コースは;鴻巣駅(東口) 産業観光館「ひなの里」ポピー・ハッピー・スクエア(麦なでしこ畑・ポピー畑)せせらぎ公園(花まつり会場)鴻巣駅(東口)
5月20日(金)、オジン隊は駅ハイ「日本一広いポピー畑と鴻巣花まつり(約8km)」を観るため、期待に胸を膨らませて、高崎線の鴻巣駅へ。
朝方の京浜東北線内で車が踏切内に立ち往生した事故の遅延で、山根副長が10分ほど遅れて着ましたが、メンバー全員10時過ぎに元気にスタート。
改札口を出たところに、臨時の観光案内が出ていましたが、聞くとスタート受付は、産業観光館「ひなの里」 とのこと。
駅前ロータリーから旧中山道〔街燈に鴻巣宿の旗〕に出ます。四つ角の広場に鴻巣宿の記念碑と鴻 巣宿の歴史が書かれているボードがあり、地面が気持ち悪いほどの弾力性にビックリ。
次に鴻巣本陣跡を通ります。通りから、NHK大河ドラマ「真田丸」の主人公 真田信繁の兄、真田信幸の妻・稲姫(小松姫)を祀る勝願寺を遠くから眺めたのみ。
本町交差点を過ぎると間もなく、人形町という地名で、人形店が道の両側に建ち並んでいます。
ここまで、5分以上も歩きました。駅間が長いので1kmは歩いて、「スタート手続きだけして、鴻巣駅へUターンして帰る人もいるのでは?」という冗談も出て、先輩たちからも「駅ハイという名前のとおり、だいたい駅でスタート受付が多いのに?」という疑問が出るほど、駅から離れていて、前を歩くウォーカーが早く着かないかやきもき。
やっと、産業観光館「ひなの里」 に着いて、スタート手続き。コースマッ プを見ると、昨年とほぼ逆コース。昨年はゴールが「ひなの里」だったので、お土産を最後に買えたのに、今回は持って歩けず。
中は観光案内所になっていて、鴻巣宿の歴史にちなんだ記念品や特産物・土産品などが展示・販売されています。3月のひなめぐりには主会場になります。また、裏の広場には、オープンガーデンの花壇があり、休憩するのにはもってこい。早速、トイレと水分補給。ここまで来るのに、少々疲れました。先が思いやられます?
そのまま北本方面に進むと、途中に広田屋人形店。
店の前にある太鼓橋(長寿橋)は、一方向から上って下ると1年長生きするということなので、みんなで1回渡り、長寿を確保。
その後は、北本市との境を越えて深井2丁目の信号を右折して、雑談しながら兼子隊長を先頭に、まわりの景色を見ながら、黙々と歩いて行きます。何人かのウォーカーが前後を歩いています。
左手前方に「あたご公民館」の建物が見えて来ました。途中は、寺社もほとんど無く、これから観る花畑を先輩たちは期待...。
今回の駅ハイは、ハトちゃんが推薦したこともあって、早くポピー畑を見せたいのですが、なかなか辿りつけません。
スタートの「ひなの里」から約3.5km地点で 始めて「日本一のポピー畑」の看板。左折すると、前方上空にエンジン付きのハングライダーが1機 飛んでいました。中年のおっさんが操縦。
左手前からまわりこむようにして田園地帯へと進みます。空にはヒバリ、田んぼではカエ
ルの鳴き声が聞こえて来る、のどかな田園風景。
前方に薄紫色の麦なでしこ畑が見えて来ます。満開に咲いています。観光客が いっぱい。畑の中に入って写真撮影する人も...。
コース左手の小川の上には、100匹を超えるこいの ぼりが横に連なり、風になびいて雄大に泳いでいます。
畦道を進ん で行くと、手前に、形状からはっきりわかる麦の穂が一面に。麦は肥えて無い土地に向いているそうです。
続いて、 日本一 といわれるポピー・ハッピー・スクエア(12.5ha;東京ドーム2.5個分)が目の前に現れ、赤、ピンク、白などの花が見渡す限り、絨毯を敷き詰めたように咲き広がっていて、圧巻。3色混じっているポピーもあって、多くの観光客やウォーカーが足を止めて、観賞したり携帯やデジ カメで花を撮っている姿が...。
ちょうどポピーまつりのまっ最中で、出店や音楽が流 れていて、賑やかな雰囲気。一段高い展望台から広大な畑全体を一望できて、感激!!
前方に県道27号線の先の荒川河川敷に架かる、日本一長い御成橋が見えて、手前にポピー畑が広がっているのが観えます。
また黄色い品種(カルフォルニィア・ポピー)も、まつり会場の近くに一面に咲いていて、さらに彩りを添えています。
ひととおり観てまわった後、 名残り惜しいポピー畑の出入口 を後にして、駐車場横を通って、県道27号線に出ます。橋のたもとに荒川の川幅日本一(2,537 m)の立看板あり。
その後、直進して、陸橋を渡って、鴻巣駅を横切り、最初に通った旧中山道の本町交差点をさらに直進。途中、左折して市立鴻巣中学校前へ。
たくさんの横断幕があり、めちゃくちゃスポーツが盛んな学校だとわ かります。
ここで、「市立校がスポーツが強い」という話題(例;市立船橋高校など)に。すると、隊長から「一律に言っちゃダメだよ」と(笑)。近くの公園前に大きな古木があって、避けて舗装道が作られている、木に優しい風景を発見。
国道17号線の警察署前を横断してけやき通りを直進すると、右前方に高い市役所の建物。その先が、親水公園(せせらぎ公園)になっていて、今年で6回目となる花まつり会場。あいにく平日なので人出は少ない。大噴水の先のオープンガーデンのゲートをく ぐると、地元の方たちのオープンガーデンの花木がきれいに飾られていました。SLもあります。休日には、駅から無料のシャトルバスも運行されています。
「クレア鴻巣(文化センター)」では、小松姫の展示がありましたがパス。センターの芝生斜面には、今年は小松姫の顔が、花で飾られて鮮やか。
写真を撮りながら、園内を散策した後、駅方面に戻りました。
途中で、今話題になっている舛添都知事の話になり、美術館鑑賞や美術品購入の疑惑に、遠藤副長が「(裸婦をひきあいに)これが裸のつきあい?」と言われて、一同大笑い。
公園に行く際に見つけていた「夢庵」で昼食。母校の大学箱根駅伝最多出場や成績不振に対する私見で盛り上がりました。来月の駅ハイ日時を決めて40分ほどで昼休みは終了。
の駅前東口に到着。駅の売店で、川幅うどんを購入。山根副長が見せてくれたきしめんの10倍くらいの幅に、「食べるのが大変?」と。
帰り 鴻巣駅(14:20発)上野東京ライン熱海行に乗り、一つ先の北本駅で、先輩たちは恒例の天然温泉へ。温泉でゆっくりして、久しぶりに話し込んで帰宅時間が遅くなったそうです。小生は、16時過ぎに自宅に着きました。
日本一の栽培面積を誇るポピー畑や花のまち鴻巣、 中山道宿場町の今昔など、花と歴史をめぐる駅ハイができました。花が大好きな小生は、毎年この地を訪れるのを楽しみにしています。
コメントする