5月21日は、8都道府県の「緊急事態宣言」が解除されるかどうかが、ハトちゃんの一番の注目だったのだが、早朝の新聞で今回の渦中でもある、東京高検の黒川検事長の賭け麻雀のニュースが飛び込んできた。
「週間文春」によると、黒川氏は緊急事態宣言(ステイ・ホーム週間)中の5月1日と13日の2回、外出して新聞記者2名と元記者の3名と卓を囲んで、賭け麻雀を行っていたとのこと。法を守る、それも本年1月に閣議決定して定年を延長した検察庁No.2の人物。
その後、安倍首相は検察庁法改定案を採決しようとして、野党や国民、SNSなどで声をあげて反対した民意によって、今国会での法案成立を断念させて先送り(5月18日)に。それから2日後に、このありさま。法の番人であり、それも高エリートの立場なのに、外出自粛も守らず狭い部屋では密の状態でもあるし、何よりも賭博はまずいことがわからないのであろうか?
記者との癒着も問題だし、国会で当該者に関連する重要案件が審議されているのに、このていたらく。これでは、検察庁の信用も失墜。
本人は辞意を漏らしているが、当然、懲戒免職になってしかるべき。野党には今後、大いに厳しく政府を追及してもらいたい。また、閣議決定した定年延長廃案や検事長法改定案は意味がなくなったので撤回させるべき。黒川氏を任命した安倍首相は最も重大な責任がある。
このところのコロナ渦の政府の政策決定の誤り(特別給付金)や諸政策の遅れなど、現在、本当に苦しんでいる国民の「命と暮らし」を守るといっても、総論ばかりで、具体的な指針やデータの提示も、地方自治体の方が先行している状態では、心もとない限り。
コロナが少々落ち着いたら、内閣総辞職して、再度、国民に信を問うべきであると考える。
また衝撃的なニュースが入ってきた。コロナの危険性、影響下、苦渋の決断で、選抜高校野球に続いて高校野球夏の甲子園が中止になってしまい、地方大会も中止に。3年生にとっては、最後の甲子園をかけてきた夢が消えて、高校野球の大ファンであるハトちゃんは球児たちの気持ちを考えるとショック。「命と健康」を守るためには仕方がないが、楽しみが一つ消えた。この夏の隅田川花火大会をはじめ各地の花火大会、まつり、イベントも次々と中止になっているのは本当に残念。
最後に、宣言については首都圏1都3県と北海道は、継続が決まった。正直、地元千葉県は直近1週間の10万人当たり0.5人以下なのに、森田知事は東京都と生活圏を接しているのを強調して継続を選んだようですが、会見の質問回答では歯切れが悪かった。31日までは、あと10日もあり、そろそろ自粛も、商売や経営者の生活ギリギリは限界に近い。第二、第三波の感染危険性は意識しなければならないが、大阪のように休業要請解除の種別に分けて宣言を解除して、経済を再開させないと日本経済は再生できなくなると個人的に思う。
4月訪日外国人客が約2900人で、前年290万人に比べ99.9%減は最低で、観光業は特に深刻。少しでも早く経済を動かさないと大変なことになるだろう。
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