千葉健生病院健康友の会の「友の会だより」の記事を、本紙2月号に投稿しました。500字以内の限定で書いたものです。
以下、原文のまま、掲載いたします。
「鼓動」の執筆を引き受けてから、ちょうど1年・3回目になる。広辞苑によれば、「ふるえ動くこと」と記載されている▼自分なりに解釈すると、社会事象が良くも悪くも動いて、その現象について考察することになる▼天変地異・災害など自然現象は甚大な被害を引き起こすが、昨今の地球温暖化や政治・経済・社会などで報道されるのは人為的に間違った方向を指し示しているものが大半。自国の利益のために国際協力を踏みにじったり、経済摩擦による不安定な各国間の貿易、そして繰り返される戦争などは、良識と理解を持って努力すれば減少できるのではないか▼我が国の政治もしかり。新年になり、「桜を見る会」の安倍首相をはじめとする政府が招待者の私物化、カジノを含む統合型リゾート(IR)に伴う汚職事件や選挙運動員への違法な報酬など、説明責任を果たすと言っては逃げて不都合なことは拒否し、ごまかしの姿勢に反省は全く無い。一層の疑惑により政治不信は高まり、政権運営はアウト▼国民が凝視し批判精神を持ち続け、良い方向にふるえ動かしてこそ、「住みやすい国」になり、自国を見る目も向上すると思う。
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