「東の佐倉、西の長崎」と呼ばれた蘭学の盛んだった城下町をたずねて
1月24日、駅ハイで近場の佐倉へ。
「サムライのまち・佐倉さんぽ~城下町と七福神めぐり(約9km)」 に行って来ました。
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コースは;JR佐倉駅 駅前観光情報センター サムライの古径 ひよどり坂大聖院武家屋敷麻賀多神社佐倉城址公園国立歴史民俗博物館旧平井家住宅佐倉新町おはやし館宗圓寺・嶺南寺・甚大寺松林寺妙隆寺佐倉順天堂記念館旧堀田邸・さくら庭園JR佐倉駅
京成大久保駅(9:05発)から京成佐倉駅までは約20分。そこから、千葉グリーンバスでJR佐倉駅へ(9:40)。JRだけの利用よりも運賃が90円安い。
佐倉駅階段下の観光情報センターで受付。マッ プとチラシなどをいただいてスタートするはずでしたが、カードが見つからず手間取りました。結局、身障者手帳の中に前回しまっていたのを忘れていました(10:00)。コースは昨年とほぼ変わらず。小生は、昨春の駅ハイに続き11回目(うちサークル2回)。前日は冷たい雨でしたが、本日は快晴。午後から、千葉健生病院友の会の「友の会だより」の手伝いがあったので、今年も七福神めぐりだけにしました。まず、駅前のロータリーから高崎川に架かる城南橋に向かう道の両側に、女性
の彫刻像が並んでいます。ここは彫刻通りと呼ばれています。城南橋を渡って左折し、お花見で有名な桜並木の高崎川土手沿いを進みます。川沿いの公園には正岡子規の句碑があります。竜灯橋手前で右折し横断、佐倉八景園を右手に回り込みます。
その後、佐倉市街の中心通り新町交差点に。初めて平井家住宅の外観を確認。路線バスが通る旧城下町通りは歩道が赤色で区分さ
れています。右側に目立つ建物があり、
佐倉市立美術館 〔佐倉・房総ゆかりの作家、作品を展示〕は外観のみ。旧駿河家住宅〔情報活動拠点で、明治期の呉服商の建物〕は閉まっていました。何度も歩いているので特典のある店舗を覚えていましたが、1カ所だけ、小川園(茶舗)で、ティーパックをいただいたのみ。その後、ガラス越しに大きな山車が見える佐倉新町おはやし館に入館。係員のボランティアさんに話を伺いました。昨秋の台風15号などの影響で、祭りが中止になったり、建物被害など。他に佐倉市指定無形文化財の佐倉囃子の歴史、伝統を継承する難しさなど。憩いの場になっていて、きらびやかな山車人形を展示。
通りに面して、手づくり工房さくらは、旧商家を利用し、お休み処でお茶の無料サービスと七福神缶バッチのプレゼントあり。地元工芸作家の作品展示・販売。外観のみ。
その先を横断して狭い道を進みます。この通りに三福神が祀られている三つの寺があります。
佐倉小学校手前で一番奥にある甚大寺
〔堀田家の菩提寺で天台宗の寺院。本尊は十一面観音 像。不動明王、金比羅 権現なども祀っている。七福神毘沙門天〕 へ。赤い枠の外壁が特徴。境内奥に本殿。その扉に小さな窓があり、覗くと薄暗い中、観音像が安置されていました。
来た道を戻ると、左側に宗圓寺と甚大寺との間の閑静な場所にある堀田家墓所(県指定史跡)を墓参。佐倉藩主だった堀田家当主や夫妻の墓所が並んで建っています。
墓碑を読むと、伯爵という文字があり、大名だった堀田家夫妻の墓碑(夫妻の一緒の墓碑は珍しい)には、両方の家紋が刻まれていました。
まもなく宗圓寺〔寿老人・臨済宗〕。 その 向かいに嶺南寺 〔弁財天・曹洞宗〕(梅の老木が枯れてなくなっていました)があり ます。
その後、中心街の道を左折し、細い坂道を下って上ると、目の前に地方裁判所。右手に大きな樟の大木2本に囲まれた松林寺〔佐倉藩主「土井利勝」により江戸時代 に
創建された浄土宗の寺。 佐倉七福神毘沙門天〕へ。境内の御神木が大きくて立派なのに比べ、境内、本殿は小規模で質素。
最後に、蘭学通りを美術館方面に戻って、猿が脇の坂を下ってすぐ左折し細い坂を下ると右側に妙隆寺〔日蓮宗・大黒天〕へ。境内に続く山門前には、鬼子母神の地蔵仏が多数並んでいて、山門前の黄梅が満開でした。
次に、コースは妙隆寺→佐倉順天堂記念館→旧堀田邸・さくら庭園→JR佐倉駅となっていましたが、同コースは以前歩いていたのと、JR佐倉駅からだと再度バスで京成佐倉駅に戻らないといけな
いので、ショートカット。佐倉七福神めぐりを終えて、ローソンを過ぎて市立美術館前のバス通りを右折して、京成佐倉駅方面へゆるやかな坂を下ります。ゆるキャラの「カムロちゃん」の自販機あり。約10分ほど歩くと角に観光案内所があり、信号を渡ると、正面が京成佐倉駅でゴール〔歩行1時間で距離約4km〕(11:25)。行きと同様に、各駅停車で京成大久保駅(11:56着)へと戻りました。駅前で息子の同級生のお母さんに久しぶりに会って立ち話。自宅に戻ってあわてて昼食後、千葉健生病院友の会編集室で「友の会だより」の割付、原稿チェック。14時30分過ぎに終了。
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