東京五輪は、コロナ感染で国民の反対の声が多数ありましたが、強行して実施。スポーツの祭典として、日本国内で熱戦が続き、テレビなどで、日本選手の活躍に拍手を送った17日間でした。五輪中も感染は、爆発的に急増。連日、多くの都道府県で過去最高を記録し、「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」を合わせて全国で29都道府県に拡大。全国で新規感染者、重症者や死者も下がらず、深刻な医療逼迫の諸問題を引き起こしています。どうやったら、感染者が減るのか、もう無理なのか、不安な毎日です。専門家も毎日、報道番組に出て、いろいろと方策を話しますが、政府が早急に動かず、説得力の無い後手後手の無策では本当にどうしようもありません。
ところで、夏の高校野球全国大会が始まっています。今年は雨天順延が続き、史上最多7度の順延(8月20日現在)。日程は大幅に遅れ、今後、再び雨が降ればさらに過密スケジュールになり、
各チームは選手起用で本当に苦労しなければなりません。高校生の体力や体の故障を考えれば、準々決勝以降に休養日がないと選手生命に至る結果が出ても不思議ではありません。また、今回、コールドゲームやノーゲームなど、自然現象とはいえ、ゲーム終了や不成立にせっかく一生懸命戦っているのに、かわいそうな結果で残念。また、コロナ感染で戦わずして甲子園を去ったチームには、本当に気の毒というしかありません。
高野連が、試合会場を甲子園球場にだけ、こだわるのがわかりません。1回戦、2回戦ぐらいまでは近隣の球場を借りて日程を消化することができたと思います。準決勝、決勝を繰り延べして甲子園球場を使用する方法もあるはずです。コロナ渦で開催するのであれば、レアケースも考え無理のない日程で、悔いのない高校野球を楽しめるように、関係者は配慮すべきではないでしょうか?
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