23日、千葉県熊谷知事は「まん延防止等重点措置」の対象を東葛全域と千葉市に広げて、計12市にすると発表。わが習志野市も対象となり、28日から5月11日まで適用されることになった。熊谷知事は「今は比較的落ち着いているところもあるが、最終的には感染が拡大するだろう。東京の「緊急事態宣言」を受けた特殊な区域拡大である」と。
新知事になって期待していたが、森田前知事と同じで、東京に追随するだけで、県民が納得できる説明ができていない。そもそも習志野市や野田市、流山市などは数名の新規感染者なのに、東京との往来が多く近いだけの理由で適用させるのは理解できない。感染増が起こってから、または具体的に数値が超えたとかの客観的基準が無い。
そもそも「まん延防止」の効果がないから、4都府県では3回目の「宣言」になってしまったのに。25日からの東京の「宣言」内容に合わせて飲食店の酒類提供を自粛、営業は午後8時までなど。今回は罰則規定もできたが、実際、県と市の職員の見回りチェックは大丈夫なのか?守らない店に罰を与えられるのか、甚だ疑問である。あくまでも要請スタイルで、市民や県民のモラル頼み。強制力は無いに等しいのではないか?
ワクチン接種は遅く、コロナ感染への対応の不適格さで、感染は拡大するばかり。第1回、第2回の「宣言」の反省に基づく適切な国の施政がはっきりしない。検証がないので、有効な措置ができない。
東京五輪・パラリンピック開催が100日を切る中、感染(変異
種)が急拡大して、ますます開催が難しくなっていると言わざるをえない。五輪・パラリンピックよりも、感染急拡大を減らすことに国民が一致して協力していくしか方法はないと...。
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