「JR ウォーク」で 佐倉七福神巡り(12回目)

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 「東の佐倉、西の長崎」と呼ばれた蘭学の盛んだった城下町をたずねて

コースは;JR佐倉駅 右駅前観光情報センター  スタート サムライの古径 ひよどり坂右大聖院右武家屋敷右麻賀多神社右佐倉城址公園右国立歴史民俗博物館右旧平井家住宅右佐倉新町おはやし館右宗圓寺・嶺南寺甚大寺右松林寺右妙隆寺右佐倉順天堂記念館右旧堀田邸・さくら庭園右JR佐倉駅  ゴール

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1月7日の東京・千葉・埼玉・神奈川の「緊急事態宣言」発令があった翌日、2月の駅ハイ中止にまたなるかも?という予感があって、急遽、駅ハイで近場の佐倉へ。

 「歴史の地さくら 佐倉市ゆかりの偉人を感じる名所めぐり約10km)」 でしたが、ハトちゃんは地元でもあり、何度も足を運んで名所は知り尽くしていたので、例年どおり正月は「佐倉七福神めぐり」に切り替え。


京成大久保駅(9:05発)から京成佐倉駅までは約20分。そこから、千葉グリーンバスでJR佐倉駅へ(9:50)。JRだけの利用よりも運賃が90円安い。 

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佐倉駅階段下の観光情報センターで受付。係の女性二人と立ち話。本日は3人目だそうです。案の上「宣言」のため、夜に駅ハイのホームページで12日から2月7日まで中止になりました。マッ プとチラシをいただいてスタート(9:55)。佐倉は今回12回目。本日は冬晴れ。七福神めぐりはマップがなくても覚えています。
 
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まず、駅前のロータリーに女性が二人、ベンチでたたずむ彫像があり、彫刻通りを直進。高崎川に架かる城南橋に向かう道の両側には、女性の彫刻像が並んで日差しで光っていました。城南橋を渡って左折。お花見で有名な桜並木の高崎川土手沿いを進みます。川沿いの公園には正岡子規の句碑があります。竜灯橋手前で右折し横断、佐倉八景園を右手に回り込みます。
 
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高崎川の河川敷がのぞめ、その先に城南堤が右側に続く道路へ。矢印があった城南堤手前の細い曲がり角を右折。
間もなく、サムライの古径ひよどり坂へ。両側が竹林に囲まれた坂道は、武骨な雰囲気が漂って、京都・嵯峨野を思わせる雰囲気。

階段を上ると、右側にある最初の七福神、大聖院〔布袋尊・真言宗〕へ。石の布袋尊
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の表情は愛嬌があります。参拝後、武家屋敷通りへ。通りには、新たに侍の社(無料観覧)があります。その並びに関東地方では最大級の武家屋敷が続き、藁葺屋根の旧但馬家住宅をはじめ、旧武居家住宅、旧河原家住宅など5棟が道なりに点在していて、往時の城下町の面影を残しています。奥に住宅地ができて、雰囲気がちょっと壊れてしまったのは仕方がないのでしょうか?舗装工事の横を通って道なりに左側へ。

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その先の麻賀多神社手前には、佐倉養生所跡の石碑があります。町のあちらこちらに近代医学の先駆的役割を果たした蘭学"佐倉"の面影が残っています。
 

突き当たりに七福神の恵比寿天 ・福禄寿が祀られている 麻賀多神社〔佐倉藩
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の総鎮守で古くから「まかたさま」と親しまれている〕へ。 境内には、数人の参詣客が 訪れていて、参詣後、本堂裏手にある樹齢約800年の御神木の大イチョ
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、本殿の両脇にある二つの七福神を参拝。休憩ベンチやトイレもあります。今年の干支である丑の絵馬も多数ぶら下がっていました。
 
その後、佐倉市街の中心通り新町交差点へ。平井家住宅の外観を確認。路線バス
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が通る旧城下町通りは歩道が赤色で区分さ れています。右側に高く聳えた建物があり、佐倉市立美術館 〔佐倉・房総ゆかりの作家、作品を展示〕は外観のみ。何度も歩いているので特典のある店舗を覚えていました。
 
通りを進むと、市立図書館の傍に、ガラス越しに大きな山車が
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見える佐倉新町おはやし館(佐倉市指定無形文化財の佐倉囃子の歴史やきらびやかな山車人形など)を展示しています。
 
通りに面した「手づくり工房さくら(お休み処)」に立ち寄って、お茶の無料サー
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ビスと七福神缶バッチを1個いただきました。地元工芸作家の作品展示・販売もしています。
 
何度も来ているので、本日は七福神めぐりの順番を変えて歩くことに。


2番目は、中心街を過ぎて通りの突き当り手前の細い坂道を下りて途中
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から上ると、目の前に地方裁判所。左手に大きな樟の大木2本に囲まれた松林寺〔佐倉藩主「土井利勝」により江戸時代 に創建された浄土宗の寺。〔佐倉七福神毘沙門天〕へ。境内の御神木が大きくて立派なのに比べ、境内、本殿は小規模で質素。女性二人が参拝していました。隣りにある、土井家の墓も墓参。


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次に、蘭学通りを美術館方面に戻って、脇の坂を下ってすぐ左折。右側にある道と間違えやすい。坂を下って間もなく妙隆寺〔日蓮宗・大黒天〕へ。境内に続く山門前には、鬼子母神の地蔵仏が多数並んでいて、山門前の水仙と黄梅が咲いていました。

旧城下町通りに戻って、佐倉小学校への道を右折。

道を直進。左側にある嶺南寺 〔弁財天・曹洞宗〕(梅の老木が枯れてなくなっ
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ていました)があり ます。向かいに宗圓寺〔寿老人・臨済宗〕があり、それぞれ参拝。  
 
その先、宗圓寺と甚大寺との間の閑静な場所にある堀田家墓所(県指定史跡)を墓参。佐倉藩主だった堀田家当主
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や夫妻の墓所が並んで建っています。
墓碑を読むと、伯爵という文字があり、大名だった堀田家夫妻の墓碑(夫妻の一緒の墓碑は珍しい)には、両方の家紋が刻まれています。

 
続いて、最後の7番目になる一番奥にある甚大寺〔堀田家の菩提寺で天
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台宗の寺院。本尊は十一面観音 像。不動明王、金比羅 権現なども祀っている。七福神毘沙門天〕 へ。赤い枠の外壁が特徴。境内奥に本殿。その扉に小さな窓があり、覗くと薄暗い中、観音像が安置されていました。また、扉にはコロナ渦で「終息祈願」が掲示されていました。

いつもなら旧城下町通りに戻って、美術館前の京成佐倉駅への道でしたが、冒険しようと思い、佐倉
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小学校の先の突き当りで、掃除をしていたおばあさんに道を尋ねると、京成佐倉駅へ
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行けるとのこと。細い道を進んで竹林を抜けると急な階段があり、下って間もなく、朝通ったバス通りの駅近くに出ました。

約10分ほど短縮できる近道を発見できました。バスの発車場所までは約3分。信号を渡ると、正面が京成佐倉駅でゴール〔歩行1時間で距離約4km〕(11:25)。


行きと同様に、各駅停車で京成大久保駅(11:56着)へと戻りました。偶然ですが、行きも帰りも昨年と同じ時刻の電車になりました。


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このページは、hatochanが2021年1月 8日 16:29に書いたブログ記事です。

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