約1カ月前からヒヨドリがつがいで、玄関横のカクレミノの木にやって来るようになりました。ちょうど、葉っぱが茂っていて外敵に見つかりにくい場所。玄関を清掃していた時、何気なく下を見るとビニールひもの屑が落ちていて、「変だなぁー」と。すると2~3日で見事な巣を作ってしまいました。その後、メスが巣の中にいて、オスが電線で見張り役。近くを通ると、鳴き声とともに、メスもいったん巣から離れて、また人の気配がなくなると巣に戻っていました。
しばらくすると、交替で餌を運ぶようになりました。この頃、姿が見えなくなったので、いないときを見計らって、脚立で巣を覗くと巣の周りが少し崩れていて、中はもぬけの殻。きっと、雛が巣立って、飛んで行ってしまったのでしょう。
昨年も同じ場所に巣を作っていたので、同じヒヨドリだったのかも?雛鳥が無事に生き残っていることを願うばかりです。
【参考】ヒヨドリは、自分たちの力だけで巣を作りあげることから、繁栄や立身出世の象徴と考えられていて、自宅に巣が作られると縁起がいいとされています。巣が完成すると、メスは3~5個の卵を産み、2週間ほど抱卵をします。孵化した雛の世話はオスとメスで共同でおこない、わずか10日ほどで巣立ちの時を迎えます。巣作りから巣立ちまでで、約1カ月間しかないのです。
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