二度目のミステリーツアーに参加

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2月下旬のミステリーツアー(南九州)以来となる、ミステリツアーは二度目。10月18日(日)と阪急交通社のバスツアーへ。新型コロナの影響で、ツアーも控えていましたが、Go To トラベルが今月から始まったことと妻が退職したこともあって、感染防止をしながら出かけることに。

朝はひんやり。西船橋駅前7時集合。バスは49人乗りで35人が参加。後部左右3列は空いていましたが、その前は参加者で埋まりました。座席は指定。行く場所がわからないのが楽しみですが、チラシの写真やヒントから妻が、新潟方面だと推理。


すると、バスは一路、外環道から関越道へと向かいます。西船からの観光バスは1台。添乗員は体の大きい男性。感染予防の注意をお願いして最初だけ立っていましたが、あとは座っての観光ガイド。妻が窓側。我々は前から6番目。すぐ後ろはおばちゃんの3人グループ。帰りまで、大きい声で終始雑談で盛り上がり、少々迷惑でした。

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最初のトイレ休憩は、上里SAで集合時間厳守。次の休憩は約1時間半後に塩沢石打SA
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天候は昨日までの雨天と打って変わり秋晴れ。「晴れ女」妻の面目躍如。その後、群馬県の赤城山、榛名山や谷川岳などの山並みを眺めながら、日本で2番目に長い関越(水上~湯沢)トンネルを越えると、そこは雪国?ではなく、紅葉に少し早い湯沢のスキー場とバブル時に建てられたホテルやマンション群。価格はバブル後、どんどん下がり家賃は安いが、管理費が高いのと、首都圏からアクセスが遠いなどの理由で、現在はほとんど入所者が少ないそうです。途中、ガーラ湯沢のスキー場が見えましたが、雪景色はありません。

最初のスポットは、600年以上の歴史を持ち、上杉家の庇護を受けながら内戦にも巻き込まれたりで4度の全焼を受けた新潟県魚沼村の古刹、関興寺(禅三宗のうちの一つ臨済宗のお寺)添乗員の案内で、参道から境内へと進みます。参道の周辺は青い苔で覆われています。また高い木々に囲まれ、境内に木漏れ日が差していました。本堂に案内されて、お坊さんから寺のいきさつや逸話を聞きました。
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1578(天正6)年に景勝・景虎二子による家督相続争いによって起きた御館の乱(おたてのらん)で、大伽藍は、ことごとく焼失してしまいましたが、600巻の経文は、燃えないように味噌桶の中に埋められ、逃れることができました。以降、味噌の噂が広まり、御利益から味噌を分けて下さいと参拝する人があとを絶たなかったといわれ、「関興寺にお参りして有難い味噌を頂きましたか?」の問いかけとして「味噌なめたか」という言葉が生まれました。入口にも「みそなめたか」の看板が立っていました。

説明後は、建物内を自由見学。裏山前には、見事な池山水があり、境内散策では、苔を生やすために寺のボランティアさんが丁寧に雑草を抜いて苔を張る作業をしていました。

バス中で添乗員の話では、魚沼地区でも、南魚沼産の米が一番高く、この辺では個人販売も行っているとのこと。

続いては、約10分ほど乗って、買い物ができる魚野の里。新潟県魚沼産の米こしひかりをはじめせんべい類やシイタケや豆類、海産物、お菓子類、笹団子など、多種多彩の商品が安価で販売されていました。地域クーポンを2,000円ずつもらったので、いろいろな品物を見て選んで買いました。店の脇で販売していたおじさんの話が上手で、キノコ類を安く買うことができました。
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約30分の買物時間でしたが、結構、ウィンドーショッピングもできて、妻は大満足。

昼食は、国道17号線を戻って、先ほど見えた湯沢にある、レストハウス越後(錦鯉ランド)出入口周辺には、錦鯉が悠々と泳いでいて、水槽には稚魚もたくさん泳いでいました。
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食堂に案内されて出された料理は、ツアーとしては豪華。ズワイ
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ガニ一杯(大きさ中程度)とカニ飯、板ウニ、イカや明太子、ホタテ貝柱、甘えびの刺身、カニ味噌汁など。質量とも多くて、腹いっぱいになりました。カニの食べ方がちょっと時間がかかりました。
レストハウスでも地域クーポンが利用できましたが、こちらは品数が少なく、お土産品が少々割高。ハトちゃんたちは、魚野の里で全部使ってしまい、結果的に正解。

スケジュールでは、ボードウォークゴンドラの順でしたが、添乗員に入った情報で逆コースに。


ゴンドラがある苗場プリンスホテル前は、車の長い渋滞。

201018 (26).JPGその時、小生の腹具合が最悪に。魚介類を食べ過ぎて、腹をこわしてしまい、すぐにでもトイレに行きたい状態。バスはなかなか停車しません。添乗員は降りて団体乗車のきっぷ売場できっぷを購入。やっと戻って来て、降りると思いきや、バスはホテル前を過ぎて、さらに先へ。

やっとバスはゴンドラ山麓駅前で停車。すぐさま、前の参加者を押しのけて、駅の下にあるトイレへ。間一髪セーフ。安心して戻ろうとすると、チラシとカメラの間にあったゴンドラの往復乗車券が、流れている便器の中へヒラヒラと...。慌てて取ろうとしましたが、きっぷは無情にも穴の中へ消えてしまいました。

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仕方なく、ゴンドラ前で待っていた妻に事情を話し、添乗員にも報告。すると、添乗員さんが持っていた自分のきっぷをくださり、「自分は下で仕事をするから」と。

もう乗れないと思っていただけに、その親切に感謝!感謝!


添乗員の話では「混雑時は1台に4、5
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人乗りになります」と言っていましたが、行きも帰りもゴンドラは2、3人どまり。乗車してまずびっくりしたのは、ゴンドラの乗車時間。山頂駅まで20~25分かかり、全長は片道約5.5kmという日本最長の長さを誇り、美しい渓流の上などをアップダウンを繰り返しながら進む苗場ドラゴンドラドラゴンドラの名称は、山々の起伏がドラゴンの背中に見えるため。窓からは山頂近くに一部、紅葉が観られましたが、一面の紅葉にはまだ早い。右側にエメラルドグリーンの二居湖が見えてきます。下降する際の急勾配はジェットコースターに乗っているようで、高所恐怖症の小生はビビりました。

山頂駅に到着。ビックリしたのは、下りのゴンドラを待つ長蛇の列。標高1346mの田代高原付近は、肌寒くて、正面にゲレンデと貸しレンタルサイクルやバギー、遊び場、レストランなどがありましたが、集合時間に間に合わないとまずいので、まず並んで周囲を見回して時間をつぶしました。
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約40分待って、やっと乗れましたが、添乗員が言っていたように感染対策をきちんとしているので4、5人で乗車させれば、こんなに待たなくても良いのにと思いました。

同じバスのすべての参加者が山麓駅に着くも、集合時間に間に合わず15分遅れでバスは出発。苗場プリンスホテルをあとにして、約15分ほどでボードウォーク会場へ。

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ボードウォークは、木の板張りによる遊歩道のこと。木道(もくどう)とも呼ばれて、主に砂浜に設置されますが、他にも、湿地、河岸、砂丘など足場の悪いところに設置されます。出入口にはアート作品の彫刻や案内板があって、途中から森林浴をしながら、橋を渡って木道を進みます。ミズバショウの生地も群生地もありましたが、葉っぱのみ確認。その他、紅葉も少し観られました。時間の関係で、約1.7㎞の往復。バスの中は足を伸ばせないので、ウォークは気分転換になりました。


バスに戻って、国道17号線から三国峠(55カ所のカーブあり)を越えて、群馬の水上町へと抜けました。バスの運転手はカーブをうまく曲がって優良運転。途中、名湯の谷川温泉、水上温泉郷、猿ヶ京温泉街を見ながら、7月にオジン隊で行った上毛高原の月夜野IⅭから関越道に入りました。沼田を越えたころから渋滞につかまりました。休日なので仕方ないのですが、事故渋滞だそうです。


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とりあえず、赤城高原SAでトイレ休憩20分。そのまま15㎞の渋滞を我慢してノロノロ運転。添乗員と運転手のチャレンジで鶴ヶ島JCTから遠回りにはなりますが、空いていると思って圏央道から東北道へと向かいます。久喜IⅭから東北道に入りました。蓮田SAは、下り線側1カ所なため、高速道をまたいで行きますが、出入り口から渋滞でなかなか進みません。やっと、SAに着くころには、秋の日差しはつるべ落としで、暗くなりました。最後のトイレ休憩。マイカーは多いのですが、バスはだいぶ少ない。まだバスは密があるので避けられています。時間も遅くなって、西船の到着も午後9時過ぎの予想。コロナで車内飲食ができないため、参加者で補給する人も。


それでも東北道に回って正解。関越道は3件の事故が発生していたそうです。参加者は疲れて車内ではいびきをかく男性も。ほとんど目を閉じている人が多くなりました。

川口JCTから外環道に入ると、長いトンネルが続きますが走っている車が少ないので、急に時速80㎞以上で今までとは全く違って快適。約25分で原木(中山)の出入口へと。解散地点は集合の反対車線。運転手さんと添乗員さんの機転で8時45分に着きました。ボードウォーク後から約4時間かkりました。バスを降りる際、ゴンドラのきっぷの御礼を言って、見聞を広めたバス旅行を終えました。帰宅は10時ちょっと前。

コロナ感染の心配はありましたが、有意義な旅行ができたので良しとしましょう。


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このページは、hatochanが2020年10月20日 14:00に書いたブログ記事です。

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