コースは「成田山公園巡りと体力測定で健康チェック」
約7.5km;成田市観光案内所前 栗山公園電車道成田山総門前成田山新勝寺成田山公園成田国際文化会館根木名川遊歩道成田山表参道なごみの米屋総本店成田駅
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11/8(日)天候は曇りのち晴れ。朝方まで降っていた雨も上がり、駅ハイ成田(京成本線京成大久保駅から普通45分)乗り換えなしで行ける「京成成田」駅へ。
降りてからJR「成田」駅までは徒歩3分。駅前で受付10分前から間隔を開けて待ちましたが20名ぐらいで少ない。待ち時間に成田駅横の観光案内所に立ち寄って、周辺の観光チラシを2種類いただきました。
受付後、駅前ロータリーを直進し、表参道前の交差点を通り越して、坂を
下ります。成田市商工会館を過ぎると、京成線の高架下をくぐって、左側の駐輪場内の階段を降りると、芝生広場
が広がります。駐輪場前には立派な成田市役所の建物。芝生が広がる中に、ミニSLのレールがあり、その奥にD51蒸気機関車の車両が置かれていました。なお、コロナの影響で今年は一度もミニSLが走っていないそうです。栗山公園は、1973(昭和48)年に開園し公園内の上空には京成本線が走っていて、ちょうど成田スカイライナーが通過。
「成田」というと、新勝寺の参拝でしか来なかったので、こんな憩いの場所があるのを初めて発見。園内を抜けて坂を上ります。この道は電車道と呼ばれ、明治時代後半に開通した県内唯一の路面電車(成宗電車)が成田山山門前~宗吾霊堂前を、1944(昭和19)年まで走っていました。
途中、レンガ造りのトンネルが2カ所あり、面影が残っていました。道なりに直進し、突き当りを左折して間もなく、成田山新勝寺の大きな総門〔総ケヤキ造りで、楼上に不動明王など八体の生まれ歳守り本尊が泰安されている〕。成田が海外からの日本の玄関ですが、コロナ渦で外人観光客をほとんど見かけません。反対側に、新勝寺の信徒や檀家さん、ガイドが休憩できる「信徒会館」が立っています。
総門をくぐって、階段の上に仁王門。絢爛豪華という感じ。右手
の池に亀の像。背に投げ銭が乗
っています。仁王門の上の広い境内右手に、三重塔が色鮮やかに聳え立っていて、形、バランスが美しい。さらに右手には、鐘楼なども...。広い境内の正面に、大本堂。
願いを込めて参拝。その後、大本堂右手奥から裏手に広がる広大な成田山公園へ。
成田山公園〔東京ドーム約3.5個分 (16万5000m²)にも及ぶ広大な公園。仏教の生きとし生けるものすべての生命を尊ぶという思想が組み入れられ、不殺生を表す尊い生命をはぐくむ場となっている。園内各所には松尾芭蕉や高浜虚子など著名な文人たちの句碑があり、先人の足跡を感じることができる。四季折々の花木が楽しめる〕出入口には、名前が書かれた門があり、石段を上がってくぐり園内に入ると、すぐ紅梅と白梅の木があり、梅林が続きます。大きな木に囲まれていてヒンヤリしています。
本日は、山道を下って、平和の大塔方面へ。文殊の池から続く三つのだんご3兄弟のような、龍樹の池、龍智の池へと紅葉した木を探しましたが、数本のみで、まだ一週間ほど早かったようです。ちなみに「紅葉まつりは11月14日~29日」。
池のまわりの松の古木の枝ぶりが美しく、手入れが行き届いていて、浮御堂や水琴館も風情があります。
その後、赤を基調として、大きな平和の大塔〔高さ58m〕の
真言密教の荘厳な仏塔〕前を通って、左手に下ったところに、雄飛の滝〔高さ約20m〕が勢いよく落ちていました。元の道に戻って階段を上がって出入口へ。
光輪閣横に出ると、広場ではちょうど菊花展
が開催されていて、観光客がその美しさに感嘆。なでしこなど色とりどりの花が咲く花壇が真ん中にあります。
本来のコースは成田山公園~根木名川遊歩道へと向かいますが、ハトちゃんは新勝寺から帰宅の途へ。
出入口付近に弁財天堂、 大師堂があり、表参道へ。ゆるやかな上り
坂を進んで行きます。通りの両脇には、有名なうなぎや食事処、お土産店や飲食店が立ち並び、観光客が立ち寄って買っている姿も。両脇の店を覗きながら歩いて行くと、右手に「米屋本店」があり、羊羹の歴史がわかる「成田羊羹資料館」もあります。通りには、干支の石像が立ち並び、石のベンチも設置されています。
千葉興銀手前左側の公園横から、京成線への近道という表示がありました。その道を進んで、道路上を通る陸橋(開運橋)を渡ると「京成成田」駅前へ。寺から約15分。ゆっくり歩いて20分といった所でしょうか。
本日の歩行距離は、約4㎞で1時間程度。一人で歩く駅ハイは、2月以来で8カ月ぶりということに。
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