3月22日、3連休の最終日。東京では桜(ソメイヨシノ)が、平年より12日、昨年より5日早く満開になりました。しかし、今春は新型コロナウイルスの感染で、花見をする人が少ない。宴会をする人は見られず、マスクを着けて家族ごとにゆっくり花見を楽しむ光景が目立ちました。歩きながら花見をしたり、写真を撮る程度。それでも確実に桜が咲いて、日本の四季の移り変わりを感じました。
さて、ハトちゃんはいつもはこの時期、観桜のため駅ハイに出かけていましたが、今のところ3月31日まで全コース中止になっているので、仕方なく近所の公園と中学校の花見で代替えすることに。
千葉は、東京に比べ少し開花が遅く、六分咲き程度。自宅の坂道を下って3分ぐらいのところに、特別養護老人ホームがあります。その前に、芝生広場が広がる「屋敷ふれあい公園」。園内にはベンチもあり、春の陽光を浴びてハナモモやソメイヨシノが咲き、コロナ問題で不安な気分がなごみます。久しぶりに、こどもたちの明るい笑顔にも接することができました。
翌23日は、眼科受診のためポツポツと雨の中、チャリンコをとばして診療所へ。早朝、いつもなら中学生が通る「ふれあい通り」も、生徒の姿はありません。通りで生徒たちを見かけたのは、卒業証書授与式の日だけ。
通りに面して桜並木だけが目立ちますが、やはりこの道を生徒たちが歓声をあげて通る姿が待ち遠しくなりました。桜の古木の中に1本だけ、太い幹の横から枝木が生えていて、しがみつくように地面から50センチぐらいまで花がいっぱい咲いている珍木があります。さらに、ふだんはなかなか入れない中学校の校門が開いていたので、事務の方に断って、校庭内の桜を撮影させてもらいました。
習志野市の桜の名所である、京成大久保駅周辺のハミングロードで毎年開催される「さくらまつり」(イベント)も残念ながら中止となってしまいました。
仕方がないので、天気の良い日にゆっくりと歩きながら花見を楽しむしかありませんネ。
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