2カ月ぶりに母の病院付き添いのため、7月2日、八王子へ。前日、ケアマネージャーから「いつも利用している福祉タクシーが手違いにより迎えに行けなくなり、別のタクシー利用をお願いしたい」と、電話がありました。相手先のミスで乗車できなくなったので不満でしたが、仕方ないのでインターネットで調べて3社に電話しましたが、コロナワクチン駐車の予約などで、なかなか時間指定の予約が取れませんでした。最後に、母が懇意にしていただいている近隣の奥さんに相談。
そこで、毎回利用している三和タクシーをご紹介いただき、早速、電話。初めて女性の方が受付で、快く引き受けていただきました。
当日は病院の予約時刻より早めに自宅を出発。中央・総武線幕張本郷駅9時20分発に乗車し西八王子駅へは11時ちょうどに到着。途中、コンビニでおにぎりを買って実家へ。ちょうどヘルパーさんが帰るところでした。いんげんや玉ねぎ、ジャガイモなどを8.8㎏持って行きました。
早お昼を母と一緒に食べて、タクシーを待っていると少し早めに到着。マスクをした珍しい30代ぐらいの若い女性ドライバーでした。車イスをトランクに入れてもらい乗車。四方山話をして約10分で駅前の病院に着いて、小生はズボンのポケットから財布を出して支払い。大変親切なドライバーさんに会って良かったです。タクシーを降りる際、「ご縁があったら、またお会いできますね。仕事、頑張ってください」と声をかけました。
本日は整形外科の付き添い。予約時間より5分遅れで診察スタート。今回、ケアマネから聞いていた介護度を上げる書類作成も依頼しました。
診察を待っている間、何気なくポケットを触ると、財布はあったのですが、実家と自宅の鍵を入れた黒のキーケースが見当たりません。ナップザックや座っている近辺、はじめに座った長イスも見ましたがありません。病院の受付で落し物を問い合わせても届いていません。小生は焦って落ち着かなくなり、実家の玄関に鍵をかけたのかも不安になってしまいました。母も一緒に心配してくれましたがどうしようもできません。
不安なまま、薬局で薬をもらって、帰りの送迎を再び三和タクシーに電話。間もなく、病院玄関前にタクシーが停まって顔を見ると、偶然にも行きに送っていただいた女性ド
ライバーと再会。ハトちゃんが「キーケースを落としました」と話すと、「先ほど見たら座席に落ちていましたヨ。あとでお宅に届けに行こうと思っていたら、偶然、仕事で病院の近くに来ていて無線で呼ばれたところです」と。そこで探していたキーケースをもらい、感謝、感謝! 母からお土産にもらったキウイを持っていたので、御礼の気持ちとして差し上げました。
乗車して自宅へ送ってもらうまで、病院での困った心境を吐露。とにかく、手元に戻って良かったです。聞けば、女性ドライバーが多い会社だそうで、乗車・降車時の挨拶からはじまり、車イスや座席への補助、車内の会話など、感じの良いサービスで好感が持てました。小生には、「福の神」に見えました。
帰りは16時07分発の特別快速を利用。帰宅したのは18時をまわっていました。強雨が降っていたので最寄り駅へ、無職になった妻に迎えに来てもらって、車中でキーケース紛失事件を報告。もし、帰りのタクシーで会わなかったら、後日、実家へ取りに行くことになっていたのを考えると、本当に助かりました。妻には、ズボンのポケットに物をいっぱい入れないように、釘を刺されました。
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