コロナ渦、従兄の告別式へ

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「リーン」1本の電話が8日、早朝鳴り響きました。からで、「従兄が一人暮らしで倒れて、死後2日経って発見された」とのこと。「死因はいまのところわからず、コロナの疑いもあるので警察が入る」ということでした。

その夜、ハトちゃんから従兄宅に電話して「検視の結果、コロナではなく、脳梗塞で倒れて、そのまま亡くなって、親族だけの告別式(家族葬)を10日に行う」とのことだったので、母の代理でご会葬に臨席する旨、伝えました。コロナではなかったので、ひとまず安心しました。

10日は早朝から何かと落ち着かない状態。告別式会場の最寄り駅までは自宅から電車で1時間半かかります。予定していた電車より1本早い30分前に今回の葬儀がある駅に到着。1時間半以上も時間があったので、式場手前にあった稲荷神社に参拝して、その後、町役場でテレビを観て軽食をすませ、インターネットで調べた地図どおりに歩いて行くと葬儀場に着きました。徒歩10分弱。

故人にはお二人の息子さんがおられて、20年前に父の兄(叔父)さんが亡くなられた際に、お会いして以来で、二人とも結婚され子供さんもいて立派な社会人になっていました。残念ながら、ご兄弟の叔母さんで、故人の妹であられる方は療養中で来られませんでした。時間があったので、長男の方からゆっくり話を聞いた後、近況を聞かれたので、「千葉・幕張方面から来ました。定年退職して10年経って、健康のため筋トレを地元の東部体育館で月10~15回やっています」と答えました。
すると、「習志野市東部体育館ですか? 私は体育館傍に住んでいます」と。何と、小生と駅で一つ、距離にして1㎞ぐらいの所にいる」とは。二人ともビックリ。「今度、会いましょう」ということになりました。何とも故人の縁というか、お導きがあったのか"世間は狭い"と思いました。

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さて、親戚も集まり全部で24名で小規模に、コロナ渦なので消毒や密を避けながらの式となりました。厳粛に進行して別れの挨拶後、出棺して、火葬場へと全員自家用車に分散して向かいました。

待合室では、喪主様(次男の方)から飲み物とお弁当がふるまわれて、雑談しながら写真やアルバムが回覧されて、故人を偲んで待ちました。火葬場は平日で全く混んでいませんでしたが、納骨まで2時間近くかかって遅くなりました。

白くなった骨を骨壺に入れながら、命のはかなさと時間の大切さを痛感した次第です。

帰りは親戚の車で最寄り駅まで送ってもらい、ちょうど始発電車が停まっていたので、ゆっくりと座って帰れました。家に着くと、ホッとしてどっと疲れが出ました。



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このページは、hatochanが2021年2月12日 13:48に書いたブログ記事です。

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