13日、コロナウイルス感染者が全国で2万366人に達し、初の2万人超えに。
新規感染者が過去最多を更新したのが16都府県、東京5773人、神奈川2281人、埼玉1696人、千葉1089人と千人超え、首都圏4都県で全体の53%を占め、他県の知事からは「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の政府への要請が出されていて第5波の感染爆発が明確になっている。
東京五輪期間中も増え続け、8日に閉幕したものの、お盆の帰省や夏休みの旅行など、人流は減っているとは言い難い。「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」に国民が慣れてしまっている。まだワクチン接種を行っていない世代が多い。働く世代の意識や行動を減らすことは難しい。コロナを軽視する風潮もあり、感染拡大に歯止めが止まらない。医療現場では医療逼迫を引き起こし、重症者や死者が増えて、中等症患者で自宅待機者も増え続け、十分な治療ができない状況も報道されている。
そもそも日本の法律は罰則規定というより、あくまでも要請スタイルで、国民のモラル頼み。強制力は無いに等しい。国民に呼びかける菅首相の姿勢には緊迫感や説得力が無い。ワクチン接種でコロナを収束させる施策は破綻して来ている。20代から50代までのワクチン接種は遅く、コロナ感染への対応の不適格さで拡大の一途。ここまで急増・拡大すると、外出時の不安が一層、増している。現に、我が家でも今年のお盆帰省は感染が落ち着いてから行くことに急遽、変更。
ここ2、3日は、停滞する前線による「かつて経験したことの無いレベル」の記録的豪雨・大雨に加え、コロナの感染爆発(第5波)が追い打ち。日常生活の過ごし方をポジティブに考えたいが、報道や数字を見たり聞いたりすると、怖くなるばかりで、日本の近未来は灰色から黒色に見えて来る。
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