ての政策優先だけでトーンダウン。また、安倍・菅内閣のモリカケやサクラをはじめとした汚職問題やコロナ対策、学術委員の任命、度重なる緊急事態宣言の長期化、GOTO再開などの検証はやらずじまい。自民党の政策失敗に反省と公正な対処は無く、うやむやにしてしまう悪しき体質は変わらず。
各社の世論調査で岸田内閣は、菅末期内閣時よりも10~20ポイントも上がって、選挙は自民党の安泰までいう報道もありますが、本当にそうなってしまうのでしょうか?
今こそ国民のいのちと暮らしを守るための、本当の政策を見極めて投票する選挙です。新規コロナ者数や重症・死亡者は減りましたが、増やさないための提言や医療逼迫にならないための科学的分析・対策を先取りしてやるべきです。このまま収束するとは思えません。徐々に寒くなってくる時期に、第6波が起きて不安と苦労するのはご免です。
小選挙区制では、野党統一候補こそ、自民党に対抗できます。今回、党派の主張の違いはあるものの、政策では合意しています。市民連合と、立憲民主党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組が共闘。自民党が一番嫌がることで、ともかく国民の多くの支持を集める必要があります。善戦ではだめで、やはり与党に決定的なダメージを与え、民主的な政治勢力を伸ばすことが、日本を良くすることにつながります。
政治に無関心ではなく、自分にもかかわりがあることを真剣に考え、投票していのちを守るための政治に変えて行きましょう!
コメントする