8月17日、線状降水帯の前線の影響で、九州地方をはじめ広島など各地で大雨被害が発生。関東地方も梅雨末期に逆戻りの感。晴れた合間に、今年も庭のリュウノヒゲの間に、タカサゴユリが一輪咲きました。昨年までの太いものは、庭の剪定の邪魔で切ってしまい、反対側の雨戸前に、涼しげにラッパ型の白い花が2輪、数日間は観賞できそうです。
数年前からハトちゃん宅でも毎年咲くようになりました。他の場所にも飛びましたが、
芝生がダメになるので広がらないように抜いています。今年は近隣を見ると、猛暑が続いたせいか、数がちょっと少ないように感じます。雑草とはいえ、夏の涼しさを演出しているようで、妻とともに観賞しています。なお、ユリは妻が一番好きな花です。
〔タカサゴユリ〕はユリの仲間ですが雑草
台湾原産の帰化植物(タカサゴ:琉球語のサカサングに由来する台湾の別称)で、観賞用として大正時代に導入されたそうです。最初は種子が飛んで生育、2、3年後に球根が育って花を咲かせます。
テッポウユリによく似た花を咲かせるので、除草されず、現在は各地に広がり、荒地でも生育し「ホソバテッポウユリ」とも呼ばれています。町のアスファルト道路で覆われた脇やブロックの隙間からも生え、わずかな地面にも力強く根付いて、生命力の強さを感じます。
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