〔足利〕
コースは;足利駅太平記館 足利市立美術館Cafe Lehue中橋渡良瀬橋福巌寺かふぇ あんでぃーぶ足利織姫神社北仲通り鑁阿寺史跡足利学校珈琲処 晴れ晴れ太平記館 足利駅〔約6km〕
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華々しくも厳かな北の鎌倉といわれている足利3度目の駅ハイ。ハトちゃんは、駅ハイいつでもコースで、2/6(土)足利の地を訪れました。
JR宇都宮線は、地方線としては通勤圏なので、列車本数が多くて
1時間に3本はあります。小山駅で両毛線に乗り換えて足利駅(9:09着)へ。
天候は快晴。1月にも足利七福神めぐりのコースがありましたが、積雪の影響で終盤中止になってしまったため、今回のコースとついでに桐生も自転車でめぐり、1日に2コース参加。
足利駅から3分ぐらい歩いて、国道293号線をはさんで、史跡足利学校
手前の太平記館〔NHK大河ドラマ「太平記」を記念して建てられた、地元の観光案内所も兼ねた売店〕がスタート地点。十数人のウォーカーと一緒に受付スタート
(9:16)。
今回はショートカットして、チェックポイントの織姫神社の往復コースと決めていました。
まず歩道橋下にある押しボタン式の信号を渡ると、堀がめぐらしてあって、足利学校の建物、敷地を横に眺めて進みます。
鑁阿寺手前の道を左折して、石畳の道に、うさぎや、たけや、銀丸商店といった老舗の黒い外装の店が立ち並ぶ町なかへ。
足利学校の出入口へ(9:21)。手前に足利尊氏の銅像がありました。
史跡足利学校は、1921(大正10)年に国の史跡に指定された日本最古の学校で、創建は奈良時代や平安時代など諸説があります。また、宣教師フランシスコ・ザビエ
ルが「日本国中最も大にして最も有名な坂東の大学」と世界に紹介して有名になりました。
県道67号線に出て右折後直進。
チェックポイントの足利織姫神社前へ(9:33)。織姫神社の男女の華麗な衣装の看板。
織姫神社前の交差点を渡って、石鳥居をくぐって急階段へ。229段の
急階段を上ると冬とはいえ、息が切れて汗が出て来ます。
足利織姫神社〔1300年の歴史と伝統を誇る機業足利の守護神を祀り、縁結びの神社と言われる〕境内の社殿他の外装は、新しくて鮮やか。参拝殿前でスタンプを押印。上(階段の最上段)からは、市街地が一望できます。
小休止後、急階段を降りて交差点前へ。信号を渡って、斜め前の北
仲通りを進みますが、商店もほとんど無くて飲食店が数店あるのみ。「足利学校」方面へ...。
まっすぐ進み、路地を入って左手の堀に沿って歩いて行くと、カルガモが数羽、堀の水辺に。
途中、織姫神社への道を尋ねる駅ハイウォーカーに会ったので、「北仲通りを
直進」と教えてあげました。
太鼓橋を渡ると、厳かな山門が建っています。境内へと(9:49)。
鑁阿寺(ばんなじ)〔1196(建久7)年、足利氏2代の義兼が創建。本堂が鎌倉時代後期の
禅宗様建築で国宝に指定されている〕の全容に圧倒
されます。広さだけでなく、各種
建物(経堂、多
宝塔、鐘楼などが重要文化財など。本堂は平成25年8月に国宝指定)が建っていて、広い境内や建物に
歴史を感じる厳粛な雰囲気が漂っています。ここに来ると落ち着くので足利に来ると、必ず立ち寄ることにしていて、参拝。
山門を出て左折。国道293号線に出て、すぐ傍の横断歩道を渡って、ゴールの「太平記館」へ(10:00)。
その後、3分ほどで足利駅
へ。10時10分発の両毛線上りで足利駅から桐生駅へと移動。
今回は、桐生駅ハイとのかけ餅だったので足利織姫神社の往復だけに。それでも日本最古の学び舎足利学校(外観)と、鑁阿寺を参拝して、歴史の町足利に触れられました(歩行距離は約3km)。
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〔桐生〕
コースは;桐生駅観光物産館わたらせ 光明寺妙音寺法経寺青蓮寺久昌寺鳳仙寺西方寺観光物産館わたらせ 桐生駅〔約12km〕
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両毛線は、全駅ドアは手動式。乗る人も降りる人も、ぼやっとしているとドアが開かないので、初めての乗降客は要注意。
10時27分に桐生駅に着くと、駅前の観光物産館・案内所わたらせへ。コー
スマップ〔チェックポイントが最初の光明寺とのこと〕と缶バッチをもらってスタート(10:29)。
桐生は何度も駅ハイ他で来ていますが、今回は「桐生七福神めぐり」。七福神めぐりは2回目で、前回は最後の西方寺で急に雲行きが悪くなって、近くの山手通りのセブンイレブンで雨宿りをしていると、雹が降って来てビックリした経験があります。
コースが、次の七福神まで、長いところで20分以上はかかるのと、全部で約12kmと比較的長いこともあり、駅に隣接する「桐生市民活動推進センターゆい」でレンタルサイクルが無料であったので借りることに。
自転車でまわるのは2回目になりますが、一般用自転車を借用。ちなみに、ハトちゃんは電動に乗ったことがありません。係員から「楽だ」と勧められましたが?
まず、駅北口のロータリーを抜けて、末広通
りを横断して間もなく、左手に上毛
電気鉄道の「西桐生」駅舎が見えて来ます(10:40)。モダンな洋風建築の駅舎は、1928(昭和3)年に建造したものです。
そのまま、道なりに山手通りを進みます。
Y字路の右手に、今回春の選抜出高校野球で甲子園出場する桐生第一高校の校舎と校庭。校門前の校舎には「甲子園出場」の横断幕が架かっています。
続いて、二つ目の信号を左折すると、途中、左手に宮本町の和洋折衷住宅街へ。木造平屋建ての母屋に、切妻屋根の洋間をつなげた和洋折衷住宅が見られます。
角に、光明寺の看板。丸くきれいに手入れされ
たマキの並木の奥に光明寺〔曹洞宗;天平年中創建。桐生七福神 弁財天〕へ(10:51)。山門脇にツツジがあり、ツツジの咲く頃は見事。
一段高い本堂脇にスタンプが置いてあり、押印。これでチェックポイントは終了しましたが、全部まわる計画だったので元の道を戻って、再び山手通りを左折して直進。桐生が岡動物園の下の道もありましたが、コースどおりに進みます。
間もなく、左側の道が、3mくらい高くなって行きます。通りを走る車がだいぶ下に見えます。しばらく一段高い提を進むと、左手に美和神社〔1200年以上の古
刹で、境内社である西宮神社は、関東で唯一総本社の直系分社〕への参道と境内が見えます。
今回は、立ち寄らずに先へ。
間もなく寿老人の妙音寺〔高野山真言宗;天文(1532~1554)年
以前の創建〕へ(11:04)。参拝。遠方に山々が観えて眺望が良かったです。
その後も山手通りを進みます。桐生工業高校を右手に見て、旧北中学校のグラウンドでは野球の練習中。
次の七福神は、野球グラウンドの脇道を入り、上り坂の右
手にある法経寺〔日蓮宗;明治23(1890)年創建。大黒天〕へ(11:12)。本殿、および境内は新しく、大したことはなかったのです。
その後、青蓮寺〔時派;天正3(1573)年創建。福禄
寿〕本堂は安土桃山時代の様式〕の境内〔多くの蓮、
睡蓮が咲くほか、桜や草木が多い〕を覗いて、再び山手通りを進みます(11:17)。
やっと、天神町2丁目のT字路で、国道122号線に出て、梅田町方面へ。10分ほどで右手に久昌寺(きゅうしょうじ)〔曹洞宗;寛永年間(1624~1644年)の
創建。恵比寿天〕へ(11:24)。境内は狭く、塀を囲った場所に本堂があるという感じで趣きはありません。本堂脇の小さな祠の恵比寿天が目立った程度。
さらに6番目の鳳仙寺へと向かいます。県道から左手に入った近道を進みます。
表参道奥にある鳳仙寺〔曹洞宗;天正2(1574)年創建。開
運厄除け大師として厄除祭を厳修。毘沙門天〕へ。大きな杉が聳え立つ山間いを進むと、途中、右側に
威徳の
瀧があり、その奥に彫刻が立派な山門や仏閣が荘厳な雰囲気の中に建っています(11:37)。また、市史跡の桐生城城主の墓などもあります。箒で掃く可愛い小坊主の像もありました。
最後の七福神の西方寺へも山手通りへ出る手前の道が最短コース。ゆるやかな上りで間もなく西方寺〔臨済宗;観応元年(1350)創建。現在の伽藍は桐生川ダ
ム工事により、昭和55年に移転再建。布袋尊〕に到着。桐生国綱が開基といわれる古寺で、桐生氏の菩提寺。山を切り開いた地に、広い境内と多くの墓地、高い多輪塔が墓の前に聳えています。また境内にはきれいな石庭(11:44)。
県道に出ると、苦い思い出のセブンイレブンがあり、桐生駅方面に引き返すことに。桐生女子高校が手前左手にあります。
桐生天満宮方面へしばらく直進。
桐生天満宮〔菅原道真公を祭神とし「天神さま」として親しまれている、関東五大天神の一社。社殿は1793(寛政5)年に建立。当時の建築装飾技術の粋を集めた建造物で、県の重要文化財。社殿は権現造で、本殿と幣殿の外壁に極彩色の装飾が施されている。桐生新町創設にあたり、現在地に遷座されたと伝えられる〕に立ち寄ると、本日は古民具骨董市で参道は賑わっていました(11:58)。
人を掻き分けて社殿などを参拝。社殿前には、牛が寝そべっている像があります。
境内・参道を抜けて、天満宮前の信号を渡って直進。
本町通りを桐生駅方面へ直進。
道の両側が桐生新町重要伝統的建造物群保存地区になっていて、1591(天正19)年
、徳川家康の命を受け、大官大久保長安の手代 大野八右衛門により新たに町立てされた在郷街として発展し、絹織物業を中心に発展してきた桐生を象徴する家並み群(主屋や土蔵、ノコギリ屋根など)が並んでいます。また、いろいろなオブジェが間隔をあけて立っています。
途中、無鄰館〔旧北川織物工場で、鋸屋根工場が現存されていて、現在は建築設計事務所のほか
創作工房として利用されている〕の外観を見ました。
本町2丁目の左手に、土蔵やレンガ造りの建物が目を惹きます。有鄰館〔かつては酒・味噌・醤油を醸造し、保管するために使用されていた江戸時代から昭和時代
にかけての11棟の蔵群が、舞台や展示、演劇、コンサートなど様々な用途に使用されている。まちなみ保存の拠点〕へ。 ※「有鄰」とは、孔子の「徳孤ならず必ず鄰あり」という故事から引用した言葉。
本日は、本町3丁目付近を中心に、アーケード下でフリーマーケットの楽市が行われていて、休日も重なり人通りも多い。
その後、本町5丁目の交差点を右折して、末広通りへと。桐生駅北口は駅前交差点を左折すると間もなく見えました。
駅前広場には、織物の町、桐生を象徴するカラフルな糸をデザインした塔が立っていました。
今回は七福神めぐりだったので、絹織物と発展し、歴史を伝える本町の伝統的建物群などは、さらっと見ただけ。自転車を返した後、向かい側の「観光物産館」でマップの押印確認してゴール(12:13)。自転車でも約2時間かかりました。
本日は足利、桐生と2ヵ所をまわり、8ポイントの荒稼ぎ。
帰りは、桐生駅(12:22発)から小山駅へ出て往路と一緒。発車は八木節のメロディー。最寄りの幕張本郷駅へは15時46分に着きました。あとで時刻表を確認すると、高崎回りでもほぼ同時刻だったので、調べておけば違ったルートで帰れたのにと後悔しきり。