4月2日(日)前日の寒の戻りから一転、晴れてお花見日和。
ハトちゃんは、高崎線沿線に出かけました。桜の散る早さに合わせたように各駅ハイの期間が短いので、3コース中2コースはスタート受付のみ。一番距離の離れている吹上駅から戻ることに...。
吹上駅には、9時スタート受付の30分前に到着。改札口正面に受付があり、既に参加者がスタートしていました。チラシをもらって、決まりが悪かったのですが、隠れるように改札口でスイカで入りました。
悪いことはできないもの。電車が5分ほどで入って来ました。上りと下りのホームを間違えてしまい、あわてて階段を下りてホームに回りましたが扉は閉まってしまい、結局、18分も待つ破目に。
〔コース〕約9km
吹上駅 明治天皇駐留地碑東曜寺・いぼ地蔵堂吹上神社権八地蔵堂榎戸公園吹上橋新佐賀橋佐賀橋桜橋石田堤史跡公園さきたま緑道北鴻巣駅
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普通電車(上り)で3駅戻って、北本駅(9:09着)へ。
3回来ていたので、受付場所は知っています。駅前西口から西中央通線の彫刻通りを400m行くと、右側に観光協会内でスタート受付。日本五大桜の石戸蒲サクラをオジン隊で観に来ましたが、残念ながら早過ぎて数輪だったこともありました。
すぐ先のコース曲がり角に、北本中学校があり、学校の桜は二分咲き。咲いている木と珍しい彫刻を眺めて戻ることに。
〔コース〕約10km
北本駅北本市観光協会 真福寺埼玉県自然学習センターエドヒガンザクラ石戸蒲ザクラ城ヶ谷堤(桜堤)高尾さくら公園高尾宮岡の景観地高尾氷川神社景観フラワーロード北本市観光協会北本駅
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北本駅からまたも高崎線普通で。北上尾駅は2つ目(9:43着)。
新年度に入って、最初の駅ハイ「北上尾~上尾の市指定文化財と桜めぐり(約10km)」に参加しました。ちょうど2年前のスタートも同じコース。
〔コース〕約9km
北上尾駅氷川神社(上)龍山院少林寺上平公園観蔵院密蔵院氷川神社(平塚)平塚公園氷川神社(二ツ宮)文化センター上尾駅
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北上尾駅前は、前回はイベントということもあって、あげお
アッピーガイドの方々や矢印がきちっと
付いていましたが、昨日がイベント日で本日はガイドもいません。それでも休日で陽気が良かったので参加者は結構多くいました。
東口駅前通りを進み、国道17号線を左折。上尾市場を過ぎて右折し今回は市場前の遊歩道を進みます。突き当たりに、しらこばと団地がありその横を進みます。間もなく、県「ふるさとの森」に指定
されている、氷川神社の社叢(しゃそう)が見えて来ます。
氷川神社(上)〔旧上村の鎮守で、「上村の氷川様」として近隣でも名が知られている。久保村須田家の1869(明治2)年の記録によると、上村、久保村、門前村、南村、
桶川宿の5カ宿村の鎮守になっている〕へ。
続いて、すぐ傍にある龍山院〔真言宗;開山の大徳賢律師は1457(長禄元)年示寂なので、同寺の
創建はそれ以前ということに〕。 山門をくぐり本堂へ。境内を参詣。
案内板に樹齢約300年と記されている「むくろじ」の大木は見事。むくろじは落葉樹で、6月ごろ開花し実を結ぶが、実の果肉にはサボニンを含み、かつて石鹸として利用されていたといわれ、種子は堅く、羽根つきの羽根に使われていたそうです。
ジグザグに曲がりながら、県道上尾・久喜線に出る手前を左折。ハトちゃんは墓地の中を通って境内へ近道。少林寺〔臨済宗;鎌倉にある円覚寺の末寺。鎌倉時代の正応
元(1288)年創建という市域随一の古刹。寺伝によると同寺の開山は仏源禅師で、円覚寺の第二世を務めた高僧。少林寺は、幕末の文化3(1806)年2
月14日に火災で本堂、庫裏などを焼失〕へ。
『火災を免れた唯一の山門は、現在市指定の文化財。珍しい四脚門(しきゃくもん)、切り妻造りの屋根で、棟高が約4.7m余り。参詣者に荘厳さを伝えてくれます。正面の大虹梁という梁に「宝暦三癸酉歳」(1753)年と記されています。建築年を示す銘文のある山門は少なく、建築様式を示す建物としても貴重です』 と。
山門の屋根も、反り返っていて立派でした。山門から県道を渡って畑の間を抜けると、左手に運動施設が見えて来て、菜の花が咲いていて、高いアカメの生垣が出て来ます。
桜の名所になっている、地元の運動施設や憩いの場所としての上平公園へ。園内の野球場では大会を開催中。
花見客もだいぶ出ていました。トイレ休憩。
桜や3種類の白・ピンク・紅梅などを観ながら、園内をぐるりと散策。ふ
れあいの里の雑木林から公園を出て、上尾あゆみ会上平事業所を過ぎて左折し直進。この道が結構長い。上平中学校の横を通って、右折。一面、菜の花畑の先に観蔵院が見えて来ます。
山門脇に地蔵が立っている観蔵院〔真言宗;本尊は市指定の文化財「木造十一面観音座像」〕へ。
境内の桜は三分咲き。
観蔵院前を南へ800mほど歩くと比較的広い道路にぶつかり、
渡って左折し、高いタンクが数基並
ぶ東部浄水場の手前で右へ曲がり、道なりに進むと途中の民家に「となりのトトロ」のキャラクターをデザインした民家がありました。県道5号線さいたま・菖蒲線に出ます。
そこを右折し、次の十字路を横断して200m先を左に曲がると密蔵院〔真言宗;薬師堂には薬
師如来が安置され、脇侍の日光・月光菩薩は平安時代
の作と推定される市最古の仏像〕。
山門をくぐった左手には薬師堂が建っていました。
左手に入って、ここから100mほどで氷川神社(平塚)〔平塚公園に隣接し、境内も公園の一部かと錯覚する氷川大明神、祭神は素盞鳴尊(すさのおのみこと)とのことであるが、創建等詳細は不明。上平塚・中平塚・下平塚の鎮守様。創建は1652~55年と伝わる〕へ。上尾市内に氷川神社は当社を含めて10社あるそうです。
神社から、平塚公園〔園内には、テニスコート(クレー3面)をはじめ、水遊びができる水の広場や、ア
スレチックが整備されているわんぱく広場、広い芝生広場などがあ
る。自然が豊富で緑がいっぱいの公園には、その自然を活かした樹林の中に散策路がある〕を抜けて行きます。桜の下で、家族連れがシートを敷いて飲食。バドミントンで遊ぶ子どもたちの姿も見られました。
ここから今度は氷川神社(二ツ宮)へと向かいます。住宅街を抜け
て1kmほど歩き、二ツ宮の氷川神社〔江戸時代には上尾宿・上尾村・上尾下村の鎮守で、男体社と女体社
の二つの宮があった。二ツ宮の由来は、ここの氷川神社に現在は明治41年頃の神社合祀の時、女体社は氷川鍬神社に合併され、男体社だけが残っているという。男体社の本殿の4面には中国の故事を現わしたすぐれた彫刻が施されている〕へ。
ここから文化センターへと向かいますが、道がわかりにくくなって、一度行き過ぎて橋の手前から戻りました。
間もなく、文化センター・上尾商工会議所前へ。文化センターは工事中。
一段下がったテラスの芝川沿いの遊歩道を歩くと、桜並木が垂れ下がっていますが、満開にはまだの状態。
左手を流れる芝川のほとりは黄色い菜の花ロードになっていて、桜の下で菜の花を一緒に楽しめました。
芝川に架かる道三橋から芝川を眺めた後は、ゴー
ルの上尾駅までは市役所通りを一直線。
国道17号線沿いに立派な上尾市役所の建物あり。アクセスが便利。7分ほど歩いて3人のバレリーナの像が立っている上尾駅でゴール(11:50)。歩行距離10kmを2時間余り。
上野・東京ライン熱海行(12:03発)に乗車。約1時間半で帰宅しました。
上尾の市指定文化財の寺社と桜めぐりは、お花見はできましたが、週末だと満開で最高でしたね。
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自宅の帰り道、習志野大久保のハミングロードの「さくらまつり」を覗いて見ると、花は一分咲きで、数本ある程度は咲いていましたが、だいぶ遅い感じ。電車の車窓から見えた上野の桜が満開だったのと比較すると、まだこれから。
それでも通りは歩行者天国になって、消防や警察の特別車両への乗車や、屋台に大勢の見物客が出ていて賑やかでした。