早朝から冷え込んだ(12/11)は、第2火曜で「ゆうほ(友歩・遊歩)21」の定例ウォーク。神田先生を含め18名が参加。京成「船橋」駅構内に集まりました(9:30)。
ハトちゃんは、前日、京王線「めじろ台」駅近くの実家に泊まって、現地への参加で、11時前に京王線「府中」駅で待ち、合流。
駅でトイレをすませて、先生の案内で、東京都府中市のコース(約8km)をいざスタート。駅近くの大國魂神社へと続く馬場大門ケヤキ並木〔国の天然記念物〕を歩きました(11:14)。夜には、イルミネーションが点けられて、きれいだそうです。
その前に、府中宿・高札場〔江戸時代、旧甲州街道と府中街道の交差点にあった高札―掟書、法度、犯罪人の罪状を掲げた―で、都旧跡に指定〕で江戸から四つ目の宿場を立ち止まって、先生の解説を聞きます(11:21)。神戸(ごうと)集落の案内板もありました。
その後、由緒ある大國魂神社境内へ(11:27)。鳥居前には御神木が両脇に立っています。大鳥居をくぐって参道を進むと、提灯が竿灯のようにたくさん並んでいて見上げてくぐります。立派な随神門を通り、中雀門、拝殿へと進んで皆で参拝。紅葉している木もありました。
拝殿脇の用水路は、朝の冷え込みで、氷が張っていて、千葉よりは2、3℃低
い。奥に本殿があり、そこもゆっくり見学。拝殿横の狛犬一対〔国指定の重要文化財〕も参拝。
境内奥から先生の案内で、ふだんは気がつかない小さな東
照宮や大ケヤキや大イチョウ、神楽殿、宝物殿なども観ることができて、メンバーは大満足。
正午前に、境内のベンチのある休憩所で、早
くも昼食。狭くて、くっついて食べました。また、女性メンバーから、飴やチョコレートの差し入れもあり、和気藹々とした時間に...。
昼食後は、「ふるさと府中歴史館」に立ち寄り、武蔵国府跡や関連遺跡の発掘出土品や市の歴史を物語る文書史資料、図書資料の保存・展示などを見学(12:17)。
ハトちゃんは、タッチパネルを利用した「デジタル郷土かるた」の初級、中級、上級にチャレンジ。いずれもクリアして、反射神経の衰えはそれほどでもないことを認識。
また、大型画面による「くらやみ祭」の紹介映像を、メンバーは繰り返し観て、勇
壮な姿に魅入っていました。ぜひ、1回は本物を観たいものです。ふるさと館の受付嬢に挨拶をして、次に向かう際、2名が遅れて到着。
次に、神社の傍にある国史跡武蔵国府跡国衙(こくが)跡地区へ。国の行政事務を行っていた役所群。礎石や紅い柱が14本立っていて、その昔、国府の中枢的な施設があったといわれています。「府中」という知名も、ここから由来しているとのこと。
街中に、ここだけ異種な空間という感じ。この国衙域内には、さらに東西・南北約100mの区画が推定されていて、大型井戸や国司の館なども発見されています。
京所道を通って、次に向かったのが、東京競馬場。正門手前の道路には、馬霊塔があり、「サクラノイチ」号などと馬名が刻まれたお墓が並んでいて、競馬好きのメンバーから、懐かしい名前を見て、馬の話が飛び出す...(13:07)。
京王競馬場線駅までの立体道路を眺め、正面前で小休止。本日は、競馬開催日ではないので、入場できません。門の前から覗き込むだけ。
塀越しにスタンドの銀傘を眺めて、競馬場の高塀の周囲に沿って歩くと、途中、府中街道を横断。細い道に入って進むと、目の前に中央高速道の高架があり、くぐって右手に、メンバーがお目当てのサントリー武蔵野ビール工場へ。見学・試飲の予約を先生がしてくれて、予定より30分ほど早く着いたの
で、トイレや玄関脇のショップで待っていました。時間になり、案内嬢によるビールの素
材・製麦→仕込→発酵→貯酒→ろ過→缶・樽詰 までの工程を1時間ほど場内を案内されて、映像紹介や二条大麦を食べたり(香ばしくて甘い)、ホップ(ビターとアロマーの香りの違い)を嗅いだり、タンクやろ過器などを見学。メンバーから、いくつかの質問も...。残り15分で、やっとお目当ての試飲となり、うまいビールの注ぎ方(液体7対泡3)実演や、できたてのザ・プレミアル・モルツで乾杯。3杯までは無料で試飲できるとあって、酒好きの先生は、当然におかわり。下戸の人にも、「なっちゃん」(オレンジジュース)などがあって、しばし、くつろぎました。ハトちゃんもグラス1杯いただきました。
メンバーの中には顔が赤くなり、ほろ酔い気分になったり、分倍河原行きの送迎バスを羨む人も...。
結局、まだコースの半分ほどであったので先生を筆頭に歩くことに...。
ふるさと通りを進んで、右手に大東京卸売センター〔塀に、鮮魚や野菜などの販売、一般客大歓迎の文字〕を過ぎて、前方に総合体育館が見えて来て、その手前を右折すると、市民健康センタ
ー・いこいの森〔交通遊園やプールなどの他に、いこいの森には広場や池には各種のハス、釣堀などが点在〕内を冬の景色を感じながら、酔いを醒ましてゆっくりと歩きました(15:16)。
府中郷土の森博物館前まで先生が案内されて、入館料が200円かかると
言われ、パス(15:25)。最初の打ち合わせ時に、寄らないと話されていたのに。『先生、酔っ払ったのかなぁ?』
公園内を出て、今度は下河原緑道を左折して、新田川緑道の散歩道を歩きま
す(15:35)。ところどころ、道幅の狭いところもあり、中学生の下校時の自転車に注意して、気温が冷えて来るのを感じながら分倍河原駅方面へ。
住宅街を抜けて、中央高速道 が目の前にあらわれ、緑道も高速道路手前の高架に沿って続きます。また、道の脇には、分梅町といわれるだけに、梅の木が立ち並んでいます。
緑道終点前に分倍河原古戦場記念碑〔1333(元弘3)年、新田義貞軍が鎌倉幕府北
条泰家軍と戦った場所で、その後、鎌倉に攻め上り幕府を滅ぼした。新田氏の子孫により1935(昭和10)年に建立〕へ(15:53)。
その後、緑道とオサラバし右折して、高速道の高架下をくぐって、真っ直ぐ進み、
鎌倉街道を横断。右手に進むと、南武線と京王線「分倍河原」駅前へ。駅前広場には、新田義貞公之像が馬にまたがり、軍扇を掲げている勇姿が、夕日に映えて聳え立っていました(16:08)。いつもの解散時間よりも1時間ほど遅くなり、帰りは小生も、京王線と都営新宿線を利用してメンバーと共に本八幡駅まで。ここで、前日、チャリンコをJRの駅近くに置いて来たので、用のあった女性ウォーカーと2人だけ、JR中央・総武線で習志野まで帰りました。
まだ、妻が帰って来なかったので、超特急で夕食の準備。なんとか間に合いました。
サークルでは、12/21の市内ウォークが今年最後となります。
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