11月10日~12日の2泊3日、阪急交通社のミステリーツアーに参加。あらかじめ送られてきたパンフレットの写真から、1日目が札幌のジャンプ場、2日目の宿泊が洞爺湖畔ということがわかってしまいました。
ちょうど、北海道で新型コロナ感染者が急増して、旅行3日前には阪急から夜、電話があり、「1日目のホテルがすすきの地区ということで、もう一つ札幌駅前の京王プラザホテルを用意したので、どうしますか」と。ハトちゃんは、「キャンセルすると旅行代金の30%がかかることや、パンフレットに載っていた大浴場や朝食の魚介バイキングがあることから、最初のホテルに宿泊したい」旨、返答しました。
〔1日目〕
集合は羽田空港(ANA)10時。羽田空港(11:00発)→新千歳空港(12:35着)。機内で待機。というのも若い男性がマスクを着けるかどうかで、客室乗務員と一悶着。そろっても他の出発便が混雑して、離陸するまで30分近くかかりました。やっと飛び立って、新千歳は15分遅れ。
ロビーでツアー案内の添乗員(30代女性)とバスガイド(50代女性)が待っていて、今回のツアーはバス2台。2号車になり、約1時間半かけて次の観光地へ。外は朝方の雪が降り積もっていましたが、晴れました。車窓からは北海道の晩秋と冬の装い、白い雪と、まだ紅葉が残っているナナカマドやイチョウの紅葉も観られて、広大な大地が続く道をバスは走って行きます。ガイドさんも、座っての説明。コロナ対策で車内のマスク着用、乗降時の消毒など、感染対策をしながらの旅、旅
、旅...。
ガイドさんから「前日のツアーは吹雪いて、大変だった。本日は好天に恵まれて良かった」と。
最初の観光地は、1972年札幌オリンピックで会場にもなった大倉山ジャンプ場内の「オリンピックミュージアム」。長いエスカレーターを上って行きましたが、一人の女性が120段の階段を上って、ツアー客から「何、やっている人?」といわれていました。
会場前に着くと、右前方にあまりにも高い90m級ジャンプ会場の巨大で長いシャ
ンツェが出現。
寒かったので、ジャンプ台の上まで行けるリフトは断念。ミュージアム会場内で、札幌オリンピックの歴史や競技、道具やメダルなどをゆっくり見て回りました。また、スキー、ジャンプやアイスホッケーのゴールキーパーの模擬体験ができるアトラクションにも参加。1時間、楽しめました。
その後、いよいよ札幌市内に入り、すすきの地区へ。大通り公園やテレビ塔、市内の県庁や歴史ある建物を抜けて、泊まるホテルへ。結局、2号車は28名のうち、4名だけが指定のホテルへ。他は駅前の京王プラザホテルへ泊まることに。
できるだけ感染が多いすすきのから離れて、ホテル近くのジンギスカン料理(ラム肉)へ。ふだんはあまり食べないのでどうかと思いましたが、本場の肉は臭みも無く、肉も柔らかで美味しく、地域クーポンを利用して腹いっぱい食べました。
夕食後はホテルに戻って、外出はせず大浴場に2度入って就寝。
〔2日目〕
早朝は雪が降って、道端には雪が積もっていましたが、歩くところは除雪されていました。天候は晴れ。
京王プラザが先で、9時40分に「ベッセルホテルカンパーナすすきの」を出発。本日の最初は、世界的にも有名なお菓子「白い恋人」パーク。石造りの建物がすばらしい。至るところにメルヘンチックなインテリアでパーク内は家族連れで来ても存分に楽しめる場所。その名のとおり、恋人同士で来ればさらに盛り上がります。女性群が多いツアー客は大満足。
帰りに、お土産をたくさん買い込んでいる方も多く見られました。
パーク前には、サッカーJ1の札幌コンサドーレのスタジアムがあって、「白い恋人」の会社が援助して、隣地に建てたそうです。
次に、高速道路を飛ばして、ニシン漁で繁栄した小樽の町へ。こちらで寿司と洋食のバイキングが選
べて、昼食後、小樽の町を自由散策。食事をとったホテルの前に、雪化粧した小樽の倉庫群が観えました。20数年ぶりに来たので、変わっていないノスタリジックな雰囲気に感激。また、有名な北一硝子のお店にも入館、地元でしか手に入らないお土産店で買い物。観光客が通りやお店にだいぶ来ていました。
昼食後のバスは、旅の疲れか寝る人が多く、途中でガイドさんがときどき観
光説明。羊蹄山そばの道路を車が進んで行くと、途中で雪のため通行禁止。手前に看板などが出ていなかったので、バスはゆっくり十字路まで長い距離を戻りました。それにしても東京では考えられない、のんびりさにビックリ。おかげで、羊蹄山(蝦夷富士)をゆっくり観れました。
本日、最後のポイントは洞爺湖畔のサイロ展望台。ちょうど日の入りに間に合って、大島をはじめ数
個の島々と羊蹄山、昭和新山などの山並みがすぐ目の前に観れる絶好の展望台。眺望が良くて感動。展望台前の土産物店では有名な「わかさ芋」を販売。
30分の展望を楽しんだ後は、宿泊のSランクホテル「ザ・レイクビュー 乃の風」へ。全室オーシャンビューで、部屋の窓からは羊蹄山や洞爺湖が観れます。部屋も広くて開放感が半端ない。とくに良かったのは、7階の
大浴場・展望風呂、別館の昭和の湯が銭湯の雰囲気で、富士山の壁画、黄色いケロリンの桶、木の湯イスなど満喫できました。夕食後は散歩して、近隣のイルミネーションや打ち上げ花火が部屋から観れました。
さらに特筆すべきは
夕食と朝食会場ブッフェの広さと料理(和・洋・中)の豪華さと料理の味と品数の多さ、吹き抜け空間と眺望と、窓の大きさにビックリしました。Go To トラベルでなければ、なかなか泊まれないホテルです。
〔3日目〕
朝は9時半出発。時間から、どこの空港から出発するかはわかりました(新千歳空港)。バスで約30分。空港近くの「ノーザンホースパーク」へ。有名になったディープインパクトを育てた牧場で、広い
敷地内には、記念パビリオンやポニーショーを見せる建物など、また敷地内には放牧された馬たちや馬車、乗馬も楽しめます。
ポニーショーでは愛嬌のある3頭のポニーたちが愛嬌たっぷり演技をして、拍手喝采を浴びていました。
その後、名菓「ドレモ ルタオ」店へ。(ルタオは、小樽の反対読みで名づけた)各種お菓子のプレゼントもあり、ウィンドーショッピング。限定の生食パンを1本購入。帰宅後、試食するとやわらかくてパンが甘く感じられました。
新千歳空港へは早めに到着。空港では、残った地域クーポンを利用しての土産物購入と、昼食はラーメン市場内にあった旭川ラーメンで塩バターラーメンを注文。以前、出張で食べた旭川ラーメンの味を思い出しました。北海道の締めは、やっぱりラーメンですね。
新千歳空港(14:30発)に乗って羽田空港(16:10着)へは定刻よりも10分ほど早く到着。手荷物を受け取るのにちょっと手間取りましたが、早めにリムジンバス発着所に。
16:40発の京成津田沼駅着に乗ると、スイスイ走って行きよりも15分も速く到着。18時過ぎに帰宅。
コロナ感染で心配しましたが、何とか無事に帰ることができて、北海道の観光と食、お土産を楽しむことができました。
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