冷たい雨が降りしきる中、12月22日(土)、「JR 駅からハイキング」で 武蔵野緑 地(7km)を歩いて来ました。今回は、雨が降っていたこともあって、行きは、乗換えが西船 橋駅1回の武蔵野線を利用。西武池袋線の秋津駅で下車しても、新秋津駅前を通るコースと知っていたので短縮。駅に降りるや、やはり雨(9:01)。矢印を持っている係員に道を尋ねると、「ハトちゃん、今回も一番を狙いますか」と。大月、武蔵五日市の駅ハイでも交通整理員をしていた馴染みの青年に声をかけられました。ちょっと立ち話をして、「頑張ってください」という声に励まされて、いざスタート。
武蔵野線の線路を眼下に見ながら、集合のJR東日本八王子支社総合訓練 センターへ(9:11)。建物脇の階段を降りると、受付は9時30分でしたが、今回は雨のため、スタートを繰り上げ。チェックは並ばず、参加者も少ない感じ。
志木街道は車の往来が激しい。いったん、左折し、秋津文化センター前を通って、所沢街道へ。果樹園があったり、畑のある道を進んで、また志木街道へ戻ります。
角に、ヤマザキパンの東村山工場があり、「世界のヤマザキパン」の大きな看板が。信号を二つほど越してから、右側の道に入り、東村山第二中の校舎が。このあたり久米川町の道は細くなっていて、突き当りのT字路を右折し、信号を渡ります。
白壁の蔵が見えて来て、最初のポイント豊島屋酒造〔酒造りで東京の酒「金婚」 で 有名〕へ。屋敷内に入ると、試飲や、清酒や酒かすを買うウォーカーもいました(9:32)。ハトちゃんは、酒に弱いので後のことを考え、寄るだけで、先を急ぎました。
久米川辻も直進すると、西武新宿線の踏切で、電車が通るのを待ちます。遮断機が上がって、次のポイント「徳蔵寺〔臨済宗大徳寺派の寺で1616年に壁英 禅師が創建。多数の板碑や考古・民俗資料を収集していたことから「ちらかし寺」と呼ばれる〕」へ(9:42)。境内に、近代的な建物が見えるのは「板碑保存館(国の重要文化財も所蔵)」。寺の周囲には、小さな堀があります。
寺を半周して、諏訪町で前川、北川を渡り、前方に小高い丘が観えて来ます。紅茶けた雑木林がこんもりと見えます。その八国山のふもと右手住宅地前に、久米川古戦 場碑〔新田義貞が鎌倉攻めの際に、小手指原に続いてここ久米川で戦ったという古戦場跡〕があります。
東京・東村山市と埼玉・所沢市をまたぐ狭山丘陵の東端にある八国山緑地〔標 高89.4m。頂きから八国が見渡せ ることから名が付いたといわれる〕の山道に入ります(9:48)。最初は上って行きますが、落葉が降り積もって、さながら絨毯の上を踏みしめて歩いて行きます。ずーと、武蔵野の雑木林の中を進みます。林の中で、少し雨が防げましたが、それでも傘をさしながら、時に濡れた落葉の中や、水たまりを避けな がら自然に速いペースで前のウォーカーに、付いて行きます。
途中、昨年は東京都と埼玉県との境界案内を持っていたボランティア立っていましたが、今年はいません。そういえば、案内のボランティア数は減っています。頂上には新田義貞の将軍塚碑が残されていますが、寄らずに通り過ぎるだけ。今度は、ゆるやかな下りになります。
おおぞら広場、ほっこり広場(9:55)がありましたが、横目でちらっと見るだけ。数ヵ所に案内板や矢印、 新しく木製の腰かけベンチが設置されていました。外気が冷たいので、鼻水も出て来ます。ペースを上げていたので、体感温度はまずまず。
西武園駅が近づいて、最後の開けた広場を下ると、八国山の出入口 に(10:10)。そこから、舗装 道路へと。約20分ほどでゴールですが、遠くに大観覧 車が見えて来ました。このあたりでぺースダウン。西武園駅のコーンコース脇を通る(10:13)と、遊園 地の大観覧車がぐんぐん近づいて来ます。最後のゆるやかな坂を上って、階段を降りると、遊園地入口のゴールに到着(10:21])。缶バッチをもらい、本日の参加者特典で、遊園地の入場が無料だったのですが、雨で入 園者もほとんど無く、ハトちゃんも急ぎ帰ることにしました。ちなみに、今回は10番目ぐらいかな?
帰りは「西武遊園地」駅(10:44発)から西武新宿線、東京メトロ東西線高田馬場→西船橋駅経由で自宅まで約1時間40分。12時30分に自宅に着き、コタツで暖をとりました。
今回は、今年最後の駅ハイだったことと、雨の中、初冬?の山道を歩けたのは、「奥多摩」に続いて大収穫だったと思います。
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