沖縄・奄美地方に続き、九州・四国・中国も5月15日に梅雨入り。平年に比べ大幅に約20日も早い。本日、関東地方は曇りの一日。来週には梅雨入りの可能性が強い。
世の中、新型コロナウイルス変異型による第4波が急増・急拡大で、「緊急事態宣言」も先の東京・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡に続き、北海道・広島・岡山が明日から5月末まで発令されます。「まん延防止等重点措置」も群馬・石川・熊本を加え、10県に及びます。都道府県の約1/3にあたり、国民の自粛や不安は増すばかり。
宣言等の発令される基準はあるものの、結局は専門家の意見で決まってしまい、菅 首相の記者会見では、国民に要請のお願いに終始して、説明が不明瞭で尾身会長が助け舟。解除の根拠・具体的数字はいまだに出て来ず、何度も宣言等、延長を繰り返すだけ。飲食店などは休業要請に従わざるを得ないものの、休業、閉店も相次いで増えています。我慢して営業を続けるのも大変。「続けるのも地獄、止めるのも地獄」状態。
ワクチン接種の免疫抗体結果が90%以上有効との報道はあっても、本格的大規模接種はこれから。市区町村85%が7月末までの65歳以上接種が可能という回答は、だいぶ政府にゴマをすっているように見えてしまいます。どう転んでも、東京五輪開催までには間に合いません。習志野市では、10日の予約時、開始30分で終了。次回は17日とのこと。このままの一斉先着順だとまた同じ結果に。先着順ではなく、年代の高い人から区切ってやる方法だと、該当者も納得すると思うばかり。
早い梅雨入りで、草木は伸びるが、人の心は憂鬱に。梅雨が明ければ、暑い日本の夏。熱中症も気がかり。東京五輪・パラリンピック開催中止の国民の声は6割。あと2カ月にせまって、炎天下とコロナ渦の中、安心・安全な大会運営は本当にできるのか?乗り切れるのか? 否応なく、6月は実施の有無を最終決定する時期。国会での政府答弁は、一貫して実施する方向で、判断はIOCと言うだけ。開催国はコロナの実態と判断・それに要する経費などを率直に報告・意見を出して、国民の命を優先すべきだと強く感じます。
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