「JR ウォーク」で 氏家雛めぐり(2回目)

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コースは;氏家駅右eプラザ壱番館  スタート右ゆうゆうパーク右浮島地蔵尊右草川遊歩道右今宮神社右瀧澤家住宅右おみやげ館右光明寺右寛方・タゴール平和記念公園右雛の駅(旧烏山信用金庫)右西導寺右eプラザ壱番館  ゴール右氏家駅

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〔氏家宿は、江戸時代に奥州街道下野国塩谷郡にあった宿場町で、白沢宿の次の宿駅。現在、栃木県さくら市にあり、市域には東京から栃木県を経て東北地方を結ぶ国道4号および鉄路JR宇都宮線(東北本線)が通る。JR氏家駅が宿の西側に置かれ、市街地化とともに宿並は廃れたものの、主要国道の経路が氏家市街地から反れているため、比較的静かな装いを呈している

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2月12日(金)、昨日の成東に続き氏家駅ハイに参加。幕張本郷駅(7:06発)から中央・総武線→上野駅7:57発(宇都宮線快速ラビット)を乗り継いで、氏家駅に降りました(9:45着)。最初は曇っていましたが、歩くにつれ晴れて来ました。

 

約70箇所の雛飾りと、珍しいお雛様&つるし雛を観るのが第一の目的。昨年2月160212 (1).JPGに初めて「氏家」を訪れて好印象をもち、今回も遠路はるばると。

 

降り立つや、構内に早くも人の背を超すつるし雛や雛段が出迎え。

  160212 (2).JPG駅前右手すぐのeプラザ壱番館2F(観光案内所)が受付。カラフルで華やかなお雛160212 (31).JPG様が所狭しと飾られています。名簿に名前を書いてマップ等をもらいスタート(9:53)。チェックポイントの場所と、終盤のポイントが変更された程度で他は同じ順。

 

階段を上って駅反対側の西口に出て直進。駅前の大通りは整 160212 (5).JPG備されていて道幅が広い。途中、地下道を抜けて直進。橋を渡って、五行川の川沿いに沿って進みます。川面が地面に近くて、ゆったり流れ、カモが密集している場所があり、川岸の日陰には残雪も見られます。

カラオケBOXを過ぎて、さらに川沿いを進むと、前方に一段高くなった土手と手前に広い駐車場。矢印に沿って石段を上ります。

 

160212 (7).JPG石段を上ると、広々とした鬼怒川の河川敷が続きます。左手の河川敷には、遊具や球技場があるゆうゆうパーク

 

晴れて、微風なので気持ちよい。舗 160212 (10).JPG 160212 (8).JPG装道路も広いんですが、横の芝生部分が広く、小生は冬枯れの絨毯のようにふわふわしている芝生の上を好んで歩いて行きました。

一直線のサイクリングロードは、正面に高原山や日光連山と広い河川敷が続きます。

 

20分ほど歩いて、土手の右にある階段を下りて、畑の横を通らずに国交省出張所前の細い道を通り近 160212 (12).JPG道をして浮島地蔵尊前へ。角に地蔵堂があり、横にお地蔵さんが立っていてました。

 

地蔵尊前を右折して真っ直ぐ進むと少し幅広の県道 160212 (13).JPGへ。右手の横断歩道までは面倒で、車はほとんど来なかったので、渡って雑木林の中を通り、五行川に沿った草川遊歩道へ。川のほとりを歩きます。水量は少なく、桜の古木が川岸に立っていて、散歩コースに適しています。

 

配水場を通り過ぎて気がつき、戻ることに。マップには案内の写真がありますが、矢印がほしいところ。道を進むと左手に国道293号線が見えて来ます。

コースは横断して「ギャラリー」前になっていましたが、ギャラリーは国道越しに外観のみ。そのまま国道を進みましたが、車の排気ガスが臭うのと、騒音が気になります。

 

160212 (15).JPGT字路になっている馬場南の長い歩道橋を渡り左折して、国道4号線(奥州街道)へ。こんもりした森が見える今宮神社をめざします。

 

ゆっくりとした上り坂で、陸橋を渡り東北本線を眼下に見て、黒磯方面へと向かいます。信号間が長いことを知っていたので、前の歩道橋で神社側に出て正解。

 

細い道をまわって、神社の正面へ。今宮神社〔創建より950年の歴史を持つ。平安時代1060(康平 160212 (19).JPG 160212 (17).JPG 160212 (18).JPG3)年に創建されて後、1300(正安2)年に勝山城主氏家氏の崇敬により、氏家24郷総鎮守として現在の地に遷宮された。境内の大イチョウは樹齢700年の古木で、県銘木百選。本殿、楼門、天保飢饉絵馬、奉納句額等が町指定文化財〕。

出入口から社殿手前の両脇に明り取りが並んでいて、境内には十二支社を祀る社屋があったり、当地方を代表する古社にふさわしく荘厳な雰囲気。

 

参拝後は、奥州街道沿いにある瀧澤家住宅〔明治の実業家、瀧澤喜平治の屋敷〕長屋門は昨年観たので、今宮神社前の道を南下してまちの中心街へと。ショートカット

 

途中、右手に酒造があり、さくら市役所の先で県道181号線にぶつかり直進して四つ角へ。

左の角に「まちかど館」があって、入館して、多数のつるし雛飾りや雛人形がきれいに飾られていま 160212 (22).JPG 160212 (20).JPG した。また、きれいな押し花作品も観賞させていただきました。 お茶と菓子のサービスもあり、数分ガイドさんの話をを聞けてちょっと一休み。

 

通りの両側に雛めぐりの店が集中しています。まちのあちらこちらのお飾り処には、赤いのぼりが立っていて、ウインドショッピングならぬ「雛ショッピング」。スタンプラ リーも実施しています。160212 (21).JPG

続いて、隣りのお菓子の花月堂「おみやげ館」に立ち寄って、チェックポイントの押印。お土産の販売の他、手作りの洋服や手芸などの展示販売。

 

 

その後、光明寺山門を入ると、正面に見える岩上に安置される青銅像の不動明王坐像が目を惹き 160212 (23).JPG 160212 (24).JPGます。県文化財。丈六仏といわれる大きな仏像なため、奥州街道を1800分の1で 描いた絵巻物『奥州道中分間延絵図』にも描かれていて、高さ3mの憤怒の像で、露天に鎮座(露座)していて、鬼の形相に圧倒されます。

 

次は、その先の寛方・タゴール平和公園荒井寛方(1878~1945)はさくら市生まれ、仏画の業績を顕彰するとともに、寛方とインドのノーベル賞詩人で思想家のタゴールとの友情を記念して作られた公園〕へ。 園内には 160212 (25).JPGタゴールが寛方に贈った惜別の詩を刻んだモニュメント、寛方の代表作を陶板画にして飾ったギャラリー、茶室やせせらぎ配した庭園がありました。長細い形で、1周ぐるりと散歩ができるようになっています。

 

 

コースの手前、左手に旧烏山信用金庫跡雛の駅。つるし雛をはじめ雛壇、目玉は1.8mもある巨 160212 (29).JPG 160212 (28).JPG大な苺の形をした「とちおとめ雛」2体。愛嬌のある顔でファミリーに人気。今年から雛の駅へ引っ越して来ました。ベンチもあって、ゆっくり観賞できます。

最後は、駅前通りに出て、西導寺 〔1191(建久2)年に氏家氏の始祖で勝山城を築 160212 (30).JPGいた宇都宮公頼が開いたとされる古寺〕へ。

古風な鐘楼の左手に本堂や弥勒堂が配置されて、建築物・彫刻はなかなか立派です。

 

ゴールで、名簿に記入すると本日の参加者は12名。きれいな雛人形の絵はがきプレゼントがありました。受付の女性に御礼と感想を言って駅へと向かいます。160213.JPG

160212 (32).JPG氏家駅横に、屋根付きのコンクリート柱で囲まれた広場があり、若者がストリートバスケで遊んでいました。昨年はコンサートが開かれていました。

 

帰りは宇都宮行(11:56発)で宇都宮駅へ。始発だったので23分待ちで湘南新宿ライナーの快速(12:34発)に乗りゆっくり座って、軽食を頬張りながら赤羽経由で幕張本郷駅(14:55着)へ。

2回目の氏家雛めぐりでしたが、春を感じ、地元の人たちの年間イベントとして力が入っているのを感じ、また熱い地元の人たちの人情を感じた駅ハイで、とても印象に残りました(小生の歩行距離は約8km)。

 

千葉からは片道約3時間とかなり遠いですが、鬼怒川堤防からの広々とした眺めと華やかな古雛・つるし飾りを観賞できて華やいだ気分になれた雛めぐりに...。

 

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このページは、hatochanが2016年2月13日 07:43に書いたブログ記事です。

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