たまたま、新聞販売店の抽選で当たった「都立葛西臨海公園・水族館」の招待券が、9月末日までだったのと、臨海公園が「首都圏公園スタンプラリー」の公園でもあったので、9月18日(木)秋晴れのもと、外出。
東京メトロ東西線を利用して西葛西駅まで。そこから葛西臨海公園駅前まで都営バス。
臨海公園は、駅前を下車して目の前。まずバスを降りると、噴水の右手に、地上117mの大観覧車が目に飛び込んで来ます。その大きさは日本最大で、公園のシ
ンボル的存在。観覧車に乗って、周 囲を見渡すと、晴れていれば、東京湾、レインボーブリッジ、アクアラインの海ほたる、東京タワーやスカイツリー、富士山なども一望できるので、お奨め。1989(平成元)年に、失われた東京湾葛西沖の自然を再生しようと、海を埋め立てて開園した「東京都葛西臨海公園(海浜公園を隣接)」。
「水族館」を含め「野草園」、「展望広場」「汐風の広場」「バーベキュー広場」、「日本庭園」、「展望レストハウス」などの他、海浜公園の「西なぎさ」へも徒歩で行けます。散歩、運動、観光など、利用者がいつも多い行楽地。1995(平成6)年に「鳥類園」ゾーンがオープンして、都区内最大級の都立公園となっています。
中央園路へ進む途中の右手に、公園サービスセンターがあって、今年、スタンプラリー7個目のスタンプをゲット。スタンプには、大観覧車と花が描かれています。
続いて、真っ直ぐ進んで、展望ハウスクリスタルビューに上がって、東京湾を一望。波も穏やかで、広い海を眺め、ゆったりして爽快な気分に...。西なぎさと東なぎさの干潟も良く観えます。
元の道を引き返して、本日メインの水族館へ。東京湾・葛西に浮かぶガラスドームが特徴。
途中、バスツアーや遠足の生徒たち、団体観光客、それと車椅子で水族館に来たグループなどの往
来でにぎわっていました。
水族館前では、敬老の日から今週21日まで60歳以上は無料の表示。
結局、招待券は使わずに、該当年齢のハトちゃんは、無料で入場できました(後日、友人に招待券をプレゼント)。今回で、小生は3回目の入館。
館内は平日というのに、多くの観覧者で結構、溢れていました。順路に沿って、海の生き物たちが紹介されていて、水槽を覗き込みます。
今、ひそかにブームになっている「深海の生物」、そして「世界の海」「大洋の航海」では、いろいろ
な、また珍しい生き物がいっぱい。「エンゼルフィッシュ」などの鮮やかな暖かい海に棲む魚など。大小さまざまな形状や色の魚介類に釘付け...。写真も一部を除いて、撮れるので、記念になりました。
さらに、水族館の目玉である「100尾以上のマグロの回遊水槽」は圧巻。横、下から見上げる大水槽は、しばし足を止めてしまうほど、泳ぐスピードの速さと、群れをなして同方向にまわっている姿に目を奪われて、ゆっくり観る価値があります。
その他にも、小笠原諸島~東京湾の海に生息するものや、一旦
、出口に出たかと思う錯覚になりや すい「ペンギン・海鳥」のフロアは何とも愛くるしい。1時間半ほど海の生物などを十分に堪能・観覧して、帰宅の途に着きました。
駅前ロータリーで帰りのバスを見ると、東西線の「葛西駅」行と「西葛西駅」行とがあって、千葉方面に帰る小生は、一駅千葉よりの「葛西駅」行を選択。
ところが、行きは西葛西から15分で葛西臨海公園駅に着いたのに、帰りは、団地群や街なかを通る路線で、乗降客とバス停数が多く、何と25分もかかってしまい、選択を失敗したと。
少々疲れて落胆しましたが、ゴールの記念に、最後、葛西駅前バスロ
ータリーにあった、風力機のモニュメントを記念撮影して、電車に乗ろうと階段の下に行くと、目の前の駅舎の1階に、「地下鉄博物館」がありました。
この場所にあることを知らなかったのと、時間に余裕があったので、立ち寄って
初の入館。地下鉄の始まりは、1927(昭和2)年12月30日の上野~浅草間が開通したとのこと。地下鉄の歴史から新しい技術までを「みて、ふれて、動かして」を学習・体験できる参加型のミュージアムになっていました。入館料も大人210円、小人100円(中学生まで)と安価なのも魅力。入館券は、駅の切符をモチーフ。
地下鉄の最初の車両や代表的車両が並んでいて、地下鉄の建設工事で使用した「シールドマシン
カッターディスク(実物)」や、地下鉄車両の安全に走るしくみでは、車両の運転席での体験もできます。
また、ジオラマ模型による昼夜に走るメトロパノラマがあり、地 下鉄が、ビルの谷間を縫って、何台も走っている光景や、クイズなどもありました。
バスの時間はかかったものの、「地下鉄博物館」は「瓢箪から駒」でラッキーでした。ウォークなどで、交通費が安く、便利に利用できる地下鉄に乗る機会が多いので、有意義な鑑賞になりました。
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