コースは;高麗川駅加藤洋品店 ポッポ道太平洋セメント(株)埼玉工場彩の国 醤遊王国長澤酒造高麗家住宅高麗神社聖天院高麗川駅
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梅雨空に、ハトちゃんは6月29日(水)、「高麗郡建郡1300年記念 廃線と日高市の産業・歴史を訪ねて(約12km)」駅ハイに参加。
高麗川駅までは、前日、八王子の実家に泊まり、葡萄棚の袋付けを終えて、当日は西八王子(7:52発)から中央線で八王子。反対側ホームの八高線に乗り換え、川越行(8:00発)で高麗川駅まで1時間弱。
高麗川の駅ハイは、3回目。前回は、昨秋、オジン隊で巾着田の真っ赤な曼珠沙華を観賞。
駅前広場を直進して、100m右手に、スタート受付の加藤洋品店。9時開始だったのですが店の前にテーブルが置かれていました。店の主人に挨拶。本日は1番で受付。
まずは、駅前まで戻って左折し、八高線の下呂駅方面の線路伝いを歩きます。
上野台踏切を渡ると、斜め左にポッポ道〔1955~1999年にセメント原料などを 運搬していた側線敷きを、2009年に遊歩道として開通〕の標識があり、道の真ん中を歩いて行きます。道端には花が植えられていて、ちょうどアジサイやアオイの花がきれいに咲いていました。
途中、レールや踏切の遮断機、荷物置き場のホームも...。また、出口には当 時運搬していたジーゼル貨車のカラー写真と案内板がありました。突き当たった道を左折し間もなく、前方にセメント工場の煙突が見えて来ます。貨車の終点で、日高市のセメント工業を支えた太平洋セメント(株)埼玉工場〔1955年に操業開始〕の看板を右折して突き当たりに、工場の正門がありました。
市役所前を横切り、創立100周年の高麗川小学校前を抜けて、すぐ右折。
直線道路は広く、歩道も付いていますが、車の往来が少なく、先が見通せるの ですが小生の前後には、一人も歩行者がいません。天候が悪 いせいかも知れません。それにしても、一人ぼっちで、ひたすら歩きます。右手の市役所の駐車場越しに先ほどのセメント工場の広大な敷地と操業中の建物などが大きく見れました。
マップを片手に歩いて行くと、乗り捨てられていたマウンテンバイクに注意をとられて、二つ目の鉄工所の先のそば屋を探しましたが見つかりません。
仕方なく、もう少し先だと思い、そのまま直進し、次の信号を左折して直進。突き当たると、県道74号(日高川島線)の田波目交差点へ。「醤油王国は左折して450mを右折」の大きな看板あり。
マップの曲がる地点を間違えたようです。「やっちまったなー!」。仕方なく、案内板どおりに歩いて行くと、確かに信号の無いマップの地点に出て、そこを右折して間もなく右手に、彩の国 醤遊王国の弓削多醤油(株)のお店と工場が見えて来ます。
ちょうど地元の小学生が工場見学に。小学生を先にトイレに行かせて小生もトイレ休憩。その後、店内だけ覗きました。
今回は、12kmとロングコースだったことと、高麗家住宅、高麗神社、聖天院は2回観ていたので、カット。予定では、県道74号線を進み、県道30号線にぶつかったら、さらに南下して、高麗川駅に向かうコースでした。
しかし、醤油王国への正しいルートを確認したくなり、県道74号線を渡って、そば屋の看板がある地 点へ。このあたりから、細かい雨が落ちて来て、リュックカバーと傘をさしてのウォークに。途中、錆び付いた貨車やセメント工場や鉄工所の遠景を眺めて、今朝歩いた広い道路へ。
すると、鉄工所の青い柵の前に出て、本来のルートが鉄工所を過ぎて、すぐ左折することが判明。マップでの鉄工所とそば屋が離れていると思い込み、間違ったことがわかりました。
行きで見つけた自転車を過ぎると、正面からマップを持った男性ウォーカーがやって来たので、間違えないようにそば屋の位置を教えました。
市役所前の通りを横断して、細い道を抜けて八高線の踏切を渡ると、待望の県道30号線に出ました。こちらは交通量が多く、歩行者用の白線はありますが、注意しながら高麗川駅へとめざします。
直線を約1kmほど歩くと、スタートの加藤洋服店前に出て、左折して駅前へ。蒸し暑かったので、汗をだいぶ掻きました。
廃線跡の側道とセメント工場の外観は良かったのですが、醤遊王国への道の間違いは痛恨のミス。約2ヵ月の期間設定コースで、地方なのになぜか矢印が1個も無く、不親切。
全コースの半分プラス余分に歩いた距離などで、今回は約7.5kmの高麗川駅ハイとなりました。