10月19日、北風が吹き寒くて曇り時々小雨。朝、燃えるゴミ出し。雨の合間に筋トレへ。家に帰る途中、買物。早い昼食後、天候不順もあり千葉健生病院健康友の会機関紙「鼓動」の原稿を書くことにしました。「鼓動」は1面下欄にあり、政治・経済・社会関連記事を掲載。今回は「気候危機による地球温暖化」がテーマ。
【原稿】
今年のノーベル物理学賞に、大気中の二酸化炭素濃度の増加が地球温暖化に影響することを実証した眞鍋淑郎氏が受賞。日本人の受賞と聞いて喜んだが、今やほとんどの人々が温暖化による気候危機を身近に感じている。年間平均気温は年々上昇し、世界各国で干ばつや洪水が増えている。また、北極や南極の氷、北欧・グリーンランドなどの氷河も解けて、海面の上昇による島々の沈下などが進んでいる。海水温の上昇による台風の発生数・大型化、気候変動による自然破壊やエネルギー利用が問題化、集中・局地的豪雨や長雨、地震などの自然災害も増え、環境整備、防災対策も追いついていない▼生物界でも絶滅危惧種の増加や生物分布変化が起きている。我が国では、例えばクマゼミが以前は関西から南に生息していたのが、いまや全国に分布し、高木から低木に留まる。また植物界でも開花の時期や草木の伸びが早まったり、昆虫の異常発生など▼地球温暖化・気候危機は文明の進化や経済発展と密接に関わっており、生産・利益を上げるために資本投下し、環境問題をないがしろにして来たつけが、深刻な問題になっている▼持続可能な地球の未来のために、人類ができる最大限の目標をクリアーするために、早急に十分な対策をとる必要がある。すべての人々が「いのちと暮らし」を守れるように尽力すべきである。
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